千一夜第3章第372夜 新たな釣り場を求めて

2023-01-30 23:17:42 | サーフ

2023.01.30(月)

以前から気になっていた櫛ヶ浜港東端の釣り場に漸く来れた。大寒波も去り一時的にせよサーフ出来る環境にある。
私の釣り場は、車横付け即サーフ出来る所でなければならない。そういう条件を全て適えているのがこの釣り場である。後方は半ば野っ原であり何の気遣いも要らない。サーフ方向は前方であり、港の入り口とは少しずれているので、漁船やプレジャーボートの出入りがあっても、まずラインを掛けられる心配も無いように思われる。但し竿を出している所へ船が接岸すれば台無しとなるが、下に敷石もあるので、ここへ船が着くことは無いように思われる。今日はまだ嵐が去った直後のためか、漁船などの出入りは全く無かった。水温も低くなっており魚も釣れないからだろう。今日は魚を釣るというよりも釣り場の感触を確かめるために来た様なものである。

釣り場の左手は新港まで長い船の係留場所となっているが、係留場所は空いている所も多い。サーフしてみた感じでは海底は砂泥だろうと思う。左右遠近とサーフしてみたが根掛かりは全く無い。理想的な釣り場とも思えるが、カレイが釣れればの話である。ここではカレイだけでなくアイナメも狙えそうなロケーションである。昨年末頃だったか、夜に港の下見に来た時、夜釣りの若い士2人が居たが、一人はアナゴを揚げていた。ああ、ここもアナゴが揚がるのかと少し肩を落とした。朝まずめからサーフするとアナゴに仕掛けをぐちゃぐちゃにされるので、出来れば釣りたくない魚である。

今日は思った通り魚の姿を見ることは適わなかったが、少し水温が上がってからもう1~2度来て見ようと思う。ここでカレイが揚がれば私の4番目のホームとなる可能性を秘めている。楽に釣れる場所を探すのも大変である。

写真の左上の方に堤防が写っているが、嘗てこの堤防の先端からサーフしたことがある。大して大きくは無かったと思うがカレイを数枚ゲットしている。サーフ方向は防波堤先端から前方である。従ってこの場所からサーフするのとは全くポイントが異なる。ここが駄目ならまた向かいの防波堤先端まで行ってみるのも選択肢の一つである。

防波堤の全体像を写していないが、数百メートルにも及ぶ長い防波堤である。櫛ヶ浜新港から旧港に向けて伸びているが、サーフの道具を持ってこの防波堤先端まで来るのはキャリー無しでは到底無理である。忘れ物でもした日にゃ目も当てられない。2往復もすればその日の体力は全て消耗してしまいそうである。
一昨年だったか、近所のホームセンターでニューモデルのキャリーを購入したが、まだ一度も使用せず納屋で埃を被っている。キャリー兼椅子となるものだが、そもそもこのキャリーを引いて歩くこと自体が苦痛である。行動に移せばそれなりのことは出来るが、行動に移すまでが時間が掛かる。まあ愚痴を並べてもしょうがないので、この釣り場で釣れなければ、一度奮起してキャリーを引いてみようかとも思う。

私の連載記事に「釣り場百景」というのがあるが、この釣り場と防波堤先端の釣り場はまだ未記載である。1~2度しか釣行していない釣り場は記載していないので、今後数度釣行するようであれば記載したい。「釣り場百景」も原稿のままアップしていない記事が10篇程度あるが、その中には既に釣り場が無くなっている場所がある。徳山大島の本浦港は記事にはしてあるが、現在は干拓されて港自体が消え失せている。今後は逆に貴重な資料となるかも知れない。

今日は朝方は北風も緩やかだったが陽が昇るにつれ強風となった。港の外側では白波が立つほどだったが、ここでは竿の揺れも殆ど無く常態だった。干潮が9時だったので、その後1時間程度やってみたが、魚の気配は全く無し。餌も殆ど無くならず、最初に付けた餌が納竿時まで元気に動いていた餌もあるくらいだった。10時過ぎにはさっさと納竿して終えた。餌が大量に余ったが、ここ数日の内にまたいそいそと出掛けるかも知れない。

釣行日:1月30日
旧暦:1月9日
場所:櫛ヶ浜港東側
時間:06:40~10:20
天候:曇り
風 :北弱風のち強風
気温:6時40分4℃ 9時7℃ 9時45分6℃
月齢:8.3
潮   :小潮 満潮03:41潮位208cm 干潮09:05潮位154cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:ボウズ

