令和6年4月19日~30日に管内の農業法人5法人を対象に種子大麦のほ場審査を行いました。当管内では石巻市で30.4 ha、東松島市で5.8 haの種子大麦の生産が行われています。
大麦の種子生産ほでは出穂期と糊熟期の2回ほ場の審査が行われますが、今回、1回目の審査(出穂期審査)を行いました。審査には生産者、JAいしのまき職員が立ち会い、生育状況や栽培管理状況、変種・異品種の有無、病害虫について審査をしました。昨年に続き、今年も気温が高く、平年より生育が早い傾向にあるため、赤かび防除と適期刈取に向けた準備を進めるよう指導を行っています。種子大麦の生育はおおむね良好で全ほ場が合格となりました。
当普及センターでは、栽培指導や審査を通して優良な種子大麦の生産を支援していきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL 0225-95-7612 FAX 0225-95-2999