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短歌味体Ⅲ 1819-1820 即興詩シリーズ・続

2017年06月23日 | 短歌味体Ⅲ-3

[短歌味体 Ⅲ] 即興詩シリーズ・続
 
 
 
1819
負の世界生きる者は
句点ひとつも
言葉の手がふるえてしまう
 
註.「負の世界」は、大原富枝『アブラハムの幕舎』の世界イメージ。
 
 
 
1820
飛び石の石と石との
間(あわい)には
無数の言葉の死が横たわる


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