【1月30日過去の釣行記録】
・2010年平群島・八島沖、07:00~14:00、大潮、船釣り、釣果=アジ5・ウマヅラハゲ1
・2011年第2埠頭東側、06:50~10:00、中潮、釣果=ボウズ
・2021年櫛ヶ浜新港防波堤、18:30~20:50、中潮、釣果=メバル2
・2022年日立製作所南方岸壁、06:40~12:00、中潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・1994年今津川河口、08:00~10:00、中潮、釣果=33.5cmイシガレイ・20cmマコガレイ

【旧暦1月9日釣行記録】
・2008年02月15日、第2埠頭東側、18:30~21:30、小潮、釣果=メバル13
・2010年02月22日、第1埠頭、08:30~12:30、小潮、釣果=30cmカレイ

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千一夜第3章第371夜 畑を作ろう その30 鍬事始めの儀

2023-01-10 23:55:51 | 百姓仕事

2023.01.10(火)

昨日、1月9日に今年初の畑仕事を始めた。
まずA面⑤の畝を耕し再造成した。昨年末にジャガイモを収穫し、そのままの状態で放置していたが、2月下旬にはまた新たにジャガイモを植える予定なので畝の造成を急がねばならなかった。苦土石灰と牛糞、鶏糞をブレンドして耕し畝を造成し、後でマルチで覆った。このまま2月下旬まで畑は寝かせておく。

続いてⅭ面③の畝も再造成した。A面⑤の畝と同様に3種の肥料などで土壌改良した。この畝にもジャガイモを植える予定である。昨年秋にもジャガイモを植えたが、種芋10個に対して6個しか発芽しなかった。近所の先輩が言われるには、土壌改良して直ぐにジャガイモを植えると殆ど腐るそうである。特に牛糞がいけないようである。昨年は、土壌改良後間もなく種芋を植えたので失敗だった。A面⑤の畝は充分に間隔を置いていたので全部発芽し順調に収穫まで至った。そのため2月下旬まで約1か月半程度、再造成した畑を寝かせておく訳である。

 

今日は近所のホームセンターでジャガイモの種芋を購入した。
メ―クイーン2kgとダンシャク1kgである。メ―クイーンは33個、ダンシャクは20個の種芋がビニール袋に入っていた。昨年もメ―クイーンは1月10日に購入している。これらは陽の当たらない倉庫に保管しておく。霜が掛かると全滅となるからだ。2月下旬に種芋を植える予定なのだが、ホームセンターで売り出したら早めに購入しておかないと人気種は直ぐに売り切れてしまう。今日も近所の畑作り人に種芋を購入したというと、自分も明日買いに行こうと言っていた。

今回は昨年同期に比べて3倍程度の種芋を用意したので、もう一畝ジャガイモ用に再造成しなければならない。A面⑥の畝を一両日中に再造成して準備しておこうと思う。昨年はメ―クイーンだけだったが、2月28日に種芋14個を植え付けて、3月22日に発芽、6月18日に大小合わせて375個収穫した。小は親指程度の小さいものまで数えている。これが半年どころか僅か数ヶ月で無くなったのだ。家人があちこちへ配ったためであるが、今年はこれでもかと言う程収穫出来そうである。

【1月10日過去の釣行記録】
・2005年第1埠頭南端西側、11:00~12:30、大潮、釣果=キス5・カナガシラ1・イイダコ2
・2011年櫛ヶ浜港新防波堤、18:30~20:30、小潮、釣果=メバル6・ソイ1

【この日の釣り情報】
・2015年徳山築港西側、07:00~14:30、中潮、釣果=極小カレイ1R・小アイナメ3・ハゼ2・キス1
・2016年徳山築港魚市場前、昼間、大潮、釣果=33cmカレイ1・ハゼ・イイダコ10杯
・2021年第2埠頭南端、昼間、中潮、釣果=ハマチ釣り人で賑わう

【旧暦12月19日釣行記録】
・1994年01月30日、今津川河口、07:00~11:00、中潮、釣果=マコガレイ1・イシガレイ1
・2008年01月26日、第2埠頭東側、07:00~16:00、中潮、釣果=カレイ4
・2014年01月19日、櫛ヶ浜港防波堤、17:57~19:45、中潮、釣果=メバル1
・2015年02月07日、徳山漁港前、07:00~13:00、中潮、釣果=アイナメ1・ハゼ1
・2020年01月07日、徳山築港、10:30~13:50、中潮、釣果=カレイ2・フグ1R

