宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原農業士の経営を互いに学びあう

2015年09月29日 16時14分04秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成27年9月4日(金)に,平成27年度栗原農業士会経営状況相互視察研修会(会長:大内一也,会員24名)が開催されました。
 本研修会は,会員が農業経営の発展に役立てるため,お互いの経営状況を視察しあうもので,今回は高清水,瀬峰地区の農業士宅を訪問しました。
 当日は,宮城県農業大学校の先進農業体験学習で栗原市内で研修を受けている学生も参加し,農業士の経営状況や今後の展望について勉強しました。
 高清水地区では指導農業士の佐藤悟氏園地を視察し,果樹(りんご)栽培や複合経営の取組状況について説明を受けるとともに,収穫したばかりのりんごを試食し,品種による食味の違いを学びました。
 瀬峰地区では3名の農業士宅を視察し,指導農業士の鈴木きえ子氏宅では肉用牛の一貫経営(繁殖・肥育)や肥育牛舎での飼養状況について,また,青年農業士の高橋博文氏宅では酪農・水稲を中心とする複合経営,削蹄業,もち加工の取組について話をうかがいました。最後に,指導農業士の大内一也氏宅を訪問し,水稲,カボチャ(露地),ミニトマト(施設)を中心とする経営状況を視察するとともに,瀬峰地区での循環型農業の取組「瀬峰農場」について学習しました。
 研修会終了後は,大内一也氏宅敷地で情報交換会が開催され,農業士や4Hクラブ員等が地域や世代,業種の違いを越えて栗原農業について語り合い,有意義な交流が行われました。


  <女性農業士から畜産経営の話を聞く>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 
FAX:0228-22-5795・6144

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田の沢機械利用組合(気仙沼... | トップ | 仲間の新たな取り組みを応援 »
最新の画像もっと見る

地域農業を支える意欲の高い担い手確保」カテゴリの最新記事