第1004夜 酒の呑み方について2

2009-08-19 23:01:58 | その他
2009.8.19(水)

昨夜に続いて酒の呑み方について一言。

会社の中での呑み会では、老若男女様々な年齢の人がいる。今年入社してきた高卒の新人はまだ18歳の未成年であるし、方やもう直ぐ60歳の誕生日を迎えて定年退職する人もいる。この年齢差42歳である。若くして結婚し子供が出来た人なら孫が入社してきても不思議ではない年齢差である。

未成年は勿論呑む事は出来ないが、二十歳過ぎの最近の若者は、人前で醜態を曝すことが殆ど無い。呑み屋で酔い潰れたり、街角や路地で吐いている若い男をほとんど見かけない。酒に強いのか、或いは弱くても自分の適量をわきまえているのか、私から見たら非常につまらない。この手合いの若者を称して「最近の若者は節度を弁えている」と評する人がいるが、私からすればとんでもないことだと思う。

若者にとって酒は大人への勲章である。だから無闇に飲み、大量に飲むほど大人に近づけたような錯覚に陥る。そして、反吐を吐き、乱暴狼藉を働き、大声で泣き喚き、時には裸にもなったりする。私はそれで良いと思っている。失敗を恐れないのが若者の特権であり、醜態を演じるのが若者でもある。コンプライアンスには違反するかも知れないが、何も目くじら立てて警察沙汰にするほどのことでもあるまい。但し、度が過ぎてはいけないが・・・。

兎も角、醜態を繰り返している内に自分の適量も解ってくるのだ。適量とは乱暴を働いたり、吐いたりする寸前の量をいう。そのへんの微妙な按配が本能的に身についてくるのである。

だから「最近の若者は節度を弁えている」と評するのは間違いである。節度を弁えるのは大人のための形容詞であり、節度ある若者なんて存在しないのだ。節度あると評されたら、彼はもはや大人であるといえるはずだ。
朝礼や会議などでしばしば「節度ある」とかその類語が言われたりするが、18歳の若者も60歳の壮年も十把一からげにして、その言葉で締めくくってしまうのは如何なものかと何時も思うのである。

昔は、飲ます側も懐が深かったように思う。我々が若かった頃に幾ら醜態を曝しても険悪なムードにはならなかったし、寧ろ後日、一つ話になったりしたくらいである。呑む場所によっても環境によっても呑み友達によっても変わってくると思うが、若者には破目を外してもらいたいものだと思う。

【8月19日過去の釣行記録】
・1997年笠戸島周辺、船釣り、13:00~17:00、釣果=キス多数
・2007年佐合島海水浴場、08:05~15:00、小潮、釣果=キス12・ギザミ15・小ダイ3他、末娘と釣行
・2008年晴海埠頭、06:40~07:25、中潮、釣果=キス15

【この日の釣り情報】
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