詩『言葉の街から』 対話シリーズ
1419
(魚が暗い水面を
ぴしゃり
と打つ)イメージが訪れる夜
1420
〈魚が泳いでいる〉と記す時
言葉は
この時代いまここに瞬時に出航してきた
1421
この時代の深みから言葉は
色香をつけて
ゆらゆら漂い出してくる
1422
〈青い夜〉と言えば、ほら
昼間でも
青い夜がゆっくりと立ち上がる
1419
(魚が暗い水面を
ぴしゃり
と打つ)イメージが訪れる夜
1420
〈魚が泳いでいる〉と記す時
言葉は
この時代いまここに瞬時に出航してきた
1421
この時代の深みから言葉は
色香をつけて
ゆらゆら漂い出してくる
1422
〈青い夜〉と言えば、ほら
昼間でも
青い夜がゆっくりと立ち上がる