
JA加美よつば稲作部会色麻支部が主催する「平成27年度水稲作柄検討会」が1月13日に町内で開催され,出席者15名を対象に平成27年の管内の作柄解析と次年に向けた栽培管理の留意点について説明を行いました。
平成27年は田植期から出穂までの高温・多照により,生育は旺盛で経過しましたが,出穂後の低温・寡照により,一部のほ場では登熟不良となりました。次年へ向けて,有機物を施用した地力の増強,葉色に応じた適切な追肥を指導しました。
JA加美よつば稲作部会色麻支部では「ひとめぼれ」や「ササニシキ」の他に新品種「東北194号(愛称:ささゆた香)」,「金のいぶき」の生産に取り組んでいます。「東北194号」では低タンパク,良食味確保が課題となっており,栽培者は「来年は施肥量等を調整しながら引き続き栽培に取り組みたい。」と話していました。
今後も普及センターでは,JA加美よつばの良食味・良品質米の生産へ向けた取り組みを支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910