宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ブロッコリー栽培講習会を開催しました。

2021年09月13日 15時37分51秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 8月19日,仙台市太白区のJA仙台秋保店において,農事組合法人あきう生産組合の構成員等を対象にブロッコリー栽培講習会を開催しました。
 同組合では,現在,水稲・大豆・そばを主体に経営していますが,今後,従業員の雇用に向けて新規園芸品目の導入を検討しています。当センターからは,その有望品目として秋冬穫りブロッコリーについて提案していたことから,今回の講習会を開催しました。
  参加者の多くは,自家用として苗を購入し,栽培した経験はあるものの,ブロッコリーの出荷経験はほとんどなかったため,生育の特徴や肥培管理,病害虫防除等基本的な技術について講習を行いました。
 講習会終了後には試作用として,秋に収穫される露地栽培用と冬に収穫されるハウス栽培用の2品種のブロッコリー苗を出席者等に配布しました。今後,収穫・出荷に向けてJA仙台と協力し,巡回による助言等を行うこととしています。

 

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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いちごの花芽検鏡を行っています!

2021年09月13日 13時10分32秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和3年8月23日から9月17日まで毎日,JAみやぎ亘理の職員と一緒に,いちご生産者の方を対象にして,いちごの花芽検鏡を行っています。

 いちごの花芽検鏡は,実体顕微鏡を使用して,定植前の苗の葉を一枚ずつめくって剥いでいきます。これで花が出てくる出蕾までの葉の数と,花芽ができているかを確認することで,適正な定植時期や出蕾,開花の時期を予想することができます。花芽分化を確認した後に定植することで,年内の収量が安定するため,花芽検鏡の結果は重要となっています。

 本年の定植は,早い人で8月20日から始まり,9月中旬頃まで定植が続く予定で,出荷開始は10月中旬以降の見込みとなっています。

 普及センターでは,いちごの安定生産に向けて,今後も栽培支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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農業経営相談所と連携し,花き農家の経営改善に向けた支援を行いました

2021年09月13日 09時32分46秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

亘理農業改良普及センターでは,農業経営相談所と連携し,専門家を活用した花き生産者の経営改善に向けた支援を昨年度から継続して行っています。

 HS経営コンサルティング株式会社代表取締役で中小企業診断士である本田茂先生を助言者として招き,前回の経営診断に続いて,今回は資金繰り表の作成に取り組みました。

 コロナウイルス感染症の影響により花き類の市況が不安定であり,先の見通しが立てづらい状況にあります。そうした中,精度を意識し過ぎずに,管理しやすい項目で,早く資金繰り表を作成すると,数字が見えて適確な行動に繋がること,実績を基にした見直しを継続することが重要であること等,本田先生から説明を受け,月別に数値を確認しながら表の作成を進めました。

 作業終了後,対象農家から今後の抱負について話があり,これまで以上に経営に前向きな姿勢を感じ取ることができました。

 普及センターでは,農業経営相談所等との連携を図りながら,管内の農業者の経営発展に向けた支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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