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千一夜第3章第370夜 ’23年釣り事始めの儀

2023-01-07 23:55:09 | サーフ

2023.01.07(土)釣り事始めの儀

今朝は5時30分起床、外は小雨が落ちていたが、天気は回復するとの予報だったので、久し振りに予定の入っていない今日を初釣りの日とした。6時過ぎに釣具店に行った頃は小雨も止んでいた。朝の気温は5℃だったが、防寒着を着ているので寒さは殆ど感じなかった。釣り事始めの儀はやはりホームグランドである築港の釣り場である。

釣具店を出て暫く車で進んでいると雨粒がフロントガラスに落ちだした。それも次第に強くなるような感じだったので、スマホで改めて天気予報を見ると、7時には止む予報が8時に変更になっていた。既に餌も購入して準備万端だったためそのまま釣り場に向かう。

釣り場には他の釣り人は居なかったが、常連の犬の散歩人が、正月から結構釣り人が来ていたと言う。結構と言っても、ここでは1組か2組程度だろうと思うが、よく見ると釣り場には塵が散らかっていた。

小雨はまだ降り続いている。竿を雨に濡らすのは嫌なので、竿を出す前に例年のごとく、まず朝まずめ開始時(曇っていてよく解からない)の6時40分に、海神大綿津見神(おおわたつみ)、海の潮の満ち引きを司る神様、塩椎神(しおつちのかみ)を始め、ワタツミ(海神)、オカミ(水神)、オミヅメ(水神)らの諸神に感謝と安全、大漁祈願のため、海にお神酒を捧げ、1礼2拝2拍手1拝1礼。例年の釣り事始めの私の神事である。今年は東西南北で四方拝をした。昇殿参拝した折に頂いたお神酒を捧げようと思っていたが、何も考えずその日に呑み干していた。そのため釣具店に寄る前にコンビニでワンカップ2本購入して来た。

竿出し前の神事も終わったが、小雨は降り続く。ここまで来たら仕方ないと諦め、6時40分から竿を出す。気温は2℃上昇し7℃となった。竿出しの頃から数隻の漁船も出港したし、渡船も客を運んでいた。メバル釣りなどは小雨が降り水が濁った方が良いとされる。朝方は風も緩やかでメバル釣りには好条件かも知れない。

天気予報通り、8時には小雨も上がり太陽も顔を出したが、9時30分頃から西風が強くなってきた。海面も相当荒れて来た。小雨が降る間は竿を3本出していたが、陽が出てから2本追加し5本とした。

何時も台船に横付けしているあけぼの丸の姿も無かった。空き地に船員の自転車が止めてあったので、早朝から出港したものと思われる。私は台船上から3本の竿を出した。後で気付いたことだが、陽が昇って来ると、何時もの給水機の横からサーフした竿の餌は、竿を揚げた時に残ることが多くなってきたが、台船上からサーフした餌は殆ど無くなっていた。台船上からサーフし出したのは昨年の秋頃からだったと思うが、今まで荒らされていない方へ魚も移動しているんじゃないかとさえ思えて来る。今度は集中的に全部の竿を台船上からサーフしてみようと思う。

さて、釣果の方であるが、今年の1尾目は9時に釣れたメゴチだった。昨年は20㎝程度のアイナメだったが、似たようなものである。唇に上手く針掛かりしていたので、海に戻すとすぐさま潜って行った。但し、生体反応のあるものはこの1尾のみだった。カレイなんぞアタリも見なかった。まあ、正月早々殺生をしなかったと言えば聞こえは良いが、ここ2~3年、カレイの釣果がグンと減少した。絶対数が減ったのだろうが、この広い海、私が釣る分は高が知れていよう。何時だったか、カレイも禁魚の対象になるかも知れないと何かで読んだように思うが、カレイ一筋の私としてもカレイ減少を実感する。

9時30分頃から西風が強くなり、その後も収まる気配は無かった。1人釣行でもあるし殆ど車中で竿先を見守っていた。散歩人などの常連が来た時には新年の挨拶を交わす程度で、その時に竿を少し引いてみるくらいだった。満潮時の9時30分の前後1時間でも、メゴチ1尾だけじゃあどうしようもない。11時30分には諦めて納竿に入ったが、その時に最後っ屁のようにナマコが揚がった。これは引っ掛かったのではなく、ちゃんと餌を食っていた。従って釣ったのである。茶色のナマコで最上級品の部類に入るナマコである。これも台船上からサーフした竿にきた。やはり、何時もの飛距離とは違う所へサーフしたのが功を奏したようだ。

