平成28年8月2日(火)に栗原市内で「JA栗っこ転作大豆栽培現地検討会」が開催されました。本検討会はJA栗っこが主催し,市内の大豆生産者やJA営農センター職員,農薬メーカー等25名ほどが参加しました。若柳地区のミヤギシロメほ場と志波姫地区のタンレイほ場各1か所で現地検討を行ったあと,JA栗っこ志波姫支店で総合検討を行いました。
現地検討では,生育状況を見学するとともに,耕種概要や今後の管理予定等について確認しました。会場となったミヤギシロメほ場では,播種後の乾燥傾向により一部で出芽ムラが見られ,その影響で欠株や生育量のバラツキが見られました。タンレイほ場は播種後の出芽は概ね良好で,その後の生育も順調でした。
管内全般では,適期に播種され初期生育が良好だったほ場は,その後の生育も概ね良好でしたが,6月中旬以降は多雨・寡照傾向となったことから,播種が遅れたほ場も多く見られます。また,適期に播種されたほ場でも播種後の乾燥による出芽ムラや梅雨時期の湿害により生育がやや悪いほ場が散見されます。
総合検討では,普及センターから改めて今後の栽培における注意点を説明しました。
特に雑草防除,病害虫防除については,ほ場によって生育にバラツキがある中で,大豆の生育状況に合わせた管理の徹底と病害虫の適期防除について重点的に説明しました。また,参加した農薬メーカーからは,各種薬剤の特徴や注意点等について情報提供が行われました。生産者からは,昨年被害が多かった害虫の防除に関する質問やミヤギシロメの倒伏防止を目的とした摘芯技術に関する質問が出され,有意義な検討会となりました。

現地検討の様子

総合検討の様子
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144
現地検討では,生育状況を見学するとともに,耕種概要や今後の管理予定等について確認しました。会場となったミヤギシロメほ場では,播種後の乾燥傾向により一部で出芽ムラが見られ,その影響で欠株や生育量のバラツキが見られました。タンレイほ場は播種後の出芽は概ね良好で,その後の生育も順調でした。
管内全般では,適期に播種され初期生育が良好だったほ場は,その後の生育も概ね良好でしたが,6月中旬以降は多雨・寡照傾向となったことから,播種が遅れたほ場も多く見られます。また,適期に播種されたほ場でも播種後の乾燥による出芽ムラや梅雨時期の湿害により生育がやや悪いほ場が散見されます。
総合検討では,普及センターから改めて今後の栽培における注意点を説明しました。
特に雑草防除,病害虫防除については,ほ場によって生育にバラツキがある中で,大豆の生育状況に合わせた管理の徹底と病害虫の適期防除について重点的に説明しました。また,参加した農薬メーカーからは,各種薬剤の特徴や注意点等について情報提供が行われました。生産者からは,昨年被害が多かった害虫の防除に関する質問やミヤギシロメの倒伏防止を目的とした摘芯技術に関する質問が出され,有意義な検討会となりました。

現地検討の様子

総合検討の様子
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144