どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

お散歩(後編)

2020年11月17日 | 日記

Uターンに選んだのは来た時と反対側の公園沿いの道で ここは南面に公園を臨む豪邸の多い場所でもある

それでも最近はマンションになったり 一方では立地を活かした贅沢な平屋もあって 目の保養にもなる

最初に目に入ったのは 可愛い二色の菊

植物音痴の私ゆえ種類まではわからないけれど とりあえずは菊で正解だと思うのだが 菊はさほど好きではないのに これは可愛いなあと思わずシャッターを切った

庭の菊の花はこれだけで この二色の鮮やかさと取り合わせ 花の量のほど良さが緑の中で一層目立つ

ほっこりして歩き始めたところで お隣の家の「トキワサンザシ」が目に入った

勿論 植物音痴の私がこんなしゃれた名前を知っているわけがない

実は少し前に公園の中で ネームプレートを付けた同じ木を見かけたばかりなのだ

ピラカンサとも言うらしい

家に帰ってから白い花をつけている写真を見て あれ? これよく見ている・・・と思い出した

こちらは公園のもの

と その家のお庭がすごい

どうすごいかと言うと 決して整った庭ではなく このあたりでは小さい庭一面が落ち葉で敷き詰められ 柿からバラからモミジから椿から実に賑やかなこと

我が家の庭の方がこれに比べたらはるかに大人しいものだったが この小さな雑木林のようなこの庭に懐かしさを覚えて 小さな花たちを眺めていたら 通りがかりの女性に声をかけられた

このお庭 素敵でしょう? 昔は クマガイ草が一面に咲いていたのよ 

おそらくカメラ片手に熱心に見ている私を 植物好きと勘違いされたのだろう

恥ずかしながらほとんど名前を知らなくて・・・と告白するはめになった

その女性が去ったあともしつしこく花を見ていたら 高齢の女性が家から出てきた

すごい庭でしょう このあたりは皆さん豪邸だけれど うちは小さくてと

そこで またまた植物音痴を告白しつつ これは何 あれは何と教えてもらっているうちに 野草が特に好きでクマガイ草を育てていたことにも話が及んだ

お庭に入らせていただいて 柿の木の下あたり 一面にびっしりと咲いていた写真まで見せていただく

2005年のその写真に座って映っている女性は 89歳になるという彼女の在りし日の姿なのだろう

最近は暑さのせいか もうあれほどには咲かないという

ラン科の花で レッドリストにも指定されている

庭だけでなくその女性にも かつての母の面影を探してしまったような気がする

ツワブキの花にやってきたタテハチョウ

初めて見たと思う「アブチロン」(教えてもらったのでメモをしてきた)

真っ赤に染まった庭のモミジ

8キロほど歩き 帰宅は正午過ぎだった

最後におまけ

水面に映った木々の写真を上下反対にしてみました

どことなく ゴッホの絵のような^^

 

コメント (2)
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