千一夜第3章第364夜 久々カレイ

2022-11-27 21:15:55 | サーフ

2022.11.27(日)

昨夜から今朝の釣行は決めていた。
5時30分に櫛ヶ浜の釣具店に行ったが、餌(アオムシ)が殆ど残っていなかった。取り敢えずある餌を全部貰ったが何時もの量より少し少なかった。しかし珍しくホンムシが居たのでこれを少々購入。店長曰く、餌を仕入れる時点で今日の天気は雨模様だったので少な目に仕入れたとのこと。それにしても私の後からも大勢の客が来たに違いないがみんな困っただろう。下松方面に行くか徳山の駅西まで行かなければ釣具店は無い。

6時前に釣り場に着くと先客が居た。埠頭周りには釣り人は居なかったので、辺りを見回すがそれらしき人影は無い。まだ暗闇なので良く見えなかったが、何と台船が2台連なっているが、その間に仕掛けを降ろしていた。向うの方から声を掛けて来たので吃驚した。台船と台船の間で釣るのは始めて見た。小アジが良く揚がっているとのことだったが、明るくなって見てみると成程小アジだった。後で常連の散歩人兼サビキ人が来たが、アジの好調は先週までだったとのこと。それにしても1か月程度好調が続いていたことになる。散歩人兼サビキ人は台船の上からサヨリ釣りを始めたが、ここのサヨリは小さくて細い。入れ食いとまではいかなかったがそこそこ釣り揚げていた。

私の釣果は久し振りの26㎝マコガレイゲットだった。
6時10分のまずめ開始時から始めたが、この時間からやると仕掛けはアナゴの餌食になる。どうかアナゴが釣れませんようにと願って始めたが、遂にアナゴは来なかった。餌は直ぐに無くなるほど活性は高い。先週よりもかなり水温が低くなっているとサビキ人が言う。
6時40分、埠頭からフェリー乗り場方面にサーフして竿を持つと、いきなり魚が翻る感触が手に伝わって来た。この時点では良く暴れるのでキビレかなと思ったが、リールを巻いている内にひょっとするとカレイか?と思い、手前まで巻き戻して漸くカレイの姿が見え安心した。何時もとちょっと違う引きだったが元気なカレイで何よりである。寂しいことにカレイはこの1枚のみだった。やはり複数釣れなければ本間者とは言えない。

8時50分と11時20分にキスが釣れた。今日はカレイが居るので持ち帰ったが、キスのみならリリースしていたところだ。キスは2尾とも小振りだったが、もう少し数が欲しい所だ。まあ置き竿だから仕方ないが。

カレイとキスの他にはフグが1尾、サビキ人も大きなフグを釣り揚げていた。

台船と台船の間でサビキをやる釣り人、後から仲間らしき人が来て2人で釣りだした。彼らはこの釣り場は今日が2回目とのことで、小アジだが良く釣れるので気に入ったとのこと。

私がカレイを釣り揚げた所を台船の間でサビイていた釣り人に見られたが、こんな所でカレイが釣れるなんてと吃驚していた。サビキを終えた後、今度はロッドで投げ釣りを始めたが、次回はサビキ、サーフの両刀でやりそうな気配だった。

釣行日:11月27日
旧暦:11月4日
場所:徳山築港
時間:06:10~11:40
天候:晴れ
風 :北弱風のち無風
外気温:6時10℃ 9時15℃ 11時17℃
月齢:3.2
潮   :中潮 満潮11:18潮位317cm 干潮04:26潮位1cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:26cmカレイ1・キス2

【11月27日過去の釣行記録】
・2004年上関港、17:30~19:30、大潮、釣果=アジ大漁
・2010年洲鼻港防波堤、06:10~11:20、小潮、釣果=小メバル4・タナゴ2・ギザミ5
・2021年洲鼻港防波堤、06:10~15:40、小潮、釣果=26、33cmカレイ2・キス3・アイナメ1

