保健福祉の現場から

感じるままに

新型インフルワクチン

2009年08月25日 | Weblog
「新型インフルワクチン、国内治験なし承認も 早期接種へ」(http://www.asahi.com/special/09015/TKY200908250147.html)。

先日、気になる点をブログ(http://blog.goo.ne.jp/miraikibou/e/8198110d4fb011e198498de6a4e08a61)ったが、現場では、接種されるワクチンが国産ワクチンなのか輸入ワクチンなのか、関心が高まるのではないか、と感じるのは心配しすぎであろうか。そうならないような配慮が必要かもしれない。いずれにしても海外も含めて、徹底的な情報収集と情報提供が不可欠かのは間違いない。
ところで、この記事(http://www.kimuramoriyo.com/25-swine_influenza/swine_flu_25.html)はみておきたい。そういえば、以前の国の報告書(http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s1024-3.html)には、「過去の汎流行の歴史を振り返ってみると、スペインかぜでは7月から翌年の1月まで、アジアかぜでは7月から翌年の2月まで、香港かぜでは5月から12月にかけてと、いずれも冬ではなく春から夏にかけて流行が始まっている。」とされていることを鑑みると、数年後にはA北米型ないしはAメキシコ型等と呼称されているであろう。とりあえず、新型では最初の年は夏場からの流行が常であるが、以前と比べて、ワクチン接種、治療薬、医療体制等がはるかに充実していることは認識しておきたいところである。
なお、行政対策についての批判的な意見(http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/08/407-9icu-95b6.html)もみておきたい。

「新型インフル 全医療機関に整備費 厚労省方針 増床など半額補助」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009082602000075.html)。

記事によると、政府は「検疫については、検疫官や医師など新たに百人程度を増員する」、との方針であるが、いろいろ意見ある方が少なくないかもしれない。

「いつまで検疫を続けるつもりか?!」(http://www.kimuramoriyo.com/25-swine_influenza/swine_flu24.html)。
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身体障害認定

2009年08月25日 | Weblog
「肝機能の身体障害認定基準を大筋で了承-厚労省検討会」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/23872.html)。

肝機能障害の身体障害者認定は画期的である。そういえば、HIV感染者の身体障害者認定(http://www1.mhlw.go.jp/houdou/0912/h1216-1.html)(http://www.shogai-nenkin.com/hiv.html)の時にも感動したものである。障害者となれば、身体障害者手帳(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E6%89%8B%E5%B8%B3)に基づく、医療、福祉、年金(http://www.shogai-nenkin.com/)、税金など、様々な恩恵がある。これには市町村独自のものもあり、知っていないと利用できない。「福祉は申請主義」であることは実母の障害者認定の経験から実感しているが、申請を支援する身近な相談サポートの充実が不可欠と感じる。しかし、障害認定充実の一方で、障害予防についてもしっかりしていかないと「マッチポンプ」のイメージが少々ないでもない。
ところで話は変わるが、今年大きな話題を呼んだ「定額給付金」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9A%E9%A1%8D%E7%B5%A6%E4%BB%98%E9%87%91)について、各市町村で申請されていない方が数%いらっしゃるようである(http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/teigaku/)(http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/kuren/teigakukyufu/)(http://www.ganshin.co.jp/kizi2/2009/2009.05/090511teigakukyuuhu.html)。これらの方々は必ずしも「さもしい」と辞退しているとは限らないのでは、と感じないでもないところである。例えば、高齢者や障害者の方々はきちんと申請されているであろうか。
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