宮城の農業普及現地活動情報

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栗原4Hクラブ「平成26年度栗原農村青年会議」開催

2015年01月27日 08時44分19秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 栗原4Hクラブ「平成26年度栗原農村青年会議」が平成27年1月9日(金)に栗原合同庁舎で開催され,栗原4Hクラブ員7人が参加しました。
 初めに,若柳地区の大場氏がプロジェクト発表として,「ササニシキの高品質化に向けて」と題し,ササニシキは,初期生育が優ると,籾数が多くなり,生育中後期の窒素栄養不足により品質低下を起こしやすいという栽培上の問題点を克服するため,基肥にロング肥料を用い,初期生育を抑え,適正籾数の確保と窒素栄養制御をするための施肥試験を行いました。生育・収量調査など栗原4Hクラブ員全員で取り組み,慣行区よりも,試験区の方が品質や食味が良く,収量も多いという結果が得られました。
 次に,高清水地区の佐々木氏がクラブ活動発表として,「栗原4Hクラブ員全員で取り組んだササニシキのプロジェクト活動」や「農業経営能力向上研修」について紹介し,プロジェクト活動では「仲間と田んぼで会い絆が強まった」,「稲の生育について語り合い勉強になった」などの感想や,今後より学べるクラブ活動を展開するため,プロジェクト活動に加えテーマを設けて勉強会を行っていくという内容でした。
 審査員の栗原4Hクラブ顧問や青年農業士,普及指導員から,発表内容について,工夫した方が良い点などのアドバイスがあり,両者とも県大会の発表に向けてブラッシュアップすることになり,普及センターでは今後とも支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404       
FAX:0228-22-6144



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