【この日の釣り情報】
・2004年上関港(商工会前防波堤)、昼間、大潮、釣果=25cmカレイ3
・2005年大島居守、夜、若潮、釣果=メバル3
・2005年新日鉄波止場、昼間、若潮、釣果=カレイ1
・2018年上荷内島沖、06:30~14:00、中潮、釣果=9.5㎏ハマチ1・ヤズ1

【旧暦11月4日釣行記録】
・1996年12月14日、笠戸島周辺、10:00~14:00、中潮、船釣り、釣果=アジ大漁
・2006年12月23日、笠戸島周辺、06:50~14:20、中潮、船釣り、釣果=ヤズ4・エソ1
・2012年12月04日、洲鼻港防波堤、07:10~11:20、中潮、釣果=ボウズ

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第363夜 メバルはアタリすら無い

2022-11-25 23:59:17 | 浮釣り

2022.11.25(金)

櫛ヶ浜新港に久し振りにやって来た。昨年1月30日以来だから22か月振りである。
防波堤の道筋には大量のタコつぼが積み上げられていた。何時もと違う風景と言えばこの程度だ。釣り人は私だけだったが、対岸の南沖に赤い電気ウキが微かに見える。竿出しはこの防波堤の左側である。釣行途中で港の入り口から車が2台入って来たが、西側の旧港の方へ入って行った。釣り人なのかアベックなのか解らない。

今夜は新月明けの大潮で風も無く鏡のような水面、18時きっかりに竿を出す。絶好のメバル日和かと思われたが潮が動かない。浮きが10分で1m程度しか移動しない。それでもその内動き出すだろうと粘るが何時の間にか満潮を迎えていた。

18時に開始して防波堤際に第1投、始めて3分程度で浮きがゆらゆらと沈んでいった。竿を引きリールを巻くが、メバルにしては良く暴れるなあと思っていたらやはりチヌだった。25㎝程度の小振りのキビレだったが、即リリースした。第2投目も同じポイントに入れたが、今度はチヌ、同程度のサイズだったがこれもリリースした。10年以上前のことだが、ここでチヌ、キビレが入れ食いだったことがあったと想い出した。

18時45分、コツっという小さなアタリがあり10秒程度待つ。そしてゆっくりと誘いを掛けると、浮きが沈んだまま手前に移動してくる。メバルだったら大物だと思いながら揚げるとやけに長い。今度は30㎝程度のセイゴだった。セイゴはスズキ君の子供だが、刺身にしても美味しいので持ち帰る。今夜はセイゴが3尾釣れたので刺身には事欠かない。

2尾目のセイゴ、これもアタリは小さく誘いを掛けなければ喰い付かなかった。潮が動かないからかなあと思ったが、久し振りのセイゴなので感触は忘れている。この後、3尾目が釣れるがやはり同じだった。

結局、本命のメバルは全くアタリすら無かった。こう潮が動かないんじゃ仕方ないが、それでも3時間粘って21時を過ぎて納竿した。帰りに、序に西側の旧港を覗いて見ようと行ってみたが、2人の若い士が竿を出していた。2人共浮きを使っていないのでルアーかなと思ったが、聞いてみると餌釣りだった。1人はイワシの切り身を付けて波止から真下に降ろしている。アナゴが釣れたそうである。もう1人はアオムシを付けて引き釣りをしている。小さなメバルが釣れたがリリースした。あまり参考にならない釣りだったが、こちらは潮が良く動いていた。西と東とでは随分違うものである。改めて竿を出そうかなと思ったが、一旦納竿してしまうと面倒になる。暫く眺めていたが釣れる様子は無かった。私も最初からこちらに来れば良かったかなと思ったが、街灯で辺りが明る過ぎるのが難点、メバルはやはり暗がりの方が良い。新港側から旧港に来たので街灯がやたら多いが、最初から旧港に入れば暗がりは幾らでもある。次回は潮が良く動く旧港でやってみよう。

釣行日:11月25日
旧暦:11月2日
場所:櫛ヶ浜港防波堤
時間:18:00~21:20
天候:晴れ
風 :無風
外気温:21時17℃
月齢:1.2
潮 :大潮 満潮21:03潮位296cm 干潮15:37潮位106cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:セイゴ3・キビレ1・チヌ1