釣行日:1月7日
旧暦:12月16日
場所:徳山築港
時間:06:40~11:40
天候:小雨後曇り
風 :西弱風のち強風
月齢:14.7
潮   :大潮 満潮09:32潮位288cm 干潮02:47潮位15cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:メゴチR・ナマコ1

【参考】
以前私は暇に任せて神様の系譜を作ったことがある。日本の神様の殆どが神世七代、七代目の伊奘諾尊(いざなきのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)を祖とする。 海神様でいうと伊奘諾尊と伊奘冉尊の最初の子、海神大綿津見神(おおわたつみ、神武天皇の外祖父)である。海の潮の満ち引きを司る神様は塩椎神(しおつちのかみ)である。

多神教国日本では八百万の神様が鎮座される。海の神様も実に数多い。その一例を挙げると、
・海神・住吉三神  
国生み14柱で底筒之男命(そこつつのをのみこと)、同じく国生み14柱・中筒之男命(なかつつのをのみこと)、同じく国生み14柱・上筒之男神(うわつつのをのみこと)。  

・海神・綿津見三神  
国生み14柱で底津綿津見神(そこつわたつみのみこと)、同じく国生み14柱・中津綿津見神(なかつわたつみのみこと)、同じく国生み14柱・上津綿津見神(うわつわたつみのみこと)。因みに天照大神(あまてらすおおみかみ)も国生み14柱の一人である。

・海神・三女神
・宗像三神(伊奘諾尊と伊奘冉尊の孫、素戔鳴尊の子)、多岐都比売命(たぎつひめのみこと)、市杵島比売命(いつきしまひめのみこと・別称:弁財天)、多紀理毘売命(たごりひめのみこと・大国主尊の妻)。

他にも海や水に関する神様を挙げると、
・火照命(ほでりのみこと・別称:海幸彦(毘古)・神武天皇の大叔父)。
・国生み神・岐神(ふなとのかみ)は船の航路を司る神。
・伊奘諾尊と伊奘冉尊の最初の子は十柱神で次が水と関係ある八柱神であるがその水を司る神、彌都波能売神(みつはもめのかみ)。
・国生み十神の速秋津日命(はやあきつひめのみこと)の子の八神(河海を持別て生みし神)も水神様で、沫那藝神、沫那美神、類那藝神、類那美神、天之水分神、國之水分神、天之久比奢母智神、國之久比奢母智神がいる。

以上、前年と同文の記事を張り付けたが、これらの神様全員にワンカップ半分じゃ御利益も薄れるだろうな。神様の御利益は、くれぐれも如実ですぞ。

【1月7日過去の釣行記録】
・2006年大島居守海岸、18:00~23:00、小潮、釣果=2人でメバル9
・2007年第2埠頭東側、15:15~16:30、小潮、釣果=イイダコ1
・2007年大島大原、18:30~00:00、小潮、釣果=メバル13
・2022年徳山築港、06:40~12:50、中潮、釣果=アイナメ1・フグ1全R

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦12月16日釣行記録】
・1993年01月08日、笠戸タンダ、06:40~13:30、大潮、釣果=小栄螺大漁
・1998年01月14日、第2埠頭南端東側、07:00~13:30、大潮、釣果=カレイ4・イイダコ5
・2007年02月03日、櫛ヶ浜港防波堤、06:40~12:50、大潮、釣果=カレイ7・アイナメ2・クジメ1・タナゴ1
・2007年02月03日、大島大原、21:30~23:00、大潮、釣果=メバル11
・2009年01月11日、那智埠頭、18:00~18:45、大潮、釣果=ボウズ
・2009年01月11日、晴海埠頭、19:00~20:11、大潮、釣果=メバル11
・2010年01月30日、平群島・八島、07:00~14:00、大潮、船釣り、釣果=アジ5・ウマヅラハゲ1
・2012年01月09日、洲鼻港防波堤、06:40~11:00、大潮、釣果=アイナメ1R

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千一夜第3章第369夜 2023 謹賀新年 三社参り

2023-01-05 21:18:21 | その他

2023.01.05(木)

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

例年、正月三が日の間に初詣をするが、今年の正月は娘の帰省や宴会など何かと忙しく初詣は4日になった。しかし家族全員が揃っての初詣は久し振りのことだった。地元の花岡八幡宮より昇殿参拝の案内状も来ていたので、家族で昇殿参拝した。今年は4日が仕事始めの企業なども多く、境内は閑散としていて丁度良かったが、屋台などの出店の姿は無くちょっと寂し気ではあった。

