どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

訃報

2022年11月30日 | 日記

買い物に出ようとして家の郵便受けを覗いたら 葉書が一枚入っていた

従弟の訃報だった

色々あって 私には親しいいとこたちというものがいない中 彼は子供の頃から いや 彼が生まれた時からよく知っていた

母の妹である叔母が二男を出産する時 我が家で預かったりもした

その理由の一つには 彼がダウン症だったこともあった

家族も おそらく彼自身も大変なことはあったはずだが 叔母にとって 自分が逝く時の一番の心残りは長男の彼のことになっただろうから これはこれで良かったのかもしれない 

色々な記憶や感情が押し寄せ と同時に お悔みの手紙やら香典のことが頭に浮かんできて バタバタと身も心も落ち着かない一日になった

身近な人の訃報は やはり重い

自分の人生を真面目に生きた彼に 心からお疲れ様とありがとうを

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南風で奇妙に暖かい日

2022年11月29日 | 日記

曇り 時々少し晴れ そして少し雨と強めの南風

もうすぐ12月としては気持ちの悪い20度超えの日になった

我が家はまだエアコンの暖房は使わず ほとんどモフモフだけの日々だが いよいよ数日後には最高気温15度を下回る時がやってくるようだ

クリスマス用の商品も並び始め 初冬の始まり そして師走の雰囲気が漂うようになってきた

『プリズン・サークル』を読んでいると 育った家庭環境に悲しみを覚える

さまざまな運命や境遇を背負いながらも立派に生きていく姿は美しいが それは理想論であり 誰もがそうできるわけではない

子どもにとっては一番楽しいはずのクリスマスやお正月を 貧困やネグレクトや劣悪な環境の中で生活している子どもたちは どんな思いで過ごすのだろうか

もっともこの本はそれを訴えたいわけではないけれど

 

今朝のニュースでは防衛費増大と原発推進が話題になっていた

原発に関しては もっともクリーンで安上りだというのが売り文句

確かにそうだとは思う

でもそれは たとえば廃棄物処理や事故後の処理も考慮し あるいは仮にだが海外からの攻撃対象になった時であってもそう言える?

そこが私の悩みどころだ

私のように残りの時間が10年か20年といった人間ではなく 若くてまだまだ将来のある人たちに真剣に考えてほしいな  

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ヴェネツィアの話もそろそろ終わる

2022年11月28日 | 日記

昨日から『プリズン・サークル』を読み始めた

私はごく若い時から 犯罪者が自分とは違う世界 無関係な世界 対岸にいる人のようには思えずにいる

自分を見つめればそれほど善人ではないと思えるからだ

犯罪を犯すこともなくここまで生きてこられたのは 運としか言いようがない

時代も政治も育った環境も 何もかもがたまたま運が良かっただけであり 私が丸々善人だったからではない

誰もが善人として一生を終えることもできるだろうが 誰でも悪人になる可能性も秘めている

善悪の判断と罪の問題は必ずしも同じではないだろうけれど 私はずっと人間というものを そういうものとして見てきている

著者はドキュメンタリー映画監督であり 確か 本よりも映像のほうが先だったかと思う

犯罪を犯してしまった人たちが人と対話をするプログラムの中で 実はそれが自分を見つめ直すことにつながり 再生へと向かう(ことを目的にしている) その過程を描いた作品らしい

このプログラムを取り入れている刑務所はわずかであり 誰にでも必ず成果は現れるというものでもないだろうが 刑務所の外にいる人間にとっても大事なことを教えてくれるのではないかと思う

 

今日はブックオフを覗いてみた

お風呂本はまだあるのだが 書店と違っていつも読みたいと思う本が並んでいるとは限らないので 時々寄ってみることにしている

そろそろヴェネツィアの話も終わる

著者曰く 訪ねて魅力的だった場所は沢山あったが ここヴェネツィアは一生をかけても知りつくせないと思うような場所だったという

そして・・・

―それは書店や図書館を出る時の気持ちとよく似ている。

〈生きているあいだに、このうちの何冊を読めるだろう〉

読書に冊数の多少は関係ない、と自分に言い聞かせつつも焦る。―

と続く文章を見た時に ああ 同じことを思う人がいるのだと思ってうれしくなった

冒険はまだまだ続く

これを楽しみと思うべきなのだろう

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遠回して帰ろう

2022年11月27日 | 日記

いつもの隣駅まで散歩かたがた買い物に

買い物かたがた散歩なのかもしれないが 帰りは少し遠回りをして 家から少し離れた大型店にも寄るつもり

風が少し強いが 天気は良い

先週通った時に 柿の木の実を高枝切狭で収穫している家があったが 今日見たら 枝ばかりになっていた

あの柿は食べられるのだろうか 

好きでもないのに どうなったのかが気にかかる(大きなお世話だが)

風に乗って絶え間なく枯葉が舞い散る中 見上げると空は透け 太陽の光は地面に注がれ 夏には涼しい木陰を作り 冬には明るさと暖かさをもたらすことに 上手くできているなあと感心してしまう

 

遠回りした道は幾度かは歩いているのに 久しぶりだったせいか 記憶にある場所はところどころ

ある施設のところに来て ああ ここは古着を捨てに来たところだと7年前の記憶がよみがえってくる

あまり行かなくなった大型店で お正月用に毎年買っている日本海産の数の子をゲット

少し高いけれど ポリポリ感が違うのだ

 

夕方 姉と電話をする

姉からは何も言ってこないので(私のことが心配ではないのか?) 時々無事かどうか心配になるのだ

子供の頃からのアトピーがひどいこと以外は元気だということで 私にとってはそれだけでハッピーになれる 

図書館から借りた『プリズン・サークル』を読み始めた

決して面白い話ではないけれど でもきっと光は見えるだろうと思う

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経済事情

2022年11月26日 | 日記

朝から小雨が降っているので買い物はやめようと思ったのだが 夏に図書館に予約した本の順番がやっと来たので それを受け取るついでに買い物をすることにした

今年の春からだろうか あらゆるものの値上げが始まったが あまり実感は無かった

が ここにきて 確かに!と思うようになってきた

ひとつひとつの品物の値上げはわずかであっても そのほとんどが平均でも10%の値上げとなると それなりの金額にはなる

一応 毎月の食費は決めているので このままではこの先きっと不足するだろう

 

対処方法は3つ

1.食費はそのままで より安い品物を選ぶ(毎月銀行から下ろす金額に変更は無い)

2.食費を値上げして(毎月銀行から下ろす金額をアップする) 今までと同じ食生活を続ける

3.食費の不足分を 自分のお小遣いで補う(毎月銀行から下ろす額は変わらないが お小遣いは減る)

一過性のものであれば1で対処可能だろうが この先元に戻るとは考えにくいので 却下

残りは2か3だが これは結果から言うと「使うものは使う」ということなので どちらを選択しても同じことになる

もともとお小遣いは不足すると悲しくなるから 多少余裕をもたせた額を決めているし まあどちらでも良いのだけれど

ただ 中途半端な額を下ろすのはなんとなく気持ちが悪いので 3になるのかなあ

というのが 私の経済事情

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