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5月28日,くりはらスプレーマム研究会による現地検討会が,大崎市田尻および遠田郡涌谷町の会員ほ場で開催されました。
当日は,県農産園芸環境課や県農業・園芸総合研究所及び美里農業改良普及センターの職員も参加し,病害虫特性と宮城県育成品種のスプレーぎくの情報提供が行われました。
特に留意するべき点として,ミカンキイロアザミウマとハダニのそれぞれの特徴や防除法の指導がありました。雑草防除を確実に行うことで病虫害の発生を抑えることができるなど,栽培環境を整備することの重要性と防除の方法について,会員に周知することができました。
出席した会員の間でも,時期を逃さない病虫害の防除や電照を切るタイミング等について活発な意見交換が行われ,栽培技術の一層の向上が期待される有意義な現地検討会となりました。
普及センターでは,県の重要振興品目であるスプレーぎくの生産拡大を図るため,県育成品種オータムプリンセス等の導入や新しい栽培技術の普及を進めています。今後も関係機関と連携をとりながら,より高品質のスプレーマムの安定生産に向けて支援していきます。
開花したスプレーぎく
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144