恒例の三社参りをして参りました。花岡八幡宮、閼伽井坊、福徳稲荷社はほぼ同じ場所にあるため歩いて参拝できる。三社参りの最初は、氏神様でもある花岡八幡宮である。花岡八幡宮本殿、長い石段を上りつめた山頂にある。が、今年は長い石階段を登らずに本殿脇の駐車場まで車で昇った。私一人なら石段を登るのだが、最年少が1歳8か月なので、石段登りは即却下された。

まずは手水舎、ここで俗界の穢れを落とす。手水を取り、心身を清めてから御神前に進むのだ。まず右手で柄杓を持って水を汲み左手に掛ける(神道では左が神聖なものとされているため左が先)。次に柄杓を持ち替えて右手に掛ける。再び柄杓を右手に持ち替えて左の掌に水を受けて口を漱ぐ(柄杓に直接口をつけない)。そして口をつけた左手を清めるために再度洗い流す。最後に両手で柄杓を立てて柄杓の柄に水を流す。清められた柄杓を柄杓置き場に伏せて戻す。この一連の動作がスムーズにいくととても美しく見えるのである。帰省した娘などは殆ど作法を知らないので教えながらのこととなる。

境内の通路中央は神様の通り道なので、人は右端を歩かなければならない。本殿前ではお賽銭をあげて、”来たよ”って鈴を鳴らして神様を呼ぶ。その後1礼2拝2拍手1拝1礼と作法通りのお参りをする。礼は軽く15度程度のもので拝は90度に腰を曲げる。拍手は両手を合わせた後、右手を少し下にずらした後拍手する。拍手を2度繰り返して、また1拝し、軽く礼をしてお終いである。今年は頭の中を空にしてお願い事はしなかった。宮司とは新年の挨拶を交わした。一応、お参りを済ませてから昇殿した。

神主さんも本殿前に座る迄には色々と作法があるようで、祝詞をあげるまで少々時間が掛かる。最後に太皷を叩かれるが、何時もこの太鼓の音には感動させられる。実に上手である。

神主さんに祝詞をあげてもらい、この後玉串奉納となるが、これも玉串を受け取った後から細かい作法がある。これはうろ覚えだったが、娘と一緒に立ち私がぶつぶつ呟きながらやる作法を娘も習ってやっていた。

本殿左脇には、他の神様も数柱祀ってある。ここには住吉神社や塩椎神(しおつちのかみ)神社といった海神様が祀ってあるので、私は毎年、安全祈願や大漁祈願をここでする。私にとってはここが本命かも知れない。今年の初釣りは次の3連休の何れかになるだろう。

八幡宮の次は閼伽井坊(あかい坊)、花岡八幡宮の参道入口にあるが、ここは神社では無くお寺(真言宗)である。弘法大師が祀ってあり、例年、ここにもお参りして帰る。今年は境内に入った左手にある釣鐘が撞けたので皆で1人宛て撞いた。まだコロナ過なので鐘撞などは中止している所が多いのだが、久し振りに撞いた。思わず「マザー ユー ハッド・・・・」(ジョン・レノンのマザー)と叫びそうになる。

最期は福徳稲荷社、『きつねの嫁入り』という奇祭で全国区で有名な神社。ここは寺社が併存している。参道から門を入るとお寺であり、西隣に稲荷神社がある。11月3日のお祭りの日には、駐車場は観光バスで一杯になる。ここも例年お参りする。ここでも同級生の宮司と挨拶を交わした。

花岡八幡宮と福徳稲荷社では、お参りを済ませて毎年福引を引くが、今年は両社とも昨日で終わっていた。本来は3日にお参りする予定にしていたのだが、3日に急遽、イチゴ狩りに行こうということになってお参りは4日になった。今年最初の籤が引けなくて残念、いや、そう言えば家の前のホームセンターの籤引きで良い商品が当たったのだった。

【1月5日過去の釣行記録】
・2008年第2埠頭東側、07:00~15:00、中潮、釣果=カレイ4・キス4・ハゼ1・チダイ1・アジ2
・2008年居守海岸、18:30~22:30、中潮、釣果=メバル5

【この日の釣り情報】
・2007年庄の浦港、06:00~10:00、大潮、釣果=カレイ6
・2007年粭島港、夜、大潮、釣果=小メバル入れ食い

【旧暦12月14日釣行記録】
・2007年02月01日、中電西、09:00~13:00、大潮、釣果=カレイ2・アイナメ2

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