【11月25日過去の釣行記録】
・2007年第2埠頭東側、06:20~16:10、大潮、釣果=カレイ3・コウイカ1・キス6・キビレ1・小ダイ1
・2017年徳山築港、06:20~12:20、小潮、釣果=カレイ4・ハゼ2・イイダコ1・小ダイ1・メゴチ2

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦11月2日釣行記録】
・2005年12月03日、庄の浦港防波堤、16:45~23:00、大潮、釣果=メバル7・アジ2・ソイ1・クロ1・アナゴ4
・2006年12月21日、華西南岸壁、夜、大潮、釣果=メバル7・チヌ1・クロ1
・2008年11月29日、第2埠頭東側、06:10~12:30、大潮、釣果=カレイ1・キス2・アイナメ1
・2011年11月26日、粭島小瀬戸橋、18:50~20:30、大潮、釣果=アジ8
・2015年12月12日、徳山築港西側南端、06:00~17:10、大潮、釣果=カレイ2・キス4・キビレ1・イイダコ1・ハゼ6

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第362夜 カレイよりアジ

2022-11-17 17:31:38 | サーフ

2022.11.17(木)

朝まずめも次第に遅くなり、早朝が苦手な私も余裕で釣り場に着けるようになった。6時前には釣り場に着いていたが、台船に横付けのあけぼの丸が6時15分頃出港するというので、1本だけ埠頭前方(西側)にサーフして待機していた。本来のサーフ方向は台船に沿って北側(あけぼの丸方向、フェリー乗り場方向)になる。

6時20分に周防灘フェリーが入港してきて入れ替わりにあけぼの丸が出港した。その後で4本の竿をフェリー乗り場方向にサーフした。台船上からサーフしようかと思ったが、引き潮で台船がかなり低かったので満ち潮になってから移ることにした。

早朝は(まずめ時は特に)船の往来も頻繁で、サーフしたラインを引っ掛けられる可能性が高いので、船が来る度に自分の存在をアピールするためにカンテラで合図を送った。数隻がカンテラに気付いて急角度で進路を変えてくれた。この港に係留している、ある船のオーナーが言っていたが、私が竿を出している場所が丁度死角になるようで、入出港の船が気付かないことが多いそうである。船舶は入出港時には岸壁から十分に距離を取らなければならないが、実際は遵守している船は少ない。岸壁や埠頭ではサビキ釣りが大勢を占めているのでサーフしているとは解らない場合も多いようだ。それ程サーフ人口が減少してきたということである。

9時頃、常連の散歩人兼サビキ釣り人がやって来て、台船の上からアジを狙うと言う。ここ10日くらいで3回来ているそうである。前回(11月5日)私が来た時にも、ここでは珍しくアジが大漁だったが、それ以降2週間程度アジの入れ食いが続いているとのことだ。私も冷凍のオキアミを買って来ようか迷ったのだが、2週間前の釣果なのでまさか今以って好調が続いているとは思わなかったので用意しなかった。

サビキ人は始めて間もなく良型のアジを揚げだした。一荷釣りとはならなかったものの1尾宛確実に揚げていた。釣っている最中も私と会話をしていたのだが、前回私が逃した大ダコを1週間前に揚げたと言われる。1.5㎏あったそうで、間違いなく私のマダコである。昨日漸く全部食べ切ったと言われる。そのお返しに今日はアジを進呈すると言われたが、そう言えば、サビキの道具を車に積んでいたように思い探してみた。結果、道具はあったので、餌を使わせてもらって一緒に釣りだした。10分程度で私も7~8尾良型のアジを揚げたが、その内食いも渋って来たので止めた。サビキ人は11時過ぎまで粘って釣っておられたが、何時の間にかクーラー一杯になっていた。勿論私が釣ったアジも入っていたので、納竿時に8尾ほど貰った。左上に写っているのは私がサーフで釣ったキスである。

