宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

新米販売会を開催しました

2021年11月02日 13時05分37秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和3年10月20日(水)に石巻合同庁舎で令和3年産新米の販売会を開催しました。
 この販売会は石巻地域産の新米の販売促進のために水産漁港部が毎月第3水曜日に開催している「みやぎ水産の日販売会」に併せて実施したものです。
 当日はJAいしのまきの協力のもと,「だて正夢」と環境保全米の「ひとめぼれ」,「ササニシキ」を販売し大変好評でした。
 コロナ禍による販売不振や米価下落など県産米を取り巻く環境は厳しい状況が続いていますが,今後も各種販売会の開催等により継続的な販売促進を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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オリーブの収穫が始まりました。

2021年11月02日 13時01分55秒 | ⑨大規模自然災害等からの復旧・復興

 石巻市では平成26年からオリーブの栽培を行っており,現在,旧北上町,旧河北町を中心に4haほどの栽培面積があります。
 今年は例年よりも生育が早まったことから,昨年よりも20日早い令和3年10月25日に収穫を開始しました。
 最高級のオリーブオイルであるエキストラバージンオイルを製造するには,着色前の緑果を収穫し速やかに搾油を行う必要があります。このため,当日は収穫から搾油までの一連の作業がスムーズに行えるよう収穫と選果,搾油の各班に分かれて作業を行いました。
 今年搾油されたエキストラバージンオイルは仙台の百貨店で限定販売される予定となっています。まだ若木が多く収穫量が少ないため,いまのところ販売できる数量は限られていますが,樹の生長とともに収穫量・販売量も増えていきますので,今後,石巻産のオリーブオイルをお見かけの際は是非お求めいただき御賞味ください。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第二班
  TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999 


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カーネーションのIPM・産地表示販売検討会を開催しました

2021年11月02日 08時10分14秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 名取市花卉生産組合のカーネーション生産者は,化学合成農薬だけに頼らず天敵を活用する等,様々な技術を併用して病害虫の発生を抑制するIPM(総合的病害虫管理)と,消費者が産地名を認識して切り花を購入することができるよう,販売段階で産地名を表示する産地表示販売の実証に取り組んでいます。

 普及センターでは,令和3年10月22日に,カーネーションIPM・産地表示販売検討会を名取市高柳集会所等で開催し,各テーマの今年度上半期の実証結果を生産者と関係機関で共有して,今後の取組に向けた意見交換を行いました。

 IPMの検討では,普及センターによる天敵を用いたハダニ防除対策等の結果報告に加え,4名の実証農家から,取組内容や効果について説明をいただきました。また,産地表示販売の検討では,今後予定している産地紹介用のしおり作成や販売実証の計画についての検討を行いました。各テーマとも出席者から数多くの報告や意見があり,活発に情報交換が行われ,有意義な検討会になりました。

 普及センターでは,今後も,新たな栽培管理技術や販売手法の導入に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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