どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

ブルームーン

2018年01月31日 | 日記
職場の後輩だった塚ちゃんからメールが来た

退院した当時は何度か続いた入院や手術などを経験したばかりで 独り身には何かと堪えることもあったようだが 職場復帰してからは 忙しさも手伝って自分を取り戻したようだ

そして 職場の出来事を知らせてきた

今 求人・転職サイトに応募をかけているそうだ

65歳まで頑張った男性もこの春に退職する予定で 干支がひとまわりする間に 顔ぶれはがらっと変わることになる


今日はブルームーンの皆既月食

8時ごろから布団の中で本を読む

翻訳ものの小説で 「きわめてまれにね」という台詞の右側に カタカナで原文が書かれていた

「ワンス・イン・ア・ブルー・ムーン」

意味は「ごくまれに/めったに~しない」

ブルームーンが同じ月の二度目の満月を意味し 滅多に無いことからこうした意味になるのだが 今回たまたま皆既月食がブルームーンだということからその意味を知ったばかりだったので おお こんな風にして使うのかと偶然に驚くとともに嬉しかった

由来としては他に 空中の細いちりのために まれに月が青く見えることから というのもあるが どちらにしても ブルームーンとは珍しいことを意味すると思っていれば間違いない

また ブルームーンには「長い間(a long time)」という意味もあるそうだ


昔 「ブルームーン探偵社」というアメリカのTVドラマがあり 私は気に入っていた

NHKで放映されていたが コメディータッチの探偵物で 主人公のうちのひとりがまだブレイクする前のブルース・ウィリス 

「ダイ・ハード」の主人公の見覚えのある顔が あのドラマの彼だと知った時は なんだか少し嬉しかった

原題は「MOONLIGHTING」

意味は「副業(をする)/(夜の)アルバイトをする/夜(裏)では~として活動する」

回を重ねるにつれ 歌あり踊ありのミュージカル調になっていったが なかなかしゃれたドラマだった


この「ワンス・イン・ア・ブルー・ムーン」を調べていて 三谷幸喜の『ステキな金縛り』(Once in a Blue Moon)に引っかかった

どこからこうなったのか映画を見ればわかるのかもしれないが まあそれはいいかな

ではでは アル・ジャロウの歌った『ブルームーン探偵社』のテーマソングを聞きながら・・・・

"Moonlighting"

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明日はブルームーンの皆既月食

2018年01月30日 | 日記
買物に出かけたら 風が少し強くて寒かった

さすがに大寒ともなると冷えるとは覚悟もしていたけれど 予報を見ると 節分を過ぎてもまだまだ寒い日が続くようだ

寒くたって労働者でもなし さほど堪えはしないのだけれど 先日の大雪も加わって どうしても運動不足になりがちになるのが困るところ


明日は今月二度目の満月となるブルームーンである

しかも皆既月食だそうだ

ブルームーンの定義は三つあるらしいのだが ブルーとついている理由はいわば「珍しいから」

皆既月食の明日は ブルーではなく赤銅色の月になる

天体ショーは20時48分に始まり 21時51分に完全に欠け 23時8分から輝きが戻り始めるという

せめてすっかり欠けるところまでは見たいと思うけれど 寒いこともさることながら 早寝の私には起きているのも辛いところ

記憶に間違いがなければ 確か2月には無くて 3月は今月と同じ日にやはり二度あるはず

次のブルームーンは 満月に夜桜 

晴天であれ 
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詐欺メールにお気を付けあれ

2018年01月29日 | 日記
部屋のどこからか耳慣れない音がして もしや携帯からと確認したら 新規メールが一通入っていた

見ると楽天からのお知らせだという

内容は「会員登録の未納料金が発生しております。本日中にご連絡がない場合、法的手続きに移行します。楽天カスタマーセンター03********」というものだった


はい? なんですかぁ~?