さて、私のサーフの釣果であるが、9時10分と9時30分にキビレが2尾揚がった。その内大きい方をサビキ人が持って帰ったので、小さい方はリリースした。そしてキスはこの後2尾釣れた。普段なら2尾程度では持ち帰らないが、今日はアジが居るので持ち帰って一緒に刺身にすることにした。この4尾以外は何も釣れなかった。餌のアオムシも全部食われるということは殆ど無く、大抵チモトから1~2㎝は残っていた。潮が悪いせいか食いも渋っていたようだ。果たしてカレイは居るのだろうか。

元勤めていた会社のOB先輩から23日に船釣りの誘いがあったが、現在、自治会の方の規約の改正や何やでしょっちゅう会議があるので、19日の会議が終わるまで次の予定が組めないため保留にしている。それに船釣りも今は釣果が芳しくないとのこと。通常ならこの時季はハマチ狙いなのだが、ヤズ(ハマチの子)でさえ揚がらないとぼやく。そのため今回は五目釣りとなるようである。あまり気は乗らないが、ここ2年程度船釣りをしていないので予定が無ければ行ってみたい気もする。

釣行日:11月17日
旧暦:10月24日
場所:徳山築港
時間:06:00~11:40
天候:曇りのち晴れ
外気温:6時11℃
風 :北弱風
月齢:22.7
潮   :小潮 満潮15:48潮位247cm 干潮08:23潮位117cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ・サビキ
餌   :アオムシ
釣果:キス2・キビレ2進呈・アジ8

【11月17日過去の釣行記録】
・2018年徳山築港、06:20~13:30、長潮、釣果=カレイ2・キス1

【この日の釣り情報】
・2006年新日鉄波止場、05:30~15:00、中潮、釣果=25~28㎝カレイ7・マダコ1

【旧暦10月24日釣行記録】
・2004年12月05日、新日鐵波止場、06:30~16:30、小潮、釣果=17~37㎝カレイ4・イイダコ1

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第361夜 帆船3隻同時寄港

2022-11-06 09:53:39 | 行事・予定

2022.11.06(日)

徳山下松港開港100周年記念事業の一環で、帆船3隻、日本丸、海王丸、みらいへが昨日、徳山晴海埠頭へ寄港した。
たまたま私は徳山築港で釣行していたのだが、あけぼの丸の船長に5日、6日の両日、日本丸が寄港すると教えられた。船長は日本丸のOBとのこと。商船学校のOBなので、在学中は1年間日本丸に乗船しなければならなかったようである。久し振りに見たのでとても懐かしがっていた。

帆船3隻が同時寄港するようなことは滅多にないことなので、私も置き竿にして1時間程度見学してきた。今回はコロナ過ということで乗船は出来ないようだったが、みらいへには小学生体験航海が組まれている。但し事前募集済ということなので当日の飛び込み乗船はできないようである。
埠頭にはこの3隻の他にも徳山海上保安部の巡視船艇なども接岸していた。記念のスタンプカードや、缶バッジ、絵葉書、ボールペン等々の粗品も配っていた。

驚いたのは、有料ではあるが寺社の御朱印帳ならぬ船印帳があったことだ。今回初めて知ったのでついつい購入してしまった。恐らく私が第1号の購入者だったと思うが、衝動買いで悔やみかけていたが他の人に見せると、こんなのがあるの?私も欲しい、どこで売っていたんですかと意外や意外、何だか得した気分になったが、冷静に考えてみるとやはり衝動買いには違いなかった。私はほぼ遊漁船や瀬渡し船にしか乗らない。

「みらいへ」

「日本丸」 進水日 1984.2.15 総トン数 2,570トン 全長 110.09m 水面からのマスト高 49.3m 航海速力 13.20ノット(1浬=1.852km=1節・ノット)

「海王丸」 進水日 1989.3.7 総トン数 2,556トン 全長 110.09m 水面からのマスト高 49.3m 航海速力 12.95ノット

海上保安部の若い士等がウエットスーツ姿で子供等と触れ合っていた。寒くないかと聞くと、スーツの下は汗でびしょ濡れですとのことだった。

釣り場の南側の海浜公園内では長いテントを5張り張って、地域の特産物や弁当など販売し賑わっていた。

釣り場から巡視艇「なち」の展示放水が見える。

【11月6日過去の釣行記録】
・2007年平生南周防大橋下埠頭、19:00~22:10、中潮、釣果=メバル14・ソイ1・クジメ1・アジ1・メイタ1
・2021年徳山築港、05:50~13:10、大潮、釣果=カンダイ1・カサゴ3・キス1

