宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

いしのまきいちご視察研修が開催されました

2016年02月19日 18時40分01秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成28年2月2日,石巻管内のいちご生産者(参加者13名)を対象に,「いしのまきいちご視察研修」を山元町及び・亘理町で開催しました。

 山元町では,いちごの生産・販売を行う株式会社燦燦園(さんさんえん)を視察しました。代表取締役からいちごを「商材」として扱い,様々な需要に応えるために品種や栽培様式を工夫するなど,熱意ある説明に,参加者は熱心に聴き入っていました。

亘理町開墾場地区のいちご団地内では,低コスト型高設ベンチによるいちご栽培について説明を受けました。養液システムが不要な高設栽培の,日々の管理や低コスト型高設ベンチの活用について活発な意見を交わされました。

今回の研修を通じて,石巻圏域のいちご生産の活性化が期待されます。普及センターでは,管内のいちご生産者の生産力と経営力の強化のため,今後も支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター      先進技術二班  

 TEL0225957612   FAX0225952999


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「きゅうり生産拡大研修会~販売額8億円突破を目指して~」を開催しました

2016年02月19日 10時51分49秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  おおよそ40年来の産地となる登米市のきゅうりは,平成26年実績で出荷数量約3,200t,販売額約7.9億円となり,登米市園芸の中心的な品目となっています。
 今年度,みやぎ登米農業協同組合では選果機の再整備,(株)なかだ農業開発公社では育苗用施設の増設など,きゅうり生産体制の大幅な強化が図られました。
 これらの動きを踏まえ,さらなるきゅうりの生産拡大に向け,標記研修会を開催しました。研修会では,三菱樹脂アグリドリーム(株)技術顧問稲山氏より,「きゅうり良品・多収生産に向けた栽培のポイント」と題し講演を頂きました。
 また,宮城県病害虫防除所からは,近年発生が拡大するホモプシス根腐病,昨年甚大な被害を受けた褐斑病などの難防除病害虫について,生態と薬剤の特性を踏まえた効果的な防除方法について情報提供されました。
 当日は約30名ほどの生産者が出席し,熱心に聴講していました。
普及センターでは,引き続き関係機関と連携しながら,きゅうりの生産拡大に向けて支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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