去る6月4日に大崎地域の遊休農地等を活用した安全な自給飼料の増産と,個々の農業者の枠を超えた広域的な需給調整体制の構築や飼料受託組織の育成等に向け「大崎地域自給飼料生産連携研究会」が発足し,同日第1回研究会が開催されました。
東北大学大学院の豊水正昭教授が会長になり,畜産・耕種農業者,飼料会社,大豆加工業者,管内市町,農業委員会,農協,酪農協,家畜保健衛生所が委員となり普及センターが事務局となっています。
今回は,研究会の設置経緯や今後の計画が主な協議内容でしたが,現在課題となっている放射性物質濃度の高い牧草の処分や草地の除染についても意見交換が行われ,今後は飼料生産に関する研修会を含め年4回程度開催する予定となっています。
普及センターでは,当研究会での活動を通じ安全な自給粗飼料生産や遊休農地の有効活用等を支援していく予定です。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910