【この日の釣り情報】
・2005年庄の浦港、夜釣り、中潮、釣果=メバル10・メイタ1・クロ1

【旧暦10月13日釣行記録】
・2005年11月14日、柳井池の浦、昼間、中潮、釣果=アオリイカ1・コウイカ1
・2013年11月15日、徳山築港入口、16:00~、中潮、釣果=25cm級アジ大漁
・2016年11月12日、徳山築港、06:00~09:20、中潮、釣果=キス5・小ダイ1

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第360夜 3度抱くが揚がらず

2022-11-05 21:57:47 | サーフ

2022.11.05(土)

そろそろカレイが揚がりそうな予感があり、いそいそと晴海埠頭(徳山築港)へと出掛けて行った。
今朝は目覚ましを5時にセットしていたのだが、どういう訳か4時に眼が覚めた。それもバッチリ目が冴えて眠気も全く無かった。釣具店経由で釣り場には5時20分に着いた。しかしまだまずめも始まらない。暗いまま竿を準備して、仕掛けがアナゴの餌食になるのを覚悟の上で4本サーフした。5時45分頃になってやっと東の空に朝焼けの兆候が見えて来た。まずめの始まりである。

私が竿の準備をしている頃、10分程度後にサビキ人が来た。暗くて顔すら見分けがつかなかったが、台船上に上がってサビキの準備に入った。私はサビキ人の方向へサーフするが、サビキ人は台船から真下に仕掛けを落とすので私の邪魔にはならない。尤も、サビキ人が台船上に上がらなければ私が上がっていたところだが。

サーフし終えた頃、あけぼの丸の船長がやって来た。今朝は7時出港で10時半頃には戻って来るとのこと。別の船員も10月は頗る忙しかったが、11月に入ってからは、日に1件程度の給油しか行わないので午前中には仕事が終わるとぼやいていた。

船長が、今日は帆船の日本丸が左手の海浜公園の隣に寄港していて、色んなイベントが催されるので、ここは進入禁止になるかも知れないよという。そう言えば、徳山下松港開港100周年記念事業で寄港のこともあったなと思い出すが、それが今日だとは知らなかった。まあ、出て行ってくれと言われればその時に納竿すれば良いとお気楽に思った。隣の海浜公園では長いテントが幾張りもあり、出店者が準備に忙しく立ち回っていたが、結果的にはこの釣り場への影響は何も無かったのだ。しかし、元来がお祭り男のこの私、居ても立っても居られなくなり、9時には帆船を観に行ったり、出店を冷やかしたりしに行った。帆船情報はこの次の記事にアップする予定です。

6時10分には最初の獲物であるキビレが揚がる。同時に別の竿にもキビレが喰っていたので2尾ゲットした。前回の釣行時にはこのキビレがアナゴだった訳だ。何れにしても私は持ち帰らないので、サビキ人氏に聞くと貰って帰ると言われるので進呈した。7時35分にもキビレを1枚追加してサビキ人氏に進呈した。実はこの時にサビキ人氏の顔を確認したのだが、以前、何度かここで出会っている人だった。女の子のお子さんと何度かここでサビキ釣りをやってらした方ですよねえと言うと、本人も直ぐに認められた。どうやら久し振りに来られた様子だった。朝まずめ時頃から良く揚がっているようだったが、サバが多いとのことだった。サバは一頃よりは大きくなっていたが、全部リリースされていた。キビレは10時半頃にももう1尾釣れたがリリースした。

6時35分にはこの日の最初のキスが釣れた。今日はこの後2尾追加して3尾のキスだったが、帰りにはリリースした。納竿時には、最初のキスは釣ってから5時間程度経っていたが、水温が低いせいか、バッカンの中で元気に泳ぎ回っていた。他の2尾も元気だったので全部リリースした次第である。

