詩『言葉の街から』 対話シリーズ
1526
たぶん人は我知らず
あっつ熱の
言葉というものを手にしてしまった
1527
(語りたくない) (書きたくない)
ということが
言葉の始まりにはあったろうか
1528
習いたての小さい子は
よちよちと
くり返す言葉道をたどってくる
1529
それは戻り道のない
言葉の街への入口
(前に進むしか道はないんだよ)
1526
たぶん人は我知らず
あっつ熱の
言葉というものを手にしてしまった
1527
(語りたくない) (書きたくない)
ということが
言葉の始まりにはあったろうか
1528
習いたての小さい子は
よちよちと
くり返す言葉道をたどってくる
1529
それは戻り道のない
言葉の街への入口
(前に進むしか道はないんだよ)