栗原地域の農業を担う青年農業者11名を集め,平成26年8月5日にみやぎ農業未来塾「就農予定者~5年目コース」を開催しました。今回の塾は,青年農業者の農業経営力向上支援の一環として,経営戦略を持つことの重要性に対する意識を啓発するため,水稲経営を展開する栗原市栗駒地区の伊藤基夫氏,(有)狩野農友,(株)吉尾ファームの3経営体を訪問し,経営者からそれぞれ特徴ある経営戦略を学びました。
伊藤基夫氏からは,綿密な作業スケジュールのもと大型・高性能の農業機械をフル活用することで,家族経営で大面積の作業を可能にしていることなどについて,また,(有)狩野農友の狩野常幸取締役からは,米の自社生産に加えて,集荷販売,米検査業務,水稲育苗培土の製造販売など,多様な収入源を確保していることなどについて,さらに,(株)吉尾ファームの吉尾三郎代表取締役からは,もち加工事業の展開経緯や,大規模な設備投資を行う前に,販路をしっかり確保しておくことの重要性などについて,お話をいただき,若い頃から様々な研修会へ積極的に参加し,全国に仲間づくりをすること,知見を深めることなどアドバイスしてくださいました。
塾生たちは,優れた経営者の経営のあゆみと,生産や販売に対する考えに耳を傾け,法人化の意義,経営面積の拡大,農産加工品の新商品開発などについて熱心に質問し,経営戦略のヒントを得ました。
普及センターでは,青年農業者の経営力の向上が図られるよう,支援を続けていきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-6144
伊藤基夫氏からは,綿密な作業スケジュールのもと大型・高性能の農業機械をフル活用することで,家族経営で大面積の作業を可能にしていることなどについて,また,(有)狩野農友の狩野常幸取締役からは,米の自社生産に加えて,集荷販売,米検査業務,水稲育苗培土の製造販売など,多様な収入源を確保していることなどについて,さらに,(株)吉尾ファームの吉尾三郎代表取締役からは,もち加工事業の展開経緯や,大規模な設備投資を行う前に,販路をしっかり確保しておくことの重要性などについて,お話をいただき,若い頃から様々な研修会へ積極的に参加し,全国に仲間づくりをすること,知見を深めることなどアドバイスしてくださいました。
塾生たちは,優れた経営者の経営のあゆみと,生産や販売に対する考えに耳を傾け,法人化の意義,経営面積の拡大,農産加工品の新商品開発などについて熱心に質問し,経営戦略のヒントを得ました。
普及センターでは,青年農業者の経営力の向上が図られるよう,支援を続けていきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-6144