7時40分頃、アジの型も次第に良くなりここでは珍しく数も揚がっている。アジは回遊魚なので、同じ所に長くは居付かないものだが、今日はコンスタントに揚げておられるようだった。魚が逃げないように何か工夫されていたのかも知れない。サバもアジに負けず劣らず相変わらず揚がっていたが、全部リリースである。

クーラーボックス一杯に釣ったアジ、ここでこんなに大漁なのは初めて見たと私が言うと、自分もここでは初めてこんなに釣ったと言われた。この時季はこんなに釣れる時季なのか、たまたまなのか、明日も釣れるようだと時季かも知れない。この後、8時には納竿して帰られた。私もサビキを持ってくれば良かったかな。

さて、今日の本題はこれからである。11時10分、フェリー乗り場側に遠投して竿を引くと何と重い。根掛かりでは無くジワーっと寄って来るのだ。それに魚の反応も時々ある。エイかも知れないなと思いながら、竿を股に挟んでリールを懸命に巻く。悪戦苦闘の末、漸く足許近くまで寄せて来た時、何と、何と、何と、大ダコ(マダコ)の姿が露わになったのだ。こりゃあ竿で引き揚げるのは無理、かと言って今日はタモを持って来ていないし、あってもタモを取りに行く間も無い。何とか揚げようとするが、タコもひっくり返って潮を噴き上げる。せーので竿を引いた途端に外れてしまった。針にはマダイの子が着いていて、それをタコが抱いていたのだ。タコに針掛かりしていないのだから揚がるはずも無い。2本針のもう一つがタコに絡めば揚がる可能性もあるのだが、上手く避けている。小ダイが付いたそのままをまた海底に落とす。数分して揚げてみるとまたまた大ダコ君がタイを抱きかかえている。暫くしてまた潮を吹き出して外してしまった。3回目も同様だったが外した。4回目は他の竿も引き上げてタイの辺りに集中して仕掛けを落としてみた。針の数が多い方が良いと判断したのであるが、4回目には大ダコ君も諦めたのか逃げてしまったようである。2回目の時には散歩人の一人が見ていたが、大きなマダコだったですねと笑みを浮かべて言う。う~ん、何とも悔しいマダコだった。
後で気付いたのだが、2017年のこの日、この釣り場で釣友Sが大ダコを揚げている。

釣行日:11月5日
旧暦:10月12日
場所:徳山築港
時間:05:30~12:00
天候:晴れ
風 :西弱風のちやや強風
月齢:10.7
潮   :中潮 満潮06:28潮位270cm 干潮12:39潮位85cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・コウジ
釣果:キス3・キビレ4・小ダイ1(持ち帰り無し)

【11月05日過去の釣行記録】
・2005年伊予灘ハンドウ島周辺、07:00~13:00、中潮、船釣り、釣果=チダイ6・アジ2・エソ1
・2005年庄の浦港防波堤、16:30~22:30、中潮、釣果=3人でメバル5・アジ10・アナゴ1・キス2
・2006年華西岸壁、18:10~22:50、大潮、釣果=太刀魚11 (釣友も6)
・2008年徳山晴海埠頭、18:30~20:00、小潮、釣果=メバル2・アジ19・アナゴ1
・2017年徳山築港、06:20~13:40、大潮、釣果=キス3・ハゼ1・キビレ1R・エイ1R

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦10月12日釣行記録】
・2005年11月13日、庄の浦港、昼間、中潮、釣果=カサゴ1・ソイ1・キス1・ギザミ10
・2005年11月13日、第2埠頭東側、昼間、、中潮、釣果=35㎝カレイ3
・2006年12月02日、笠戸本浦港、06:00~15:45、中潮、釣果=サヨリ6・メバル4・メイボ1・キス1
・2006年12月02日、第2埠頭東側、16:20~17:20、中潮、釣果=キス1・マダイ1
・2006年12月02日、大島居守、18:30~21:30、中潮、釣果=メバル5
・2009年11月28日、笠佐島周辺、06:30~14:00、中潮、船釣り、釣果=ハマチ2(6人で15本)