誰でも楽天を利用していると思ったら大間違いだぞ

誰でも携帯を利用してると思ったら大間違いだぞ

誰でもネットでキャッシュカードを使ったり ネットバンキングをしてると思ったら大間違いだぞ

自慢じゃないけど 憚りながらこちとら 今の時代を斜めに生きているような人間なんだぞ

すっごい遅れてて スマホだって持って無いんだぞ~~


身に覚えが一ミリも無いうえに 携帯でこんな手続きはしないし 普段は携帯の電話番号でさえ滅多に記入したり教えたりはしない

詐欺だとすぐにわかった

電話をしたらどうなるのかはすごく気にはなったけれど そのまま削除した

けれどももしも私が楽天会員であったなら 何が起きたのか 法的手続きってなんだろうかって心配になって 電話をしてしまったかもしれない

おそらく耳慣れない音の正体は SMSだったのだろう

とすれば こんな内容をこんなメールで送ってくるはずもない

たまたま私には「それ何?」みたいなほどに無関係なものだったからよいけれど これが税務署だとか区役所だとか銀行だとか 色々な手を使われたらだまされないとも限らない


検索してみたらこの手が流行しているようで 注意喚起するとともに こうしたメールに関する情報を集めて相談に乗るところもあるという

私はさらに深読みをして こうしたところが実は第二段階の詐欺集団になっていてグルであった なんちゃって勝手にストーリーを想像してしまった

そこまで石橋を叩くのは私だけとしても こんな私にも詐欺メールが来るのだから「下手な鉄砲も」なのだと思う

みなさま お気を付けあれ
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母の命日と金平牛蒡

2018年01月28日 | 日記
母の命日なので 朝から金平牛蒡を作る

この料理は牛蒡を洗って切るのは手間だけれど 味付けにまず失敗は無い

普通は砂糖や味醂を入れるのだろうけれど我が家は一切入れずに 鷹の爪とお醤油 味付けはそれだけといたってシンプルなのだ


母はアルコールはほとんどダメだったけれど 今にして思えば甘党でも無かった

お汁粉やおぜんざいなどを作るのは数えるほどしか見たことが無いし それよりもおせんべいや乾き物 塩辛 塩鮭 筋子 佃煮など 塩分の多いものが好みだった

それなりにたい焼きやどら焼き 最中も餅菓子もケーキもパイもひと通り食べてはいるけれど 最後はしょっぱいもので終わりにしたいほうだった

そういえば甘味処が好きなはずの娘時代でも 自分は好きではなかったときいたことを思い出した

父はそれこそ両党で 羊羹でもお酒が飲めるほうだったけれど 姉も私も甘党で無いのは母譲りだったのだろう


サンドウィッチを作った時のパンの耳を冷蔵庫で乾燥させてから 油で揚げる

それはそれは香ばしくてカリカリサクサク 大好きなおやつのひとつだった

多くの家庭ではそれにふりかけるのはお砂糖だろうが 我が家では当たり前のようにお塩だった

母は無論 姉も私もお砂糖を試そうと思ったこともない

糠味噌をつけるために琺瑯びきの塩壷のふたを母が開けると 幼い私は待ってましたとばかりに指をつっこみ なめては「またっ」と怒られていた

お砂糖に焦がれたことは一度も無かった


半ば冗談で言った食事中の母の言葉が あの日の食卓の明るさや母の横顔と一緒にこんなにも強く記憶に残るとは その時には思わなかった

私も笑って はいはい なんて言いながら聞き流し その時に約束すると誓ったわけでもなかった

今こうして 母のことを思い出しながら金平牛蒡を食べている私を 母は想像していただろうか

どうせなら もっと高級な物を望んでおけば良かったと思っているかもしれないなあ
 
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入居記念日

2018年01月27日 | 日記
一年前の今日は 長く住み続けたこの地に建てた 新居での生活が始まった日である

遠い昔のような気もするし ほんの少し前だったような気もする

今日から2年目が始まるんだなあ

まだ若かった両親が この地に越してきたのは2月だったか

土地探しから家を建てるまでの話は聞いたことがあるし 引っ越し間もなくの写真も残っているけれど いついつが入居記念日だなんて話すことは無かった

たまたま明日が母の命日なので 私にはセットとなって記憶に残り 忘れられない日になってしまった

今日は一人でお祝いをし 明日は「金平ごぼうだけは作って供えてね」の母の言葉どおりにする

お母さんにだけそんなことすると お父さん またひがむだろうから お父さんも誘ってあげるね

一緒にビール 飲も!



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