まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

Jellyfish が クラゲって知ってました ?

2017年08月04日 | 生き物

図書館に調べ事があって、出かけました。最近はほとんどネットで用が済んでしまうし、図書館にない本はアマゾンから買えるし、図書館は2カ月ぶりくらいです。

児童書の新刊書あるいは夏休みのおすすめコーナーにあった本を、児童でないのに夏休みに借りるのは申し訳ないけど、借りてきました。

アリ・ベンジャミンというひとの『ジェリーフィッシュ・ノート』(講談社、2017)

アメリカで2015年に出版された本です。

12歳の思春期の入り口の生意気な少女、スージーが主人公。「…少女たちのヒリヒリした心の葛藤」のお話。

児童文学者の清水真砂子さんの『幸福の書き方』によると児童文学は「いかに幸福になるか」を描く文学です。一般的な幸福でない、その環境のその状況でのその子だけの幸福を。

「児童文学を読んで救われることもある」っていった友人がいましたが、優れた児童文学はそれを目的にしてるわけではないけれど、結果的にそうなるんでしょうね。

スージーは親友を深く傷つけ、そのあと、それが理由かどうかは不明ですが、親友は海の事故でなくなってしまう。

スージーは口をきかなくなります。でも生意気な子だから、クラスでいじめられそうになるのに、いじめられない。でも傷ついてる。彼女がすがったのは(意図しないで)Jellyfish。

Jellyfish がクラゲって、常識なのかもしれませんが、私は知りませんでした。

クラゲによって、彼女が再生する(=幸福をつかむ)お話です。読んで、よかったです。

――中学生時代に理科室で見た、理科の教師が水槽で飼っていた淡水クラゲを昨日見たように、

はっきり思い出していました。

墨田区の水族館にもクラゲの水槽があるそうですね。行ってみようと思います。

 

       

           庭から道側に出て咲いているストケシアの花。葉は雹でやられて傷だらけです。

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
児童文学 (こまこ)
2017-08-04 15:53:33
その本、知らなかったです。私も児童文学が好きだけれど、この頃の本は読んでいないと思いました。最後は救われる、幸福になるのね。そこが児童文学っていいな。クラゲというものの登場も面白いですね。
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偶然 (まいぱんまま)
2017-08-04 23:28:18
こまこさんは子供時代から岩波少年文庫を読んできた世代ですか?うらやましいです。私は大人になってから。
それも最近は全然読んでません。これは偶然。今日も図書館に行きましたが、児童文学は借りてきませんでした。
図書館、近くなの。
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