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第359夜 畑を作ろう その29備忘録4

2022-11-03 16:33:25 | 百姓仕事

2022.11.03(木) 文化の日

「きつねの嫁入り」をレポート!!山口県の花岡福徳稲荷社を狐たちが練り歩く♪

秋は新嘗祭を始めとして祭りが目白押し、菊祭りや大名行列のお祭りなどが近隣でも開催される。今年はコロナ過でも開催されるお祭りが多いようだ。
私の地元では花岡福徳稲荷社の”狐の嫁入り”が毎年この日に開催される。全国的にも珍しい奇祭と言われる五穀豊穣祭きつねの嫁入り(稲穂祭)である。観光バスで観に来る人も多い。

 

花岡福徳稲荷社に狐が祀られているが、近くの勘場跡地(関所跡)から岩徳線の花岡駅までの旧街道を、白狐の新郎新婦が人力車に揺られ、後ろに紋付き袴の親族やお供を引き連れてゆっくりと練り歩くお祭りである。私の孫も稚児行列やお供に加わって参加した。

今回は畑をつくろう最後の備忘録4である。前回B面⑥の畝まで記載したので今回はC面①の畝から記載する。

C面①の畝は大カブの畝である。
この畝は9月4日にミニトマトを全部廃棄し、9月7日に畝の再造成を完了した。ミニトマトは累計で2400個余り収穫した。昨年も大豊作だったが今年も良く出来た。
畝の造成翌日の8日に、セルポットで育苗(8月31日種蒔き、9月4日発芽)した苗36本を移植したが、猛暑と移植が早過ぎたせいか半分以上が枯れた。そのため9月20日に再移植した。その後は順調に育ち、10月18日までに既に10個程度収穫した。私は雑煮が好きなので、雑煮に入れたり、味噌汁に入れたりして食している。葉っぱや茎も漬物で食すと美味い。

C面②の畝はレタスである。
9月7日に畝の再造成を果たす。造成前は九条ネギを植えていたが、B面①の畝に移植した。9月20日にセルトレイで育苗(8月31日種蒔き、9月4日発芽)したレタスの苗を30本移植した。以前は千切りレタスを作ったが今回は大玉レタスである。これも初めて作る。家人は以前同様、千切りレタスだと思って大きくなった葉っぱを収穫したようだ。大玉に影響が出るかどうか解らない。

C面③の畝はジャガイモである。
この畝は9月10日にトウモロコシを全部廃棄して12日に畝の再造成をした。9月15日にジャガイモの種芋10個を植えた。A面⑤の畝のジャガイモの2日後であるが品種も購入先も違う。9月27日には発芽したが、半分程度だった。少し様子を見て発芽しなければ追加の種芋を買いに行こうと思っていたが、いざ買いに行くと既に売り切れだった。現状で6個発芽している。近所の畑人曰く、種芋に牛糞などが付くと腐るとのこと。この畝は造成後3日に植えたのでその可能性は高い。A面の方は畝の造成後2か月経過後に植えたのだから影響は無かったものと思われる。畑作りにも色んなことがあるものだ。既に2回芽欠きを済ませた。

C面④の畝はニンジンである。
ニンジンは難しいよと聞いていたが初挑戦である。根付くのがなかなか難しい。移植しても暑さのせいか枯れる苗が多く、何度も植え替える。苗は充分に育苗しているので移植する分には不足するということは無いが、苗がもっと大きく育ってから移植した方が良いのかも知れない。それには育苗ポットも大きくしなければならないだろう。現状ではやっと定着したようで、ほぼ全部の苗が日に日に伸びている。

