詩『言葉の街から』 対話シリーズ 106-108 2020年01月31日 | 詩『言葉の街から』 詩『言葉の街から』 対話シリーズ106言葉はやわらかな日差ししなびた心にみどりを散布する107言葉は鋭い兇器心は引き寄せられザクザク ザクザク108言葉は大気のように湧いている知らぬ間に湧く言葉もある
詩『言葉の街から』 対話シリーズ 103-105 2020年01月30日 | 詩『言葉の街から』 詩『言葉の街から』 対話シリーズ103椅子に座り、改まってお決まりの話し合いのコースを歩まなくっても104ぼくとねこぼくと大空ぼくと・・・歩いてくる人、対話は尽きない105言葉を覚えた、それ以前の空気に揺らぐ揺るがす言葉模様
詩『言葉の街から』 対話シリーズ 100-102 2020年01月29日 | 詩『言葉の街から』 詩『言葉の街から』 対話シリーズ100ほんとうに、お隣さん何やってんだろう時間の肌色がぼくと違うな101同じ電車に同席しててもアイマイミーユーユアユー 進行して行く102あ 木の葉があい・えおうと紅葉してるぼくの中を棚引いてゆく
詩『言葉の街から』 対話シリーズ 97-99 2020年01月28日 | 詩『言葉の街から』 詩『言葉の街から』 対話シリーズ97箸を上げ下ろすこの世界ばかりは重力が強くって強くって98そんなの気にしないわよと別イメージ膨らませても とっとっと重力圏落下!99月のことはわからないわイメージイメージイメージ!重力引力圏稼働中!
詩『言葉の街から』 対話シリーズ 94-96 2020年01月27日 | 詩『言葉の街から』 詩『言葉の街から』 対話シリーズ94いいんだぜ 思いっきり走って飛んで跳ねてきみはきみ、ぼくはぼく のんびりやるさ95知らない人の幸不幸そりゃあいい感じいい気分に越したことはないと思うな96そんなとこから突き抜けて人の心を漁(すなど)る時 えっ!きみたちは誰?
詩『言葉の街から』 対話シリーズ 90-94 2020年01月26日 | 詩『言葉の街から』 詩『言葉の街から』 対話シリーズ90ぼくの税金分の使い込みはまあ許そうけど電波の波乗りで僕ん家に侵入するなよ91おりんぴっくなんて(どうでもいいさ) いいさ若い頃の口癖でつぶやいてる92「感動」イラン「元気」もイラン癒され国の下心くっついてくるなよ、キモチ悪!93そんなふうに見えた聞こえたそれを記しただけそれで〈批評〉にもなってるはずさ
「データベース・吉本隆明を読む」2019年12月の更新情報 2020年01月25日 | データベース「吉本隆明を読む」 「データベース・吉本隆明を読む」2019年12月の更新情報データベース・吉本隆明を読むhttp://dbyoshimoto.web.fc2.com/ 12月の更新の情報「言葉の吉本隆明②」に、2019.12.02 新規項目631 「西欧の大波のかぶり方」を新たに追加。2019.12.13 新規項目632 「晩年の言葉 ⑪ ―歴史の主流の推移について」2019.12.21 新規項目633 「文字が始まる段階」「言葉の吉本隆明③」に、2019.12.06 新規項目007 「『固有時との対話』を可能とした四つの条件」2019.12.09 新規項目008 「ささいなことから」2019.12.21 新規項目009 「『白川静伝説』から」 新規項目010 「誰かがやっている」「言葉の吉本隆明④」に、2019.12.26 「はじめに」2019.12.26 新規項目 1「優れた芸術品」
詩『言葉の街から』 対話シリーズ 87-89 2020年01月25日 | 詩『言葉の街から』 詩『言葉の街から』 対話シリーズ87聞こえて来るCMが崩れる砂のようにぼくの耳の中息絶えていく88一緒に・・・やろう・・・2020オリンピック・・・ピック89いっ・・・や・・・・・に・・・・おりん・・・おりん・・・ぴくぴく
詩『言葉の街から』 対話シリーズ 83-86 2020年01月24日 | 詩『言葉の街から』 詩『言葉の街から』 対話シリーズ83親方と呼ばれても〈そこ〉そこだけは黙守しなくてはと誓ったか84次代に譲ってからは〈そこだけは〉はやすやすと飛び越されて85ひねくれた父ちゃん坊やが政治して〈そこだけは〉が次々となぎ倒されていく86ひび割れてひそかにあふれる非歌(ひか)歌うブラック、ブラック、ブラック!
詩『言葉の街から』 対話シリーズ 80-82 2020年01月23日 | 詩『言葉の街から』 詩『言葉の街から』 対話シリーズ80「みんな」から見えないところ負の魂がイスの近くに佇(た)っている 註.「負」について 大原富枝自身は、こう言っている。 ――私が書く作品はあくまで「負の世界」に生きて徹するものばかりです。なぜ中途半端な幸福などを書く必要がありますか。人間は、そして女性は、最初から「負」を背負って生きてきて、「負」を埋めるために生きているものなのです。(松岡正剛 千夜千冊 0741夜 「婉という女」より)81負ゆえに石を投げられても生きていくふふふと時には微笑む82深い井戸を底まで降りるそんな冒険しなくても人は皆スペクトラムを生きる