詩『言葉の街から』 対話シリーズ
4905
カボチャが小さな実を付けていた
黄色くなって枯れていくものもあり
日毎に大きくなっていくものもある
4906
人間世界にずいぶんなじんできたから
カボチャが小さな実を付け育っていく
のをふしぎに思わない場所にいる
4907
そんな場所から眺めていても
〈ふしぎだなあ〉
と止めようもなく言葉が湧いてくる
4908
人の世界と大自然とに
またがると
いつもの自然な光景がゆらゆらしてくる
4905
カボチャが小さな実を付けていた
黄色くなって枯れていくものもあり
日毎に大きくなっていくものもある
4906
人間世界にずいぶんなじんできたから
カボチャが小さな実を付け育っていく
のをふしぎに思わない場所にいる
4907
そんな場所から眺めていても
〈ふしぎだなあ〉
と止めようもなく言葉が湧いてくる
4908
人の世界と大自然とに
またがると
いつもの自然な光景がゆらゆらしてくる