C面⑤の畝は小カブである。
9月28日にマクワウリを廃棄して畝を再造成した。マクワウリは腐って捨てたものも多かったが、累計83個収穫した。近所にもお裾分けしたが、久し振りに食べたがこんなに旨かったかなあという感想が多かった。私でさえ数十年振りに食したのである。しかし私の感想は、母が畑で作り子供の頃食べたマクワウリの味には遠く及ばない。
畝を暫く休ませて10月14日に小カブの種蒔きをした。ちょっと種蒔きの時季が遅いが、それでも3日後の17日には一部発芽した。本来は筋蒔きをするのが良いのだろうが、今回はマルチの穴に数個宛種を蒔いた。それでも発芽しない所もあり、その後数回種を蒔き直し、現状ではほぼ全部発芽している。私はカブが好きなので、C面①の畝の大カブだけでは直ぐに無くなってしまうので、追加の意味合いもありこの畝一面に小カブを植えた次第である。同時に、B面⑥の畝にも大カブの種が余っていたので植えて見た。

C面⑥の畝はシュンギクである。
9月25日にキュウリを廃棄し28日に畝を再造成、翌29日にシュンギクの種蒔きをした。
キュウリは苗3本で5月19日から8月23日まで167本収穫した。隣のマクワウリと蔓が絡み合ってどうしようもなく、畝を1か月程度放置していたが、たまたまホームセンターでシュンギクの種を見付け今回の初挑戦となったものである。何だか簡単に出来そうな感じがしての衝動買いである。種蒔きの4日後には発芽し現在に至る。発芽していない所もあるが、そんなに大量にも要らないので追加の種蒔きはしていない。

C面⑦の畝はダイコンである。
以前もダイコンであったが8月2日に廃棄し19日に畝の再造成をした。その直後にナスの種を蒔いてみたが上手くいかなかった。10月1日に改めてダイコンの種蒔きをし、5日後には一部発芽した。発芽していない所へは追加の種を蒔く。秋から冬に掛けてはダイコンの需要も多くなることから、現状A面①と②の畝もダイコンの畝にしている。ダイコンは種蒔きの時期さえ間違わなければ容易に出来るので重宝している。

以上が畑の現況備忘録の全てである。全22畝を記載した。来年以降はこの記事を見ながら畑を作ることになる。但しこの備忘録は主に夏以降半年分であり、冬から梅雨頃までの半年分は来年記載することになる。2つの備忘録にて畑の歳時記となる。

【11月3日過去の釣行記録】
・2005年粭島港防波堤、16:00~16:45、大潮、釣果=アオリイカ1
・2005年庄の浦港、17:00~22:10、大潮、釣果=2人でメバル16・アジ6・クロ1
・2006年華西防波堤、16:40~21:45、中潮、釣果=メバル5、釣友=太刀魚3
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、18:00~22:00、小潮、釣果=アジ2・メバル2
・2008年第2埠頭東側、07:15~11:40、中潮、釣果=キス2・稚ダイ6
・2009年華西防波堤、18:10~22:30、大潮、釣果=メバル4・アジ3
・2014年徳山築港、06:00~14:50、若潮、釣果=カレイ4・キス14・トラハゼ1・ハゼ2・チヌ1
・2016年徳山築港、06:00~10:45、中潮、釣果=キス2・ハゼ1・ベラ1・小ダイ3
・2017年徳山築港、06:00~11:30、大潮、釣果=28、36cmマダイ2・カレイ2・キス4・カワハギ1

【この日の釣り情報】
・2013年徳山築港、午前中、大潮、釣果=高校生、キスの引き釣りでカレイ2

【旧暦10月10日釣行記録】
・1998年11月28日、宇部空港沖、06:00~16:00、長潮、船釣り、釣果=大カレイ・マゴチ・スズキ・キス・イイダコ
・2004年11月21日、新日鉄波止、06:00~16:00、長潮、釣果=カレイ3・キス2・メゴチ2
・2012年11月23日、櫛ヶ浜港新防波堤、18:00~22:20、長潮、釣果=メバル11・セイゴ1・アジ7・サバ3
・2015年11月21日、徳山築港、06:10~16:40、長潮、釣果=25、32cmカレイ2・アイナメ1・キス3・ハゼ2・イイダコ3・マダコ1
・2018年11月17日、徳山築港、06:20~13:30、長潮、釣果=カレイ2・キス1

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする