千一夜第3章第333夜 22年初磯 まさかの・・・

2022-05-15 22:54:03 | 磯釣り

2022.05.15(日)


居守港は徳山競艇場の直ぐ南側に位置する。私と釣友T、Hが集合の遅いSを待ちわびる。

私は今年初の磯釣りである。畑仕事で足腰が痛むので躊躇していたが、久し振りの磯釣り(メバル釣行)ということもあって行くことにした。
居守港の渡船「栄勇丸」で笠戸島東側の小島南方の岩場に上陸することになった。釣友Tが段取りを付け、17時30分出港、翌朝6時過ぎに迎えに来るという釣行である。メンバーは何時もの元同僚等で、引退した私以外3人(T、S、H)は現役組である。

Sも何とか間に合い、17時8分にいざ出港である(出港予定は17時30分だが、こういうものは大抵30分程度繰り上がる)。我々のメンバー4人と他に1名の計5人がそれぞれの磯に上がる。今夜は大潮ではあるが満月である。メバル釣行は暗闇(新月)、凪、濁り水(小雨程度が良い)などが昔からのメバル釣りの定石である。今夜は満月で明るい夜となりそうだから釣果はあまり望めない。

17時34分には釣り場に到着、4人が上陸するには十分過ぎる程の広さの岩場だった。逆に4人が一緒にとなればここしか無いのかも知れない。リレー式に荷物を降ろす。釣り場到着頃は風が少し強かったが、直に風落ちとなると船長が言っていたが当たっていた。

岩場の端の方は、満潮時には水没の恐れがあるため荷物は岩場の奥に移動させる。広い岩場なので歩くのは楽である。この広い海、魚は居るはずだ。

荷物を移動させた後は、瀬などの確認を明るい内に行う。Sは何度もここに上がっているようなので瀬などは知り尽くしているのだろうが、3人は何れも初めての釣り場となる。この広い岩場の南側に少し切り立った岩があるが、この岩から南方に良さそうな瀬が拡がっていた。狙い目はここら辺りが良さそうである。私は足腰が弱いので広敷の岩場からやるが、まだ若いSやHはこの岩場に上がった。

18時30分頃から手始めにHは竿を出す。延べ竿専門である。この時、リリースしたがベラを1尾揚げたようである。

上陸後陣を張り、早速Tが腹ごしらえの準備に余念がない。明るい内はまだ竿を出さないので、日の入りは19時過ぎだが、夕まずめの終了を待って釣行開始となる。

11時半頃から2度目の休憩時間。夜は寒くなり各自持参した上着を着こむ。気温も下がったが、1次会の酔いが醒め急激に寒くなったのだ。Sはキャンプ道具一式揃えて使いこなしているので、手捌きは早い。調理も簡単ではあるがバリエーションが広い。こういう所での飲食はまた格別である。年々、私の体力は落ちてゆくが、まだ若い駕籠かきが2人いるので、もう少し参加できそうである。

午前4時29分、朝まずめが始まった。今はこの時間がまずめ開始時間である。普段のカレイ釣行でもこの時間くらいから始めるのが理想である。単独釣行では私のような寝坊はとてもじゃないが無理である。初めから徹夜覚悟で行くしかない。この日は、4時頃からボツボツ釣れ出した。月が隠れ、まずめ開始となると、やはり魚の活性も上がって来るようだ。

釣り初めが20時頃だったか、竿出し後まもなくカサゴを釣るが小さいのでリリース、Sもカサゴを1尾揚げたようだ。Hは小メバルを揚げたようだがリリース。その後、みんな、全くアタリすら無かった。Tは22時過ぎから2次会の準備、我々も23時過ぎには一旦竿を置く。しかしその後2~2時間程度は飲み食いに花が咲く。最早真面な釣行とはならない。

Sは2時頃から熱心にやっていたがそれでもメバルは2尾、Tは4時頃から始めていきなり今日一の29㎝のメバルを釣り揚げた。しかしそれ1尾のみで納竿。Hは早々と諦めて納竿した。他にはカサゴが少々、磯のカサゴは口ばかりというが頭が大きく身の部分は少ししかない。今夜はTがメバル1尾、Sがメバル2尾とカサゴ3尾、Hは小魚全部リリース。私はカサゴ2尾(1尾リリース)だがメバルボウズに終わった。通しの磯釣りに来てメバルボウズは初めてである。やはり満月釣行には無理があるか。

今日はメバルの数ではトップ(2尾)と有終の美を飾ったS、右のメバルは立派なものだ。鼻息は荒い。

6時30分に迎えの栄勇丸が来る。帰りには幾つかの岩場に寄り釣り客を回収して行った。港に帰ったのは8人だったように思う。みんな釣果は最悪の様相で、午前4時頃から釣れ出したようだ。ぎりぎりまでやっても2時間程度だ。我々は5時には納竿した。釣れない日は人生について考える時間を魚がくれたと思えとヘミングウェイが言ったが、まだまだその心境にはたどり着けず、ただ徒に落胆しただけだった。疲れ果てリベンジなどという心境にもならない。半年程度は磯釣りは止め。

各自持参した餌のアオムシが大量に余ったので、一応私が持ち帰った。カレイ釣行に使おうと言う魂胆であるが、果たして起きられるか。明日は無理かも知れないが、明後日には行ければ行きたい。一応餌は冷蔵庫で保管するが、2日間行かなければ恐らくもつまい。その時は捨てるしかない。

釣行日:5月14日~15日
旧暦:4月14日~15日
場所:笠戸島東側
滞在時間:17:34~06:30
天候:晴れ
風 :夕方から風落ち、べた凪
月齢:14日13.3
潮 :14日大潮 満潮19:49潮位306cm 干潮13:30潮位45cm 15日大潮 満潮07:42潮位297cm 干潮01:53潮位79cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:カサゴ2尾(1尾リリース、1尾はSへ進呈)、メバルボウズ
釣友:T=29㎝メバル1(Sへ進呈)
釣友:S=メバル2、カサゴ3
釣友:H=小メバル、小カサゴ、ベラなど全部リリース

【5月15日過去の釣行記録】
・2010年洲鼻港防波堤、06:20~13:00、大潮、釣果=カレイ2・ギザミ1・キス1

【この日の釣り情報】
・2007年洲鼻港防波堤、13:20~19:30、大潮、釣果=キス10

【旧暦4月15日釣行記録】
・2009年05月09日、晴海埠頭、06:40~12:30、大潮、釣果=キス10
・2020年05月07日、日立製作所南方岸壁、05:20~11:40、大潮、釣果=カレイ2・アイナメ1
・2021年05月26日、鼓海東側、11:50~13:40、大潮、釣果=アイナメ1・25㎝ギザミ1

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千一夜第3章第310夜 2度目の諸島メバル釣行

2021-12-05 19:40:21 | 磯釣り

2021.12.05(日)

4日13時釣具店集合、15時30分片添が浜港集合、16時渡船出港、釣り場は大島郡諸島、5日7時渡船迎えのスケジュールでメバル釣行となった。これまでの数回の釣行予定が全てキャンセルや都合が付かずで不参加など、磯釣り、船釣りはなかなか実現しなかった。私としても膝の故障で消極的ではある。特に磯釣りは通し釣りの徹夜なので厳しいものがある。今回は釣り場が楽なこともあり参加することにした。 

出港前のひと時、私等3人以外に4人の釣り人が居たが、乗船名簿を見ると私と同じ町内の人が2人居たので吃驚。但し丁目が違い面識も無かったが、こういう場所では妙に親近感が沸く。他の2人も同じ市と隣市だった。この4人の内1人は初めての磯釣りらしく少々不安気ではあったが、16時の予定通りの出港となった。

16時21分には諸島の手前まで着く。この島の前方の岩場に降りて一晩過ごすことになるのだ。諸島の周りにも沢山の小島が点在する。左手には直ぐ近くに情島、渡船の南方には片島(嘗て何度か岩場に上陸し竿をだしている。あのねのねの清水氏が一部所有している島)、東側には由利島(TVでお馴染みのダッシュ島)などがある。

私はこの島の釣り場に上陸するのは2回目であるが、今回も前回と同じ岩場に上陸する。この岩場は割合平坦な岩場で、しかも広さも十分にあるので動き回るのも楽である。何より、私はひざ痛を抱えているので、今回の釣行ではTがこの場所を選択してくれた訳である(尤も、狭い岩場で身動き一つ取るのも窮屈な場所だったら私は参加していないだろう)。今回は3人で上陸したが、5~6人は十分に上陸出来る場所だ。

船を岩場に着けて上陸開始。釣友TとSが主に荷物を運んでくれるが、やはり2人ではなかなかスムーズにいかないので私も手伝う。こうなるとポーター役をもう1人増やさなければならない。3人のリレーで運搬は完結する。今後の磯釣りはメンバーが4人揃った時に参加としたい。

16時24分には上陸完了し、暗くなる前に釣り場を良く観察しておく。2回目なのである程度は解かっているが、前回通りということにはならないのが釣りである。

17時10分頃からSが先陣を切って竿を出す。まだ明るいのでメバルは釣れない。

私も17時30分頃の夕まずめから竿を出す。ここから21時30分頃の夜食タイムまで、皆それぞれの場所から竿を出す。20時頃まで西風がアゲンストだったが、20時を回った途端に風落ちとなった。

Tが夜食の準備をしてくれ、21時30分から夜食タイムとなる。23時頃まで飲んだり食ったり、そして薪まで準備してくれていたので暖も十分に取ることが出来た。こういう時間帯無しでのぶっ通しの釣行は相当疲れる。

3時頃の潮止まり頃から再び薪をくべて暖を取る。薪は残すことなく使い切り、乾いた流木なども序に燃やす。一旦、この火の前に座り込むとなかなか動けなくなる。みんな小1時間程度は居座っていただろう。

再び暖を取った後の4時頃から朝方6時頃まで竿を出す。6時頃朝まずめ開始頃からアタリが増えてきたが、既に納竿準備に入る時間である。私は最後の最後に大物が針掛かりしたが、揚げる寸前にハリスが切れた。すかさず海面にライトを当てると緑色に光る大きな眼だけがくっきり見えた。最初から物凄い引きで一旦は岩と岩の隙間に揚げたのだが、ラインを緩めた瞬間にまだ海中へと逃げられ、遂にはハリスを切られた訳だ。どうもタイ系のようにも思うが、魚の姿をはっきりと見ていなかったのが残念至極である。

7時には予定通り渡船が迎えに来た。

釣り場を後にする。

朝焼けだ。今日も天気が良さそうだ。

帰港も7時25分で今回の釣行はほぼスケジュール通りにことが運んだ。今回の釣行は私にとって試験的な意味合いもあったが、体力的にはまだ大丈夫かなと思った。膝の具合は、同じ体勢を長く保つとやはり痛みが出て来る。従って釣り場は足が伸ばせられ、体勢も不自由なく変えられるような場所でなければならないと結論付けられた。まあ、無理な釣行はしないようにと言うことである。やはりサーフで置き竿が似合っているかなとも思う。

8時頃、港から帰路に就くが、港を出て数百メートルの所にホテルサンシャインサザンセトがある。私は風呂に入りたくて堪らなかったのでダメ元で行ってみた。丁度従業員の男性が玄関の扉を開けているところだったので、風呂だけの利用はできますかと問うと、一旦フロントの方に入り直ぐに出て来て、出来ますと言うので入浴のみすることにした。料金は私がJAFの会員だったため半額となった。グループや家族で行っても誰か一人会員が居れば全員が半額となるとのことだった。但し、本来は一般の入浴者は午後からということらしいが、余程私が疲れていると見えたのか特別にOKを出して頂いた。

疲れた身体を癒すには温泉が一番効果的である。岩場では無意識の内に膝を庇っていたせいか、不自然な姿勢で釣行していたようで背中が痛くなっていた。膝と背中を温めたくて来た様なものである。入浴場には朝から泊り客が数人温泉に浸かっていた。少し温めのナトリウム温泉だったが、それでも湯に浸かるとまずは「ハー」と溜息が出る。外には露天風呂もあり、こちらの方が水温は高かった。少し長めの入浴で身体は温まった。しかし、これからは徹夜釣行明けの温泉は止めようと思う。何故なら急激に睡魔が襲って来たからである。何とか気力を振り絞って帰宅したが、帰宅するまで何度かはっとした場面があったからだ。

温泉で温まった後は、帰路の途中でサザンセトとうわという道の駅に寄った。昨年も釣行の帰りに寄ったが、ここで大島特産の大島ミカンを購入した。風呂に入ったせいかお腹が凄く空いて来たので饂飩を食べようと出店に入ったが、店主がまだ出汁が出来ていないんですと済まなさそうに言われた。食べられないとなると余計に空腹感が増す。帰路途中2~3軒食事ができるところに寄ったが全て準備中だった。ついに帰宅してか食事を摂った。

釣果、Tと私のメバル、私は夜食までにメバル4尾とカサゴ2尾、それぞれ大きめのものが1尾宛。夜食後もメバルが3尾とアジ1尾、干潮時の休憩後は小メバルばかり4尾。2人の合計20尾のメバルが釣れたが、大きめのメバルは殆どTの釣果である。メバルは足で釣れと言われるが、私は膝痛のため殆ど場所移動をしていないため、大物は狙えず仕舞いだった。Sも6時過ぎの最後の最後に今日一を釣ったと言っていた。目標はメバル20尾だったがあえなく撃沈した。

本命のメバル以外の釣果。帰宅後、まずアジを刺身にしたが非常に美味だった。このサイズが5~6尾釣れると申し分ないのだが。
遅ればせながらSが釣果を報告してきたが、割と大きめのアナゴが1尾いた。帰宅後、解剖すると胃に古い針が刺さっていたとのこと。S曰く「私くらいの腕がなければあのアナゴは仕留められません」とのこと。心当たりのある方、是非Sの腕を見に行ってください。

釣行日:12月4日~12月5日
旧暦:11月1日~2日
場所:大島郡諸島
時間:17:30~06:00
天候:概ね晴れ
風 :西風のち弱風
月齢:0.8
潮 :大潮 大畠 4日干潮14:50潮位92cm 満潮20:23潮位301cm 
         5日干潮02:15潮位-5cm 満潮09:41潮位339cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル10・カサゴ2・アジ1
釣友:T=メバル10・カサゴ6
釣友:メバル11・カサゴ4・アナゴ1

【12月5日過去の釣行記録】
・2009年第2埠頭東側、06:30~12:00、中潮、釣果=カレイ2・キス2・チダイ1・ハゼ1
・2010年櫛ヶ浜港防波堤、06:00~21:00、大潮、釣果=メバル30・シマイサキ1

【この日の釣り情報】
・2004年新日鉄波止場、06:30~08:30、小潮、釣果=カレイ4
・2004年新日鉄波止場、13:30~16:30、小潮、釣果=イイダコ1

【旧暦11月2日釣行記録】
・2005年12月03日、庄の浦港防波堤、16:45~23:00、大潮、釣果=メバル7・アジ2・ソイ1・クロ1・アナゴ4
・2006年12月21日、華西南岸壁、夜、大潮、釣果=メバル7・チヌ1・クロ1
・2008年11月29日、第2埠頭東側、06:10~12:30、大潮、釣果=カレイ1・キス2・アイナメ1
・2011年11月26日、粭島小瀬戸橋、18:50~20:30、大潮、釣果=アジ8
・2015年12月12日、徳山築港西側南端、06:00~17:10、大潮、釣果=カレイ2・キス4・キビレ1・イイダコ1・ハゼ6

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千一夜第3章第279夜 笠戸島東側岩場強風波浪

2021-05-09 18:29:05 | 磯釣り

2021.05.09(日)

釣友Tが火振り岬に上がろうと提案し、8日夕方から通しで9日早朝までTとHとでメバル釣行の予定を組んだ。ゴールデンウィーク以降、天候が思わしくなく今夜も風が強いという予報、そのため渡船「栄勇丸」の船長が下コーズや笠戸島南端の火振り岬辺りは無理だとのことだった。Tは船長にお任せすることにしたと言う。私は嘗て船釣りで笠戸島周りは殆ど制覇しているが、岩場への上陸は象の肩、白浜、たんだ以外は無い。初めての場所というのはポイントが解らず、足腰が弱い、尻の重い私としてはちょっとしんどい。

渡船「栄勇丸」いざ出港、16時出港予定だがメンバーが早めに集まったため15時半過ぎに出た。今は陽が長いため17時出港でも良いのではないかとの思いもあったが、他の渡船業者が有力な釣り場に早く客を上陸させるため1時間早まったのである。釣り場に行ってみて解かったが、我々が上陸する頃には既に多くの釣り場に他の渡船業者が釣り人を降ろしていた。

総勢8人が笠戸島の岩場にそれぞれ上がる。迎えは翌朝5時半から6時頃とのことである。夜は遠投が良いと船長の指示が出る。我々3人のメンバーは船長お任せコースなので、その岩場に行ってみなければ何処に上陸か解らない。

我々3人は最後まで残ったが、Hが一人で離れ小岩に上陸した。Hも初めての場所である。
我々の釣り場からHの雄姿が見えるが、早速竿を出していた。延べ竿で釣るので恐らく撒き餌の活きエビを撒いてやっているのだろう。

 

私とTはHの少し南方の岩場に上陸する。お互いに姿は見渡せる場所である。後でGPSのマップで見みると、小深浦の真西辺りだと解る。笠戸島東側の中央辺りで地名等は解らない。

 

我々は16時18分に上陸。上陸地点辺りで竿が出せそうな場所をそれぞれ決める。初めての場所なので竿を出してみなければ解らない。まだ明るい17時頃ちょっと竿を出してみたが、釣れるのは圧倒的にフグ、他にはアジゴ、小メバル、イソベラなどであるが全部リリースである。夜中になってもフグが釣れるのには参った。釣れるだけならまだしも、針を食いちぎられることが多くあった。19時の夕まずめ時から本格的に始めたが、22時頃までにメバルは10尾程度しか釣れなかった。この時点でTも3尾だと言っていた。

22時半頃、夜食を摂った。丁度Hから電話があり、23㎝程度までのメバルが30尾程度揚がったと言う。我々の釣果とは大違いである。写真は22時48分にHが送って来たもの。立派なメバルである。
22時過ぎから翌朝朝まずめ頃までは殆ど釣れなかった。私はメバル2尾とカサゴを釣ったのみ。日付が替わった頃からは西の強風である。西側に遠投して、浮きが風で流されるのか潮で流されるのか、恐らくその両方だと思うが浮きが東側に流れて行くまでは竿を置き竿にしていた。その繰り返しを延々朝まずめ頃まで繰り返していたのだ。4時15分頃から東の空が薄明るくなってきたが、それと同時に風も落ちた。そして立て続けに2尾の良型メバルを揚げる。風落ちも30分程度で再び風も出て来たが、既に納竿時間となった。

私が納竿した5時15分頃、そろそろHも納竿準備か。後で聞くとTも同じような経過を辿ったようであるが、22時までの釣果の差がそのまま出た。

 

朝まずめ頃の私の釣り場、終始場所移動しなかった。西強風がまともに当たり竿出しは難しかった。

6時から6時半頃迎えに来るとのことだったが、6時2分に迎えが来た。既に先に降ろした釣り人を回収しており、我々が最後だった。

Sの回収が最後、乗船準備は出来ている。岩場に船先を着けると30秒程度で荷物、人間を回収する。

栄勇丸は居守港を出港して笠戸島火振り岬を回って釣り人を回収していったが、帰りはUターンするのかと思いきや、そのまま北上し笠戸大橋の下を通過して居守港に戻った。Uターンするよりもこの方が早いようだ。この20年来、笠戸周りの船釣りもしていないので久し振りの風景だった(船の夜釣りは何回かしたが風景は見えず)。

Hの釣果。離れ小岩に一人が上がり、岩場の周りを延べ竿で一晩やったが、20~25㎝級のメバルが大漁である。3人の中では一番竿である。本人も十分堪能し満足気だった。但し前述の通り、22時くらいまでの釣果が殆どで、その後は釣れず朝まずめ時に数尾釣れたようだ。このパターンは私とほぼ同じだった。Tは最近はメバルのサイズが小さくなったと言っていたが、何の何の、25㎝クラスまで混じる立派なメバルが大漁である。今日の他のメンバーの釣果も見せてもらったが、全員がこのサイズを揚げていた。

私とTの釣果。我々は最初に岩場に降ろしてもらった辺りで竿を出したが、釣果は思わしくなかった。私の場合、比較的平坦な場所なら兎も角、切り立った岩場に降りると一旦決めた釣り場から動くのは困難である。足腰の弱さ、体力の低下等々の理由により岩場を歩き回るのは困難を極める。Tも8日は3尾という不甲斐無い釣果、日付が替わって干潮時頃から場所替えし釣果を伸ばした。やはり初めての場所では動き回って色々試してみることが重要である。その点、Hの場合は離れ小岩の上だから行動範囲も限られるが、周りに瀬も多く潮通しも良さそうなので好釣果に結び付いたのだろう。

帰港後は他のメンバー等と釣果の披露等歓談。

7日の午前1時45分に3人目の孫が誕生したため、今日はマダイが1尾欲しかったのだが、私は勿論、TもHも釣れなかった。娘は産婦人科病院に入院中だが、今は5日目で退院するようで11日にはもう我が家に帰ってくる。11にはチヌが欲しいが、やはりマダイの方が良い。出産祝いと退院祝いとで2尾のマダイをと思ったがどうも無理のようだ。

釣行日:5月8日~9日
旧暦:3月27日~28日
場所:笠戸島東側
時間:19:00~05:15
天候:曇り
風 :西強風
月齢:8日26.0 9日27.0
潮 :中潮 8日干潮13:12潮位81cm 満潮19:18潮位264cm
                   9日干潮01:23潮位93cm 満潮07:26潮位277cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル12・カサゴ2
釣友T:メバル12(私との合計が24尾)
釣友H:メバル40弱・アジ数尾

【5月9日過去の釣行記録】
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:00~00:00、小潮、釣果=メバル26・アジ1
・2009年晴海埠頭、06:40~12:30、大潮、釣果=キス10

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦3月28日釣行記録】
・2007年05月14日、櫛ヶ浜港防波堤、20:00~00:10、中潮、釣果=メバル16・アジ11・キス1
・2007年05月14日、切戸川河口、19:20~21:20、中潮、釣果=キス6
・2008年05月03日、第2埠頭荷揚場、06:00~17:30、中潮、釣果=カレイ9・キス3
・2011年04月30日、落港防波堤、06:45~11:50、中潮、釣果=カレイ2・ガンゾウビラメ1・キス1
・2012年04月18日、東海岸通り、20:00~22:30、中潮、釣果=メバル12・アジ2
・2015年05月16日、第2埠頭東側、10:00~14:00、中潮、釣果=チヌ1・メゴチ1
・2016年05月04日、徳山築港フェリー乗り場南端、05:30~12:10、中潮、釣果=カレイ1・キス2・ベラ1
・2018年05月02日、今津川河口東側、05:15~11:00、中潮、釣果=キビレ1

【旧暦3月28日釣行記録】
イイダコ1
・2007年1月7日、大島大原、18:30~00:00、中潮、釣果=

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千一夜第3章第250夜 大島郡諸島メバル釣行 後編

2020-11-16 21:48:00 | 磯釣り

2020.11.16(月) 

藤谷渡船で諸島(もろしま)に渡してもらって無事上陸。初めての場所でどんな所か解らなかったが、上陸してみると意外や意外、平坦な岩場でそれに広い。これは楽そうである。楽と言っても岩場での楽であって普段の楽とは相当な違いがある。それに裏にスパイクが付いた重い磯靴、これがジワーっと後から足に効いて来るのだ。まあ、上陸時にはそんなことは大して気にならないが。

比較的平坦な岩場をベースキャンプに決めた後で、周りの岩場の状況を見る。この写真以下3枚の岩場が主な釣り場となる。私は各岩場でほぼ均等に竿を出す。上の写真の岩場、如何にもメバルが居そうな湾だが中盤頃まで殆ど釣れなかった。終盤に掛けて風も落ち、波静かになった頃からメバルが浮いて来て良型のものが揚がりだした。Tはここでかなり揚げたように思う。

一番左手の岩場、海面から頭を出している小岩は満潮時には全て沈み瀬となる。この小岩の周りもポイントとなる。私は動き回るのが大儀なのでこの岩場の上から竿を出したが、風が強かったことやラインの弛みでラインが岩に引っ掛かったりした。やはり小まめに岩場の下に降りて行ってやらなければならないと痛感した。

17時頃、さあ釣行開始だ。まだ陽落ちしていないのでメバルの反応は無く、Sはイソベラを数尾揚げていた。陽が沈んでからもなかなかメバルの反応は無かったが、間もなく私が小さいがメバルを1尾揚げる。その後Sも自分のポイントを見つけたようで良型のメバルを数尾揚げ始めた。Tも左手の岩場でやっていたが、型が小さいのを数尾揚げたようである。今宵は新月なのでメバルの絶好の釣り日和であるが、出だしはみんな悪かった。時間の経過と共にTが実力発揮。前半は写真3枚目の岩場で、後半は2枚目の写真の岩場での釣果が好調だったようだ。終盤にはSもTと共に2枚目の写真の岩場の下に降りてやっていたが、私は既に力尽き下に降りていく元気も気力も失せていた。

最初、私はここら辺りで胴付き仕掛けに浮きを付けて流したり誘ったりしていたが、際近くは水深が浅く浮き下を1尋しか取っていないのに根掛かりも多かった。潮の流れは速く右へ左へと流れは目まぐるしく変わる。それに西風が強かったので風力によってラインが吹け、手前の岩に掛ったりもする。潮の流れが速いのと風によるラインのフケとでより浮きの流れる速度が増す場合もある。風が落ちてからは潮の流れも緩くなりここではメバルのアタリも少なくなった。釣行前半に主にここでやり数尾のメバルを揚げた。

22時頃から夜食タイム。Tが得意のキャンプ道具ですき焼きやサザエのつぼ焼きなど作る。夜は思ったより暖かかったが、11月中旬なのでそれなり冷え込んできた。こういう日は熱燗に限る。孤島の岩場での食事、誰が想像できよう。旨いんだなあこれが!

0時頃まで岩上のパーティーは続いたが、もう満腹状態。今度は動くのが大儀になる。元気だったのはこの辺りまでだ。酔いも少し回り、腰や背中は痛いし足は萎えでは動くのも儘ならない。それでも気力を振り絞り5時頃までひたむきに竿を出し続けた。

6時頃の朝まずめ時、6時30分頃に迎えの船が来ると言うことだったので、この頃には既に帰り支度が完了していた。Tが言うには、この時間帯が一番よく釣れると言うが、本人は5時過ぎに一番に納竿していた。体力の限界もさることながら、私はハリスがラインに絡みそれを機に納竿していたし、Sも私より少し遅くではあったがやはり同じくラインの絡みで納竿した。時すでに遅しである。この日は、私は背中や腰が非常に痛く、Sもえらい、えらいと言って夜中には1~2時間程度岩の上で寝ころんでいた。釣り初めから中盤に掛けて釣果が思わしくなかったため、疲れの方が優先的に身体を支配してしまったようだ。釣り初めの釣果が思わしく無いと、体力・気力を削がれ釣行に本気モードで望めなくなる。

ほぼ定刻の6時38分に迎えの船がやって来た。上げ潮6分頃だったので水位はかなり上がっていて、重い荷物を持って岩場を降りて行くことも無く乗船するには楽だった。我々のグループを最初に回収し、次は向かいの島である情島にて1人を回収した。下関市から来た2人組は今日の昼までやるということだったので別便になる。

帰りは朝日を背に約40分の航行だったが、みんな疲れ切って船の座席にもたれ掛かり目を瞑っていた。島を出て暫くして私が気付いたのだが、操舵室に船長の姿が無い。船のレバーは自動で動いている。私がSに船長は何処に行ったのか聞くと、Sも船長を見ていないと言い、この船は自動操縦で走行しているのだと尤もらしいことを言う。島から船に乗船する時に船長の声を聴いているので、そんあことがあろうかと私は訝しく不可解だったが、暫くして船長が2階から階段を降りて来た。な~んだ、2階からでも操舵出来るのかと納得。Sもいい加減なことを言う。

写真の釣果は私の持ち帰り分、Tは持ち帰らないためSと私のクーラーに適当に入れていた。後で計算してみると、総合計がメバル53尾、カサゴが9尾だった。私はメバル13尾とカサゴ1尾、Sはメバルとカサゴの合計が15尾くらいと言うので、Tはメバル、カサゴを33尾釣り揚げたことになる。ここら辺りは流石と言わざるを得ない。

片添ヶ浜から昨日の集合場所まで1時間15分掛けて帰った。帰りも当然私が運転したので疲れは倍加した。散会して家に帰った時には腰や背中が痛くて暫く按摩器にかかる。
夕方には娘や孫も来て今日のメバルを食す。刺身と煮付けにしてもらったが非常に美味だった。1歳5か月の孫にメバルの煮付けの骨が無い所を食べさせてみると、おいしいと言って皿を覗き込み次を要求する。魚は初めて食べさせたということだったが、20㎝程度のメバルをほぼ1尾食べた。こんなに食べるとは思わなかった。

釣行日:11月14日 ~15日
旧暦:9月29日~10月1日
場所:諸島岩場
時間:14日17:30~15日05:20
天候:晴れ
風 : 時々西風
月齢:29.3 新月
潮 :大潮 沖家室(徳山に+10分) 14日満潮19:59潮位318cm 干潮14:06潮位68cm  15日満潮08:48潮位341cm 干潮02:23潮位12cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル13・カサゴ1
釣友:同僚T=メバルとカサゴ33尾
釣友:同僚S=メバルとカサゴ15尾

【11月16日過去の釣行記録】
・1996年笠戸上コーズ、船釣り、07:00~13:30、中潮、釣果=アジ大漁
・2005年庄の浦港、19:50~22:00、大潮、釣果=メバル5・アジ2・チヌ1
・2006年華西岸壁、19:00~22:10、若潮、釣果=メバル11
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:25~00:10、小潮、釣果=メバル1・アジ7
・2013年徳山築港、06:10~12:10、大潮、釣果=キス21・キビレ1・ハゼ1・メバル1

【この日の釣り情報】
・1993年池の浦港防波堤、04:15~17:15、中潮、釣果=カレイ1・ヒラメ1・チヌ1・アジ多数

【旧暦10月2日釣行記録】
・2005年11月03日、大島庄の浦港、17:00~22:10、大潮、釣果=2人でメバル16・アジ6・クロ1
・2005年11月03日、粭島港防波堤、16:00頃、大潮、釣果=アオリイカ釣り大勢
・2006年11月22日、華西岸壁、19:00~22:30、大潮、釣果=メバル2・アジ7・タナゴ1R
・2007年11月11日、中電西側岸壁、06:15~14:00、大潮、釣果=カレイ2・キス1
・2013年11月04日、徳山築港、06:15~12:10、大潮、釣果=カレイ1・キス7・トラハゼ1・ハゼ6・チヌ1
・2017年11月19日、徳山築港、06:00~15:00、大潮、釣果=マダコ3・カレイ1・キス4・ハゼ2

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千一夜第3章第249夜 大島郡諸島メバル釣行 前編

2020-11-15 15:49:20 | 磯釣り

2020.11.15(日)

 
今回の釣り場は大島郡東和町の諸島(もろしま)である。私も釣友Sも初めての釣り場だ。左の地図では一番右端の白抜き数字25の島である。右の写真は諸島の全景、今回の我々の釣り場は左下の湾になっている岩場である。

これまでに何度か磯釣り釣行計画が持ち上がっては没になったが、今回漸く釣行の日の目を見た。諸島での釣行と決まったが、今回のメンバーは同僚Tと同じく同僚Sで、まず気が置けないメンバーである。1週間前に決めたので天候だけが気掛かりだったが、風は少し強かったが天気晴朗だった。今月10日から朝晩は急激に冷え込んできた(8日7時は15℃だったが10日7時は3℃)ので、通し釣りはちょっときついかなと思案もしたが天候は直ぐに回復し、週末は20℃程度まで上がった。半夜釣りではちょっと物足りないのでやはりやるなら通し釣りだと奮い立つ。会社の女性らは私と釣友らとの電話でのやり取りを聞いて、まるで小学校の遠足の前のようですねと冷やかす。まあ、遠からず当たっている。

14日(土)11 時半に釣具店近くの支社に集合し、私の車1台に3人が乗り込み出発する。まず釣具店にて餌や仕掛けなど購入、今夜のメニューはすき焼きと焼肉の予定で、予め当日の準備の役割分担は決めてあったので後はスムーズに出発できた。釣友Tはキャンプ道具一式を揃えているので、食事用の備品一式と食材を準備し、私は前回(7月19日笠戸島沖下コーズの岩場でのメバル釣行で夜BBQ)同様、使捨て用のBBQセットと食材を少々購入し準備した。釣友Sは酒類やおつまみなど購入してきた。

12時頃下松市の釣具店を出発し12時40分に大島大橋に到着、屋代島(大島郡)に入って左回りの県道437号線を東和町方面に進む。13時10分には東和町の道の駅「サザンセトとうわ」に到着。時間的には余裕を持たせてあるので、ここで早生の大島ミカンを購入する。道の駅はミカンを求める客で大賑わいだった。

夜中に孤島でBBQをやる予定だったので、道の駅の対面の鮮魚店にてサザエなどを購入する。

大島郡屋代島は金魚の形をしており、道の駅は金魚の尻尾の付け根辺りとなる。道の駅でゆっくり過ごし山越えで片添ヶ浜へと出る。ここにはサンシャイン・サザンセトというホテルもあり、私も何度か温泉に入りに来ている。海岸の海水浴場は綺麗に整備され、日本のハワイと呼ばれている所である。この海水浴場の隣に漁港があり、藤谷渡船で諸島に瀬渡しをしてもらうことになっている。

今回の瀬渡しは3組で、我々3人と、下関市から来たと言う2人連れ、そして1人で情島(諸島と隣り合わせの島)に渡ると言う若いしの6人である。15時30分出港予定だが、13時50分に着いた我々よりも早く他の2組は既に来ていた。写真は出港を待つ間のひと時、釣行談議に花が咲く。

藤谷渡船は我々が出港する前にも20人程度の釣り客を迎えに行ったりでフル回転である。我々は15時35分、藤谷丸でほぼ予定通りの出港となる。

16時丁度に諸島に到着。3組中、一番最初に降ろされた。

我々3人を降ろして、迎えは明朝6時30分だと告げて次の釣り場に向かう藤谷丸。

前編はここまで。釣果など続きは後編にて記載予定です。

11月10日の夜、同僚OBのMちゃんから、17日に柳井市伊保庄の港から出る何時もの船釣りメンバーでハマチ狙いのお誘いを受けたが、流石に連荘は無理なのでお断りした。若い時分にはこの船釣りメンバーで船釣りをして、明朝朝まずめからカレイ釣行ということは良くあったが、寄る年波には逆らえず最早そんな乱暴なことは無理になった。ハマチ釣りも11月から年末に掛けてシーズンだが、シーズン中に1度はやってみたい。ハマチは回遊魚なので、上手く群に当たらないとなかなか釣れないが、過去には1度の釣行で4~5本揚げた年もある。近年は全く釣っていないので既にハマチの感触を忘れかけている。13日には会社の大先輩OBからも17日は中止になったので24日に行こうと再度のお誘いを受けたが、今回の釣行の具合を見ての回答とし保留した。

【11月15日過去の釣行記録】
・1997年笠戸島周辺、06:30~11:00、船釣り、大潮、釣果=アジ・メバル・メイボ・アコウ・マダイ・クロ等
・2006年華西・居守・大原防波堤、19:00~21:10、長潮、釣果=ボウズ
・2008年徳山築港、06:15~11:30、中潮、釣果=カレイ4・ハゼ3・キス3
・2008年晴海埠頭、18:00~20:00、中潮、釣果=メバル2・アジ10
・2014年徳山築港、06:30~11:00、小潮、釣果=カレイ2・キス5・ハゼ3・キビレ1

【この日の釣り情報】
・2004年新日鉄波止場、釣果=11月中旬から12月中旬まで30~40cmカレイ
・2013年徳山築港入口、16時~、中潮、釣果=25cm級アジ入れ食い
・2015年徳山築港、05:50~10:00、中潮、釣果=カレイ5・キス1・アナゴ1・キビレ1

【旧暦10月1日釣行記録】
・2005年11月02日、笠戸大橋下、18:25~21:10、大潮、釣果=アオリイカボウズ
・2007年11月10日、夜市川河口、06:10~13:40、大潮、釣果=キス5・ハゼ11
・2013年11月03日、徳山築港、午前中、大潮、釣果=カレイ2
・2014年11月22日、徳山築港、06:10~17:00、大潮、釣果=キス8・ハゼ3・イイダコ1・メゴチ2R
・2018年11月08日、上荷内島沖、06:30~12:30、大潮、釣果=ハマチボウズ・全員で4本

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千一夜第3章第232夜 後編:夜食は岩山の上で焼肉だ~

2020-07-20 22:44:47 | 磯釣り

2020.07.20(月)

Tがイサキやマダイを刺身、炙りにした後は、焼肉である。ホルモンセンターでハラミとカルビを1人@200g購入。全部で800g注文したが、店の方で中途半端に肉が残ると言って少々おまけがあった。岩の上で食すと言うと、それじゃあ味付けもしておきましょうとやってくれた。使い捨てのBBQセットを持参し点火、猛烈な勢いで燃えているが、猛火が終息する頃には炭が熾っている。

肉を焼くのは一番若いしのHがかって出た。最初は脂の少ないハラミ、次にカルビを焼く。

良い色に焼けている。美味しそうである。

夜中の海の小岩の上で焼肉やっているとは誰も思うまいが、これが実に旨いんだなあ。刺身も肉もビールも最高である。Tは他の食材でソーメンなど準備していたが、刺身と焼肉、ビールで満腹状態。皆、もう食えんとソーメンはやめにした。デザートはバナナとキュウリだった。

食後一休みしてから朝まで竿を出す。ところがアジばかりでメバルちゃんは全く当たらない。今夜のメバルは22時頃までで終わったようだ。それでもここの常連のTは釣行時間が一番短いが、食後も含めて一番数多く釣った。釣った魚はSやHが貰ったようだ。今は朝の4時半頃から朝まずめ(東の空が薄っすらと明らみ始める頃)が始まるが、魚の活性が最も出ると言われる朝まずめでもアタリは無かった。今朝のメバルは朝食を摂らなかったようだ。或いは場所移動していたのかも。

海では方向感覚が全く狂う。今まで北だと思っていた方角から太陽が昇り始めたので吃驚。他の島や陸地を眺めて冷静に考えれば理解できるのだが、一瞬戸惑ってしまう。迎えの渡船を待つ間に撮った。

定刻の6時より10分程度早く迎えの渡船が来た。再びリレー方式で船に荷物を積み込む。燃えるゴミはここで焼却、燃えないゴミは持ち帰る。

自分たちが居た岩山を船から見ると、毎度のことながらよくこんな小さくて狭い所(実際には結構動き回れる)で竿を出していたなと空恐ろしくなる。大波が来れば一瞬の内に洗い流されてしまいそうだ。尤も、海が荒れた日には当然そうなるものと思われる。こんな岩山は一呑みだ。満潮時には船波にも注意が必要である。

Sの持ち帰り分、今日一は右上のイサキである。メバルは殆どTが釣ったもの。SもHもここは初陣だったが、釣果的には恵まれなかったな。まあこういう時もある。昨日釣れたからといって今日も釣れる訳では無いが、一度は爆釣時に連れて行きたいな。

私の釣果、今回はマダイに始まってマダイに終わった。釣り初めにまずまずのマダイを揚げ、納竿直前に10㎝くらいのマダイを釣るが、それで納竿した。それにしても今回は釣果が悔やまれる。メバルは前回の半分程度の釣果に終わってしまった。竿を出していても眠くなるようじゃ駄目だ。まあ、釣れる時もありゃあ釣れない時もある。それを含めての釣行だが、夜食タイムは良いものである。このメンバーの次回は初秋かな。

帰宅後は動くのも大儀だったので、持ち帰った魚の殆どを娘が嫁ぎ先に持って行った。皆、魚が好きなようなので、こういう時には大助かりだ。

釣行日:7月18日~7月19日
旧暦:5月28日~5月29日
場所:笠戸島沖下コーズ
時間:18:30~05:00
天候:曇り
風 :東風
月齢:26.8
潮 :大潮 18日満潮19:57潮位302cm 19日干潮01:53潮位148cm   満潮07:13潮位270cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル7・マダイ2・カサゴ4・アジ9
釣友:同僚T=メバル11・マダイ1
   同僚S=メバル2・イサキ2・チヌ2R・カサゴ2・アジ7
   同僚H=メバル9・カサゴ数尾・アジ多数

【7月20日過去の釣行記録】
・2009年粭島小瀬戸、19:15~22:50、中潮、釣果=メバル3・アジ23・チヌ1
・2013年櫛ヶ浜港防波堤、19:30~21:00、中潮、釣果=ボウズ
・2014年徳山築港南端・東晴海埠頭、06:10~10:50、小潮、釣果=キス17

【この日の釣り情報】
・2010年ハンドウ島周辺、船釣り、06:00~13:00、小潮、釣果=チダイ20・ウマズラハゲ多数

【旧暦5月30日釣行記録】
・1997年07月04日、徳山競艇場周り、19:00~21:00、大潮、釣果=2人でキス13
・2009年06月22日、切戸川河口、19:00~21:00、大潮、釣果=イイダコ1

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千一夜第3章第231夜 前編:海が変?下コーズ史上初イサキ?

2020-07-19 15:28:26 | 磯釣り

2020.07.19(日)

長い梅雨で毎日毎晩毎週雨天だった。6月6日以来の釣行となったが、18日~19は夜から雨予報だった。山口県の梅雨明けは例年7月10日前後と相場は決まっている。いくら何でも18日には梅雨は上がっているだろうと、楽観的憶測により同僚釣友Tとこの日の釣行を決めたものだ。今回は同僚釣友のSとHにも声を掛けてみようということで7月7日に誘いを掛けた。ほぼ入れ食い状態だったが、雨天中止という条件が付いた。前日の予報では夜から雨とのことだったが、たとえ降っても小雨で大したことはあるまいとたかをくくって決行した。

渡船は当初17時出港予定だったが、1人笠戸島南端の火振り岬に降ろす人が増えたため18時出港に変更された。我々は16時に下松市の釣具店集合としたが、私とTは下松市、Sは光市で地元同然だが、Hは防府市なのでちょっと遠い。私が柳井市のメンバーと船釣りをする時に、柳井まで1人で行くようなもので小1時間掛かる。釣具店からは港まで直行組、夜食の肉の調達係り(私)、その他の食料調達係り(T)の三手に分かれた。時間的には余裕があったので港には1時間も前に着いた。待つ間にはやはり1杯やることになる。

船に弱いSだが、船が動いている時には酔わないと強気だが、僅か10分程度の船旅でも神妙な顔つきで腕組みしている。従って船釣りは出来ない。その点、左端のHや真ん中のTなどは船酔いなど何処吹く風と言ったところだ。船酔いは慣れで克服できるんだけどなあ。

栄勇丸でほぼ定刻に出港し10分程度で目的地の笠戸島沖下コーズに到着。鈍より曇り空で何時降り出しても可笑しくない空模様である。リレー方式で荷物を船から降ろす。

明朝6時に迎えに来るということで別れる。

岩山の天辺に陣取り、Tは早速テント張り。雨が降り出した時の避難場所兼雨天時の食堂にもなる。今回、夜の内に予報通り小雨がばらついたが、大したことは無かった。一応私は合羽を羽織ったが他の者は無視である。朝方までで降ったのはこの一度きりだった。そのため夜食はテント外で摂れた。

上陸後、早速竿を出すH。彼は終始のべ竿でやったが、明るい内は小魚ばかりである。暗くならないと本命のメバルは釣れないようだ。着いた時には風も緩くべた凪、曇り空で水も濁っている。月も雲に隠れているので夜は暗闇となる。潮も中潮から大潮への変わり目でかなり動くと思われる。メバル釣りの好条件の揃い踏みである。はやる気持ちは抑えられない。

22時頃のHの雄姿。満潮が20時頃でこの後、下げ潮の1時間くらいで良型のメバルを多く揚げた。丁度メバルの時合だったようだ。Hはこの時間帯に今日の殆どのメバルを揚げた。私も同様だった。

この頃、Sが立派なイサキを釣った。それも2尾立て続けである。同じポイントで、そこでしか釣れない。恐らく海に隠れて見えないが沈み瀬があるようだ。その瀬に沿って投げた仕掛けが2連荘ヒットしたのだ。Tもここでイサキが釣れるとは俄かには信じられなかったようで、直ぐに同じポイントに仕掛けを投入したが、棚が違うのか何か、釣れなかったようである。イサキ2尾を揚げた後、また同じポイントにSが仕掛けを投入するが、今度はチヌが2連荘、チヌはTが旨くないと言うので泣く泣くリリースしたようだ。

帰港後、栄勇丸の船長氏が言っていたが、イサキは群れでいるので2尾しか釣れないということは無いだろうが、船長も下コーズで今までイサキを揚げたということは聞いたことが無いと、まさかという感じだった。しきりに最近は海が変だとぼやいていた。まあ、仮にイサキが群れていたとしてもSは手返しが非常に遅いので、その間に逃げてしまっても不思議ではない。

夜食は22時30分頃から摂ったが、その前にSが釣ったイサキをTが調理する。脂ののったイサキを炙りと刺身にした。Tは好きこそものの上手なりといったところで、イサキの他にマダイの刺身も造る。道具も揃えており、頗る器用である。Sは皆からの請求で嫌々ながらも小さい方のイサキを差し出した。しかし、イサキの炙りは美味かった。Sもその調理法を教わり、残り1尾を帰宅してから試してみるという。

Sが造ったイサキの炙り、イサキの刺身、真鯛の刺身の3点セット。4人があっという間に平らげた。

通し(徹夜)釣行で既に32時間起きており、眠くてしょうがないので今日はここまでとします。後編は明日以降ということで。
集中できないので誤字脱字もあると思いますが、そこは想像してください。

【7月19日過去の釣行記録】
・1997年笠戸島周辺、12:00~17:00、大潮、釣果=アジ大漁
・2008年夜市川河口防波堤、06:00~11:40、大潮、釣果=キス15・ハゼ2・キビレ1・ワタリガニ1
・2009年徳山築港、06:30~11:00、中潮、釣果=カレイ1・キス11・ハゼ5

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦5月29日釣行記録】
・2006年06月24日、第2埠頭東側、07:15~17:15、大潮、釣果=カレイ12・キス7・アイナメ4
・2006年06月24日、大島庄の浦港、夜、大潮、釣果=メバル8・クロ1
・2009年06月21日、第2埠頭東側、06:20~08:30、大潮、釣果=カレイ1・キス1
・2010年07月10日、笠戸大橋下、06:10~12:00、大潮、釣果=キス2・ギザミ2
・2016年07月03日、櫛ヶ浜港防波堤、19:50~21:50、大潮、釣果=メバル2

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千一夜第3章第225夜 笠戸島沖下コーズメバル釣行

2020-05-31 20:49:04 | 磯釣り

2020.05.31(日)

釣友Tが先の新月(5月23日)の時に、笠戸島沖の下コーズ(岩礁)に1人で上がり夜通しのメバル釣行をし、23㎝前後の良型メバルを50尾も揚げた。昔からメバル釣りは新月(大潮)、暗闇、小雨、濁り水、波静かなどの条件が整った時が最高のシチュエーションと言われ、この時は新月で真っ暗闇だったため絶好のメバル釣り日和だった訳だ。今回は先週釣れているし、天気が悪く暗闇、小雨、濁り水といった条件が当て嵌まるため是非行こうと誘われた。私としては雨に打たれてまでの釣行は望むところではないが、ここ最近体調が戻って来たので行くことにした。

17時に渡船「栄勇丸」で瀬に渡る。出港予定時間には瀬に渡る人員が揃った。私とTは下コーズ、他の2人が上コーズ、もう1人は笠戸島の南端火振り岬に上陸することになっている。今夜は雨予報だが、0時頃から雨ということなので我々以外の3人は半夜(23時頃まで)での釣行とのことだ。最近は女性の進出もあり釣り人口が増加傾向にあるというが、若い人たちは殆どがルアー釣りで、瀬に渡っての餌釣りとなると高齢化の波は避けられない。そのため半夜が多くなる訳だ。しかし同じ釣るのなら通しの方が良いと思うが、私もそろそろ寄る年波には敵わず半夜組に仲間入りするやも知れない。

16時58分、居守港から定刻通り出港する。この港は徳山競艇場に隣接し、近年整備されて近代的な港に様変わりしている。昔は台風が来る度に船が沈没するということで避けられていた港だが、今や、見る限りにおいては係留は満杯である。今日は何時降り出しても可笑しく無いような鈍曇りではあるが波静かである。潮が小さいのが玉にきずだが、メバルの揚がる予感はある。船のベンチに腰掛けている2人を見ると、ポール・サイモンの「オールド・フレンズ」という曲を想い出す。

17時10分、私とTが上陸する笠戸島沖の下コーズという岩礁に着く。非常に小さい岩礁なので360°何処からでも竿が出せるのが良い。但し、大波が来ると怖いかも知れない。私はこの周辺で船釣りで竿を出したことはあるが、上陸するのは初めてである。上コーズ、下コーズ周辺は、秋口からはヤズ、ハマチ釣りが盛んである。大型ヒラメ(80㎝級)が釣れることでも有名である。今夜はアジが釣れたら、アジの泳がせ釣りでヒラメも狙ってみたい。

2人の荷物を降ろして無事上陸完了。明朝5時30分に迎えに来る予定である。

17時13分、先ずはTから沈み瀬などのメバルのポイントの説明を受ける。こういうことは明るい内に完了しておかなければならない。感覚を掴むため竿を出して数投投げてみる。小さい岩礁だが割合平坦なので、他の切り立った瀬に比べれば移動は楽なものである。

Tが言うには、岩礁の東端の突き出た岩の上から釣るのが良いという。まあここはTに任せるとして、私はより安全な場所からやることにする。まだメニエル症状が完治していないので、平衡感覚を失って海にドボンは避けたいところだ。それに今日は磯靴を用意していなかったので滑るのも怖い。磯靴はスパイク付きで滑らないように作ってあるが重いのが嫌なのであまり使わない。

17時50分、Tがテントを張る。夜中から雨が降るという予報なので、予め避難場所と夜食を摂る場所を確保しておく。岩礁の天辺にザイルを打ち込んでビニールシートを張っているので、少々の風には耐えられるだろう。こういうことには小まめなTである。私も重宝している。

天気予報は0時から朝方まで雨だったが、予報がぴったり当たった。0時までの釣果であるが、予想や思惑に反して全く駄目だった。アジは沢山釣れるが本命のメバルは、私もTも2尾ずつという情けない釣果だった。0時を機に食事タイムにした。お湯を沸かしてカップ麺を食するが、こういう場所で食べるカップ麺やビールは殊の外美味い。

1時頃から釣りを再開する。食事終盤に私が「今から入れ食いになるかも知れん」と言ったが、正しくその通りとなった。1時過ぎに竿を出して立て続けに5尾のメバルを揚げる。良い感じになってきた。この後もムラはあったがぼつぼつ釣れた。前半のことを思えば雲泥の差である。それに22~3㎝のメバルで型も良い。横走りするアジなんかとは大違いのアタリが楽しめた。私にとっては5か月振りのメバル釣行であるが、忘れかけていた感覚を取り戻すことが出来た。雨のための避難場所としてのテントだったが、合羽を着て釣行し続けテントに入る暇は無かった。

5時前には納竿する。2人合わせてメバル28尾だった。釣れた時間的なことを思えばまずまずだろう。前半もこの調子なら軽く50尾は越えていただろうが、そう上手くいくものでもない。アジを生餌にヒラメも試してみたが、この方は全く駄目だった。

Tは釣れたアジを全部リリースしたが、私は最近アジを食べていないので少し持ち帰ることにした。アジも結構良いサイズのものが揚がる。

釣行日:5月30日~31日
旧暦:閏4月8日~9日
場所:下コーズ
時間:19:00~04:30
天候:曇りのち雨
風 :北風
月齢:30日7.4  31日8.4
潮 :小潮 30日:満潮14:15潮位228cm 干潮20:42潮位90cm  
      31日:満潮03:36潮位273cm 干潮10:06潮位127cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル14・カサゴ7・アジ多数・ベラ3R
釣友:T=メバル14・マダイ1・アジ多数R

5時20分には迎えの栄勇丸が来た。この頃には雨も上がって風も落ちていた。まだ完全に帰り支度が終わっていなかったので海上で少し待機してもらった。乗船してから改めて下コーズの岩礁を眺めるが、何と小さい岩礁かと吃驚する。こんな岩の上に一晩いたのかと思うとぞっとする。

5時30分頃居守港を目指して帰港の途に着く。船長が言っていたが、夜半組で火振り岬方面に降ろした人はメバルを沢山釣っていたが、我々の北側の上コーズに上がった2人組は全く駄目だったそうである。我々の下コーズでも前半は全く駄目だったのだから、当然と言えば当然である。これを思うと通し釣りじゃなければと思う。

5時40分帰港。この後会社の同僚N嬢が魚を1部引き取りに来る。
帰宅後一風呂浴びてメバルを配るが、アジの要望も多かった。こんなことならアジも全部持ち帰れば良かった。

【5月31日過去の釣行記録】
・2006年切戸川河口岸壁、19:00~23:50、中潮、釣果=キス7・アナゴ2
・2008年第2・第1埠頭、14:00~18:30、中潮、釣果=キス5・アナゴ1・アイナメ1・メゴチ3
・2014年徳山築港、05:00~11:30、中潮、釣果=キス3・ワタリガニ1

【この日の釣り情報】
・1997年新日鐵波止場、16:00~18:20、長潮、釣果=キス9・カレイ1

【旧暦閏4月9日釣行記録】
・この日の釣行記録はありません。

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千一夜第3章第200夜 牛島釣行記後編

2019-12-30 16:54:16 | 磯釣り

2019.12.30(月)

17時30分頃から私は竿を出す。まずは初めての釣り場なので、仕掛けの飛び具合を確認し沈み瀬などの瀬際を探る試行である。暗闇になると瀬などは全く見えなくなるので、まだ明るい内に感覚を覚えておく必要がある。しかしアタリは全く無い。夜は永いが少々不安が募る。

18時、夕まずめ時である。三日月と金星?が西の空にくっきり見える。今日は月も早く沈むので暗闇は濃くなるが、晴天なので満天の星空と向かいの祝島の集落の明かりで結構夜目は効く。メバル釣りは曇り空で真っ暗闇の方が理想である。

Tも深夜の食卓作りを整えこの頃から竿を出す。いきなり良型のメバル2尾を揚げる。6時30分頃には私も同型のメバル2尾を揚げるが、この後は潮も止まりアタリが無くなる。誘いを掛けては時々揚がる程度である。それでもTは手前の瀬際を攻め、小振りのメバルを数揚げているようだった。

22時30分~23時30分頃まで潮がゆっくりではあるが西から東(上関方面)へ流れ、この時間帯が時合だった。良型のメバルが立て続けに揚がり、一時入れ食い状態となった。こういう時は手返しの上手さが釣果を分ける。

この時間には既に私は足腰、尻が痛くて仕方なかった。徹夜というものが如何に無謀なものか少々不安にもなってきた時間帯である。冬の釣行は厚着なので動作も鈍くなる。最小限の動きが余計に身体を固くしてしまうのだ。この歳になるとやはり身軽い夏場の方が良い。通しの磯釣りは年に1~2回程度なのでなかなか慣れない。23時頃から夜食の予定にしていたが、時合のため1時間ずれた。

23時50分頃から食事の準備に入る。Tは岩場での炊飯には慣れており、必要な道具も十分に揃えている。私はと言えばTにおんぶにだっこである。今夜のメニューは焼肉におでん、フィニッシュがカレーライスである。この頃、ちょっと東風が吹いていたので火力の消耗が激しかった。

1時30分頃まで宴たけなわとなる。1時間半程度の食事タイムだったが、冬の真夜中に岩場の上で食すというのもなかなか良い。空を見上げると満天の星空である。子供が小学生の頃は星座の名前も良く覚えていたが、いまではカシオペア座など少ししか思い出せないし、星座の位置関係もあやふやである。これだけ星があるのだから、我々のように寒い夜中に、竿を出して魚を釣っている異星人がいても不思議ではない。そのことをTに言うと上手く伝わらなかったのか興味も無いようだった。想像力に欠けている。

食事前の23時57分、40cm級チヌゲット。実は磯釣りに来て初めてのことではあったが、サーフ竿を1本忍ばせて来た。だから餌にコウジが混じっているのだ。捨て竿で置いておこうと思ったのだが、上手くいけばヒラメをと欲を出したのである。サーフは2回しか投げていない。1回目は上陸後直ぐに投げて放っておいたが、20時頃巻き上げて見ると完全な根掛かりとなっており、錘は回収出来たものの針は全部切れていた。遠投して錘が着底すると直ぐに藻に掛かるようで、2回目に投げた時には投げっ放しで置いていた。食事時にサーフ竿のことを思い出し、巻き上げようとするとやはり根掛かり状態、但し、何度か竿を引くとスッと抜けたように感じた。こういう時には魚が釣れている可能性が大である。続けてリールを巻き上げていると魚の確かな手応えが竿を持つ掌に伝わって来る。岩場近くまで寄せてヘッドライトを付けてみると白い腹だけが良く見えたので、ひょっとするとスズキかなと一瞬思ったが、正体はチヌ(黒鯛)だった。普段、50cmのチヌでも持ち帰らないが、この時季のチヌは美味いと言うし、会社同僚のN嬢が魚を取りに来るというので持ち帰ることにした。

朝まずめ頃の6時過ぎからは全くアタリもないので、6時30分頃から納竿準備に入る。クーラーボックスの上の方の2尾で記念撮影。今回は22~24cm程度の良型のメバルが多かった。今回、メバルの引きは十分に楽しめた。

2人で22ℓのクーラーがほぼ一杯になった(底に氷が少し入っているので上げ底)。

7時10分には瀬渡し船が着く辺りに荷物を纏める。

ゴミは岩陰で焼却した。

7時39分に渡船が迎えに来る。この時には背中から臀部に掛けて筋肉痛である。背中を伸ばそうにも痛くて伸び切らない。先に尾島の釣り人4人を迎えに行ったようで、荷物の積み込みを手伝って貰って助かった。

船上で尾島のメンバーと釣果を報告し合う。次回は尾島にも行ってみたい。

7時51分、牛島の波止のメンバーを迎えに行く。25cm程度のアジやメバルが釣れたとのこと。それと、60cm級のマダイもゲットしていた。

8時15分光井港へ帰港。荷物は全員が一列に並んでリレー方式で陸揚げした。

帰りにT邸へ寄り、魚を仕分ける。全部の数を数えてはいないが、私がメバルを30尾程度釣ったと思う。Tは私より多く釣っていると思う。私は他にはチヌ1尾、アジ10尾程度か。Tはホゴメバルの大きいのも釣っているが、チヌの下辺りにいるのか姿が見えない。

私がメバル20尾とアジ6尾を持って帰る(大半は配った)。Tは要らないと言うので、魚を取りに来た会社の同僚N嬢が残り全部を持ち帰った。N嬢も友人知人に配るとのこと。今日はN嬢に搗きたての餅を頂いたので敬称は”おばさん”ではなく”嬢”となった。物々交換のようでもあったが。

9時30分頃帰宅。道具や荷物を片付け一風呂浴びる。この時の風呂は最高に心地よい。疲れが一気に抜け出していくようだが、筋肉痛は消えない。風呂上がりに、早速家人が捌いたメバルの刺身で一杯やった。やはり獲れ立ての刺身は美味である。歯応え、味とも申し分ない。

釣行日:12月28~29日
旧暦:12月3~4日
場所:牛島岩場
時間:28日出港時16:10~29日帰港時08:15 16時間釣行
天候:晴れ(夜は満天の星空だった)
風 :概ね凪、一時東風 月齢:1.9~2.9
潮 :中潮 (徳山港)28日干潮16:15潮位105cm  満潮21:41潮位269cm                         
           29日干潮04:17潮位  11cm  満潮10:58潮位299cm 
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ ・コウジ
釣果:メバル30尾程度・アジ10尾程度・チヌ1尾
釣友:同僚T=メバル40尾以上、アジ2尾・ホゴメバル1尾・アイナメ1尾

【12月30日過去の釣行記録】
・2005年大島居守、19:20~22:50、大潮、釣果=2人でメバル7・メイタ1
・2006年第2埠頭東側、06:15~17:15、若潮、釣果=カレイ13・キス1・アイナメ3・カナガシラ1・ハゼ3・マダコ1
・2018年徳山築港、06:40~11:15、小潮、釣果=30cmカレイ2・30cmアイナメ1・ハゼ8・キス1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦12月5日釣行記録】
・1991年01月20日、門前川河口、10:00~13:00、中潮、釣果=39cmイシガレイ1
・1998年01月03日、新日鉄波止場、14:00~17:30、中潮、釣果=キス3・ハゼ2・アジ11
・2005年01月14日、大島大原、19:00~23:50、中潮、釣果=2人でメバル17
・2007年01月23日、中電西側岸壁、12:00~15:30、中潮、釣果=カレイ9・アイナメ1
・2008年01月12日、櫛ヶ浜港防波堤、18:15~23:40、中潮、釣果=メバル7・ソイ1・カサゴ1
・2015年01月24日、第2埠頭東側、06:40~13:00、中潮、釣果=ハゼ5

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千一夜第3章第199夜 牛島釣行記前編

2019-12-29 19:19:09 | 磯釣り

2019.12.29(日)

28日~29日に通しで、釣友Tと今年最後のメバル釣りに行くことになった。場所は光市の牛島か尾島の何れかということだった。この日に集まる瀬渡人の人員によって調整があるようだから、乗船する最終人員が決定してから釣り場は決まるようだ。我々はどっちの島でも良かったので釣り場が流動的になった次第。早くから予定していたので天候が心配だったが、当日は好天に恵まれた。大島(屋代島)では良く釣れているよという情報も貰ったが、日によって釣果が随分違ってくるものだから、こればかりは行ってみないと解らない。結局釣り場は牛島になり、14時半に釣具店集合、15時過ぎに渡船が迎えに来る光井港に行き、16時出港という段取りである。

釣行日:12月28~29日
旧暦:12月3~4日
場所:牛島岩場
時間:28日出港時16:10~29日帰港時08:15 16時間釣行
天候:晴れ(夜は満天の星空だった)
風 :概ね凪、一時東風
月齢:1.9~2.9
潮 :中潮 (徳山港)28日干潮16:15潮位105cm  満潮21:41潮位269cm             
           29日干潮04:17潮位  11cm  満潮10:58潮位299cm 
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ ・コウジ

上は牛島の航空写真(中国新聞社1993年版)。我々が上陸した岩場は、右上の平茂岬の下の瘤になっている所である。

渡船が迎えに来る光市光井港、この日は11人が乗船予定で、この港からは7人が乗船した。我々が着いた時には他の5人は既に待機していた。

渡船が迎えに来るまでに、この港に係留しているプレジャー・ボートが帰って来た。一人で船釣りに出ていたらしく、港には家族2人(妻と女の子供)が迎えに来ていた。干潮時だったので船から埠頭の高さがかなりあったので、船からクーラー・ボックスを上げるのを手伝った。クーラー・ボックスの中を見て吃驚!60cm級と80cm級のヒラメが2枚入っていた。サビキと胴付き(アジの泳がせ釣り)で2枚揚げたとのことだった。家族は正月の肴が出来たと大喜びだった。

さて、我々も16時10分に光井港を出港。渡船には先客4人が乗船しており、彼らは尾島の岩場に上陸組、我々と一緒に乗船した5人組は、牛島の波止に上がるとのことだ。出港時のこの時間帯が一番楽しい。皆、期待感で一杯、4人組も5人組も初対面だが話は弾む。

上は尾島の航空写真(中国新聞社1993年版)。4人組が上陸したのは、尾島の一番下の尾っぽの左側ではないかと思われる。

尾島の尾っぽの岩場。険しい岩場でいかにもメバルが居そうな場所だ。夜通しの釣りなので、夜は風除けの場所もありそうだ。

まず尾島から下船する。次は牛島の波止に5人組を降ろし、最後に下船するのが我々2人となる。

健闘を祈り尾島を後にする。

2番目の釣り場である牛島の波止に5人組を降ろす。波止なので釣りは楽そうである。皆、椅子も持参していた。頑張れよと声を掛け別れる。

尾島は無人島だが牛島には住民が居る。但し写真に写っているこの場所だけだと思われる。牛島には巡行船もあったと思う。昔、同級生数人で泊りがけでアオリイカ釣りに来たことがある。瀬渡しの料金は結構高いので巡行船で来れば良いのにと余計なことを思ってしまう。我々の釣り場はこの山の反対側方面である。

最後が我々が上陸する岩場である。この岩場で徹夜の釣行(通し釣り)となる。

やっと岩場に上陸し渡船と別れる。明朝7時30分頃迎えに来る予定となっている。それまでは、風が吹こうが雨が降ろうが助けてくれる者は無い。自己責任で上陸するのだから当然である。尤も、超緊急時には海上保安庁やドクター・ヘリなどの助けも有り得るだろう。

上陸して、Tはまず夜食の場所を選定し基地化する。今夜のメニューはカレーライスにおでん、焼肉と豪華版だ。夜は寒いので2人で1升ばかりの日本酒も確保してある。 

Tは何度かこの岩場に上陸して釣行しているので、瀬の場所もほぼ把握しているが、私は初めてなので明るい内に釣り場の瀬の様子をしっかり見ておかなければならない。ここは釣り場前方で、満潮時には前方の小岩は完全に沈み瀬となる。夜釣りは仕掛けの棚を短めに取るので底の根掛かりは少なかろうが、沈み瀬に引っ掛ける可能性は十分にある。気を付けなければならないが、ついつい忘れてしまうものである。

釣り場右手の岩場、私は上、下の写真にある岩場で竿を繰り出すことになる。果たして釣果は?
今日は非常に疲れているので、釣行記録は前編、後編に分けて記載します。もう瞼が閉じそうです。 

【12月29日過去の釣行記録】
・2007年笠戸本浦港防波堤、06:40~15:30、中潮、釣果=カレイ2・キス3・チダイ1・ナマコ1・グチ5R
・2012年第2埠頭東側、06:30~12:20、大潮、釣果=カレイ2(24、28cm)

【この日の釣り情報】
・2005年上関四代、夜釣り、中潮、釣果=メバル入れ食い(最大28cm)

【旧暦12月4日釣行記録】
・2018年01月20日、第2埠頭東側、07:40~12:50、中潮、釣果=キス3・ハゼ25

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千一夜第3章第52夜 青島メバル釣行 後編

2017-07-17 17:41:48 | 磯釣り

2017.07.17(月) 海の日

通しで一緒だったG氏、16日5時過ぎには納竿する。
朝まず目も終わった5時25分、G氏のメバル、お疲れ様でした。

私のメバル。23~4cmのものがかなり揚がった。

G氏のクーラー。メバルのサイズも数も私とほぼ同じ。呑んだり食ったりの休憩もかなり取ったが、竿を出せばコンスタントに釣れる状態で、G氏に言わせればこんな入食い状態のことは滅多に無いとのことだった。サイズも23cm前後のものが結構揃っておりまずまず。昔は尺メバルが釣れるということで有名な釣り場だったが、最近では尺クラスにはなかなかお目に掛かれないらしい。しかし、これだけ釣れれば言うことなしである。

仕掛けのトラブルや休憩時間等の時間をかなり要したが、コンスタントな釣りが出来ればこの倍近くの釣果も可能だったろう。しかし数的には多すぎるくらいでここら辺で打ち止めが丁度良いだろう。あとで、メンバー達全員が釣果には大満足の表明をしていた。大きい潮より小潮くらいの方が良いねとの声もかなり上がっていた。

我々は5時半頃には納竿し、迎えの船に荷物を積み込む準備をする。

向かいの岩場の釣友Tも帰りの準備は済んだようだ。

迎えの約束時間6時30分には少し早いが、6時過ぎに迎えに来た。

大水無瀬や小水無瀬の釣り人は既に乗船していたので、あとは青島の釣り人10人を各釣り場に迎えに行く。

どの釣り人もクーラーは重そうだった。

6時過ぎ、帰港中の釣り人たちは疲れてはいるもののまだまだ元気である。瀬渡し船は高速なので船の揺れに眠気も誘われ、それもまた心地よい。私はと言えば、体中のあちこちが痛く、このぶんだと筋肉痛や腰痛に1週間は悩まされそうだ。

6時48分、港が見えてきた。

6時50分、全員無事に帰港。船に積み込んだ荷物を全員で下ろす。

8時30分頃。集合場所の地元の釣具店に帰る。

8時50分ころまでに表彰式を済ませ散会。お疲れ様でした。

下松磯釣りクラブ大会成績(最大寸)
第1位T氏(クロ36.0cm) 第2位HS氏(メバル27cm) ダイ3位HY氏(メバル26.2cm)

釣友Tの釣果。膝元のクロが今回、最大寸で優勝。メバルは私のものと大差なし。

私の釣果。メバル44尾、アジ24尾である。

型の良いアジも多く揚がった。血液サラサラになるので、夏場は特に青魚を摂った方が良い。

釣行日:7月15日(土)~16日(日)
旧暦:閏5月22日~23日
場所:青島(愛媛県大洲市)
時間:15日18:00~16日05:10
天候:曇りのち晴れ
風  :弱風
月齢:21.0
潮  :15日 小潮 干潮18:45潮位89cm 
   :16日 小潮 満潮01:14潮位298cm 干潮07:38潮位113cm (大畠の潮)
狙い目:メバル
釣り方 :浮釣り
餌  :アオムシ
釣果:メバル44(20~24cm)・アジ24(最大30cm)
釣友:G=私と同程度

船釣りは別として、瀬渡しで渡っての釣行でクーラー一杯釣ったのは初めてのこと。帰宅後、数時間は寝たが孫の来訪で起こされる。取り敢えず冷蔵庫に保存していたメバルを処分しなければならないが、寝不足と体中が痛むのとで外出は不可能、まだ新しいのでアジも臭みは無いはず、親戚、知人などを呼び寄せて持って帰ってもらった。

今日(17日)は、我が家のプール開き。ビニール製の大きめのプールに朝から水を張って置く。水も少し時間を置いておかないと冷た過ぎるようだ。娘の同級生が2歳前後の子供を連れて来ての水浴びだが、おやつを食べる時間の方が遥に長かったようだ。

【7月17日過去の釣行記録】
・2009年笠戸本浦港防波堤、06:50~14:15、小潮、釣果=カレイ14・キス12

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません

【旧暦閏5月2日釣行記録】
・この日の釣行記録はありません

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千一夜第3章第51夜 青島メバル釣行 前篇

2017-07-16 21:08:47 | 磯釣り

2017.07.16(日)

今回で2度目の青島(愛媛県)釣行である。TVでもお馴染みのダッシュ島の近くである。数年前、初めて行った時には大した釣果では無かった記憶がある。1年ぶりに瀬渡しで岩場での釣行である。サーフや船釣りでの12時間超の釣行はザラ(まだ若い頃のこと)であるが、岩場での釣行は疲れも倍加する。一番の問題は体力と言うよりも足腰が持つかどうかである。15日の16時出発で明朝6時30分に迎えに来る予定である。

山口県大島郡片添ヶ浜海水浴場。日本のハワイと言われているらしい。この左隣に港があり、ここから瀬渡し船が出る。瀬渡し船はNAKAOの「幸神丸」(一番手前)。この船で青島まで約40分、高速船である。因みに渡し賃は5,500円とちょっと高い。

今回のメンバーは下松磯釣りクラブの大会で、参加者は6名、私は会員ではないが時々同行させてもらっている。因みにクラブは今年が結成50周年にあたるとのことで、現在の会員数は20名弱のようだ。クラブで鍛えた百戦錬磨の猛者どもに混じっての釣行(私の基本スタイルは投げ釣り)である。

16時前、いざ出発!乗船者は17名で、青島の手前の大水無瀬で4人、小水無瀬で3人が降り、青島へは我々のメンバーを含め10名が上陸する。

左が今回一緒の岩場に上がるG氏である。家は私の家と前後ろにあたり近所である。G氏は近所でもあり、元同僚でもあるが、釣り談義は多くするものの、一緒の釣行は今回が初めてである。右はHさんで、私の従姉弟がいる(周南市)大島大原の人で今年で75歳とのこと。釣り人は元気が良いのだ。

まずは大水無瀬で4人を下す。

大水無瀬のこの釣り場は岩も比較的平坦で釣り易そうだ。

大水無瀬では2名ずつ、2か所に分かれた。

小水無瀬の釣り場、ここは潮が来るとかなり険しい場所となりそうだ。恐らくここからは移動することになるのだろう。ここでも2か所に1名、2名ずつの3人を下す。

約1時間後の16時40分に青島到着。ここで残りの10人が下りるが、釣り場は合計9か所である。このような岩場に1人ないしは2人程度ずつ降ろしていく。大体、1つの岩場に1人の計算になる。

まずは釣友Tと一番若いO氏が上陸、この2人は後で岩場を移動して別れる。船が岩に着いている間に、一気に荷物の受け渡しも行う。明るい内は良いのだが、夜の瀬渡しは怖い。特に波が高いと岩場に飛び降りるタイミングが難しくなる。これで海に落ちた人は多い。今日は波も穏やかで余裕で渡れた。

ここが私とG氏が上がった岩場である。前方先端の岩には釣友Tが上がる。今日の岩場では唯一私とG氏が一緒の釣り場となる。引き潮なのでごつごつした岩が沢山でているが、満潮時には殆ど沈んでしまうからあな不思議である。天気が良ければ写真の向こう側に四国の町並みが見えるというが、今日は霞が掛かっている。

メバルの釣行開始は暗くなってからである。その前に釣友Tが岩場を伝って来て軽く喉を潤す。この後、重大事態が発生。写真右のG氏、リールを忘れてきたそうだ。私は今日は予備の竿を1本、釣果によっては違う釣りをしてみようとロッドを1本の計3本を用意してきた。勿論リール付きである。それで、予備竿に付けていたリールを外しG氏に貸与する。私が予備を持って来ていたから良かったが、無かったらどうしたのだろう。従って、G氏の釣果の全部は私の釣果ともいえるだろう。これは永遠に語り継がれることになるだろう。

T氏はここは常連であるから、ポイントなどは熟知している。あとでTに聞いて解ったことだが、私は前回もこの岩場でやったとのことだが、全く記憶に残っていなかった。夕まず目前から竿を出すが最初はアジばかりである。最初は20cmちょっとのアジだったが、暗くなるにつれてサイズアップ、最大寸30cm程度のアジが沢山釣れ出した。

私は日頃浮き釣りはあまりやらないのでアジなど青物は殆ど釣らない。久しぶりのアジだったの最初は嬉しかったが、数が増すに連れ次第に面倒くさくなってきた。南蛮漬けにはサイズが大きすぎるので塩焼きが良い。

G氏と私の釣り場、釣れると良いのだが・・・。

さあ、そろそろメバル狙い開始だ。

今夜は非常に疲れているのでまた続く。

【7月16日過去の釣行記録】
・2005年笠戸本浦港防波堤、06:00~15:30、若潮、釣果=クロ5・タイ1・タナゴ2・メバル1・アジ20・ハゼ10
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、18:50~23:30、中潮、釣果=アジ8・チヌ3
・2011年第2埠頭西側、08:30~10:40、大潮、釣果=キス5・カレイ1・キビレ1
・2012年徳山築港、06:40~10:30、若潮、釣果=キス8

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません

【旧暦閏5月23日釣行記録】
・この日の釣行記録はありません

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千一夜第2章第989夜 ハナグリ島釣行後編

2016-08-19 21:30:17 | 磯釣り

2016.08.19(金)

16時12分、Tが岩山の中腹付近を実地検分、まずは食事用の平らな場所を確保する。釣り場はかなり下の方なので、食事時には上り下りだけで疲労困憊した。

岩下周辺の地形や沈み瀬などを、夜になると見えなくなるため明るい内に良く調べておく。それにしても水が綺麗だ。海底まで見えるのは水深が浅いばかりでは無く、濁りが無い。おまけに月夜となるとメバルは浮き上がって来ないだろう。

この水道は潮が良く通りそうだが、ここも水深が浅く水が綺麗すぎる。但し、水道は潮流が速いことが多くメバル釣りには適さないこともある。

私は取り敢えずこの方向に竿を出すことにした。写真よりは実際の方が近く見える。

夕まずめの祝島、そう言えば、祝島は一晩中ライトアップされていた。何故だろうと不思議だったが、帰宅後TVのニュースで4年に1度のお祭りだったことが解った。神舞(かんまい)というお祭りで1100年の歴史を誇る。大分から祝島へ難破船が漂着したのが始まりのようで、木船の上で神楽奉納などの神事が行われる。お祭りは16日から5日間行われ、20日の出船神事で終わる。終わりは祝島から大分へ船が帰るのである。

 

釣り始めはまだ明るかったこともあり、釣れるのはベラばかり、10尾程度は揚げたが全部リリース。夕まずめ頃の19時17分、30数cmのクロをゲットしたが、写真を撮った後に跳ねて海へ逃れた。21時頃にもかなりの大きさのクロを掛けたが、引き上げる時に足元で1号のハリスが切れた。やはり夜釣りではハリス2~3号の太い方が良い。

19時30分、25cm程度のマダイをゲット、小さいが引きは楽しめた。帰宅後刺身にしたが非常に美味だった。但し、切り身は僅かしかなかった。夕まずめが一番アタリも多かったように思う。

22時前に潮止まりとなったため夜食タイム。Tが作ってきた‘そうめん’を食す。夜中の孤島の岩山で食す‘そうめん’はまた格別である。それとゆで卵に味塩を振って食すが、これがまたいける。こういうことは釣り人でないと体験できないだろう。登山で食すおむすびも格別と友人のKが言っていたが、海と山とでは風と風味が違うのだ。

22時30分頃釣行再開するが、今度は潮流が北側から南側へと真反対になっていた。小島(岩)が並んでいるので潮流は島と島の間はちょっとした水道になっていて、潮流も右へ左へと変わって行く。

日付が変わる頃から、月が完全に隠れて真っ暗闇となった。対面の島影や海面に出た岩も全く見えない。こうなっては見当で仕掛けを遠投する他ない。この状態が本来のメバル釣りの好条件となるのだが、流石Tである。この機を逃さず20cmオーバーのメバルを数尾ゲットした。私は棚取りが不味く、仕掛けを藻や岩に引っ掛けたりで仕掛けを作り直す方に時間を取られた。最後に、「これはメバルなら大きい・・・いやクロか・・・」 足元まで寄せて 「スズキじゃ!」とTが叫ぶ、 が・・・鰓荒いされてハリスを切ってしまった。60cmはあったと言う。

朝まずめ。まずめ前には納竿した。16日3時頃から雷が鳴りだし、4時頃には頭上近くで雷光がひかりだしたので怖くて納竿した次第。岩の上なので何れにしても逃げ場は無いが、竿に雷が落ちることが良くあるし、雷が海面に落ちても竿を握ると感電する。本来なら朝まずめ時は一つのチャンス時ではあるのだが致し方ない。

朝5時39分、渡船が迎えに来る。

帰路、ハナグリ島に別れを告げる。

6時帰港、船長の山谷氏はかなりの高齢、足元は覚束ないが操舵の腕前は文句なし、「俺が引退しても、もう一杯渡船がいるから心配ない」と言われる。

これが2人の全釣果である。 私はクロ2尾、Tはスズキを逃している。25cmクラスのメバルはTである。小アジや小メバルはリリースした方が多い。リリース分も含め魚種で言うと、メバル、アジ、クロ、マダイ、カサゴ、ベラ、カナコギ等である。メバルは浅瀬のものはキンメバルが多い。深場でないとダークホースのような立派なクロメバルは居ない。今回は潮も今一、月齢も今一、腕も今一・・・ということで次回に期待だ。

 

釣行中から岩場を裸足で歩いていたので足がむくんだなあと思っていたが、帰宅して服を脱ぎ靴下を脱いで吃驚!足首から下が焼きたてのパンのように膨れ上がっている。そして虫に噛まれたのであろう赤い斑点がびっしり付いている。大して痒くはないがむくんだ足は熱を持っている。念のため病院に行こうと思ったが16日は盆休みだった。

15、16日は病院が盆で休みだったので、17日の9時頃行ってみたが、初診ということもあり診察されたのは11時30分、何と2時間半待ちだった。待った割には女医先生の診察は横目で一目診て終わり。私はフナムシやムカデが岩の上に沢山居たからそれに刺されたのだろうと言ったが、先生は飛ぶものだろうと言われる。飛ぶものはアブを1尾しか見ていないので絶対ありえないと思ったが、敢えて反論はしなかった。そして一番良く効くという虫刺され薬を処方された。診察はものの1分だったが、釣果はどうだったかとか羨ましいとかそんな話の方が遥かに長かった。

足の写真は17日の夕方に撮ったものなので腫れはかなり引いている。足の指10本全部無数に刺されているので、完全に腫れが引くまでは歩き辛い。Tに電話で足のことを報告すると、素足で岩場を歩くとこうなるんだという戒めのためにも記録に残しておくべきだというので不本意ながら掲載する(本来、足の写真以下の記事は無い)。

PSゴチさんへ、島や小岩などの海沿いは蚊が非常に多いんですよ。この夜は蚊取り線香を焚きまくっていたせいか居ませんでしたが・・・・。

釣行日:8月15日~16日
旧暦:7月13日~14日
場所:上関ハナグリ島
時間:15日17:00~16日04:00  11時間釣行
天候:曇り 16日3時頃~4時雷
風  :南弱風
月齢:12.3~13.3
潮  :15日中潮 満潮19:30潮位297cm 干潮12:41潮位86cm
        16日大潮 満潮06:54潮位273cm 干潮01:25潮位144cm
狙い目:メバル
釣り方 :浮釣り
餌  :アオムシ
釣果:持ち帰り小メバル10程度・カサゴ2・マダイ1・小アジ10程度
釣友:同僚T=持ち帰りメバル4

【8月19日過去の釣行記録】
・1997年笠戸島周辺、13:00~17:00、船釣り、大潮、釣果=キス多数
・2007年佐合島海水浴場、08:05~15:00、小潮、釣果=キス12・ベラ15・小ダイ3
・2008年晴海埠頭、06:40~07:25、中潮、釣果=キス15

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦7月17日釣行記録】
・1997年08月19日、笠戸島周辺、13:00~17:00、大潮、釣果=キス多数
・2005年08月21日、大島日本精蝋前岸壁、18:50~23:15、大潮、釣果=2人でアジ10・チヌ1
・2009年09月05日、櫛ヶ浜港防波堤、19:35~22:00、大潮、釣果=チヌ1・メバル1
・2011年08月16日、落港防波堤、06:30~10:10、大潮、釣果=キス3・マダイ1・チダイ1・アオリイカ1

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千一夜第2章第988夜 ハナグリ島釣行前篇

2016-08-17 20:40:44 | 磯釣り

2016.08.17(水)

上関四代の漁港、今夜は盆踊りなど盆のお祭りがあるようだ。

15日(月)、16日(火)と盆休暇を取っていたのだが、同僚釣友Tも同じ日に休暇を取っていたので釣行となった。特に示し合わせていた訳では無い。当初、Tが予約を取り愛媛県の青島釣行の予定だったが、盆ということもあり人数が揃わず渡船が出ないことになった。そのため急遽上関のハナグリ島に変更となった次第である。

梅雨明けから猛暑日が続き雨は全く降っていないが、15日は午後から曇り気味、陽射しが弱くて助かるが、その分、湿度が高くて汗びっしょりになる。四代の港は静かだが夜には盆祭りで賑わうのだろう。

渡船は何時もの山谷のじいさんの船だ。15時50分、荷物も積み込んでいざ出港!

防波堤ではサビキ釣りやルアーでアジやメバル、アオリイカなどをやっている。殆ど地元の人だろう。

右手が上関(長島)、左手前の小さい島が天田島か、その向こうに薄っすらと見えるのが祝島だろう。天田島の右手に微かに小さく写っているのが、我々が目指すハナグリ島である。渡船は非常にゆっくり進む。

天田島を過ぎていよいよ我らが目指すハナグリ諸島が見えた。我々が上陸するのは、5つある島の右から2番目の三角の岩山である。向こうに見えるのが祝島だ。

ハナグリ諸島の北側の上関(長島)、上関原発建設予定地である。原発の話が出てからもう何年にもなるが、果たして建設は実現するのだろうか。

これがハナグリ諸島である。この島の前は何度も通過しているが、私は上陸するのは初めてである。20年くらい前に天田島には一度上陸している。

左の岩山に上陸する。いよいよ釣行開始である。今夜は15夜前の月夜なのでメバル釣行には向かないが、久し振りに磯の気分を味わうのも良い。まあ、何か釣れるだろう。

渡船ともお別れ、明朝(16日)5時30分頃迎えに来る予定だ。

16時10分上陸、岩場に荷物を置き、明るい内に水際や沈み瀬などを調べる。その後で竿の準備に入る。岩場に着いてすぐ、磯靴が重いので裸足になったのだが、これが後で大変なことになった。詳細は後編にて・・・。

【8月17日過去の釣行記録】
・1997年笠戸島周辺、13:30~18:00、大潮、釣果=キス多数
・2012年徳山築港、06:30~08:50、大潮、釣果=キス18

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦7月15日釣行記録】
・1997年08月17日、佐渡島周辺、13:30~18:00、船釣り、大潮、釣果=キス多数
・2011年08月14日、大島大原、18:40~21:00、大潮、釣果=チヌ2
・2012年09月01日、櫛ヶ浜港新防波堤、18:50~20:20、大潮、釣果=ボウズ

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千一夜第2章第930夜 片島メバル釣行(後編)

2015-11-14 19:16:19 | 磯釣り

2015.11.14(土)

釣果の一部、最大寸27cm、死後硬直を考慮すれば28cmくらいはあろうか。

11日の明るい内に岩場の際で小メバルが揚がったので、暗くなってからも私は際狙いに徹していたが全くアタリが無くなった。Tは岩場が湾になっている方に遠投して釣れているようなので私もポイントを変えて遠投する。棚は2尋で最初に22cm程度のメバルが釣れる。その後アタリが無くなり棚も2尋程度から3尋程度まで変えたがアタリが取れない。Tの浮きを見ているとメバルが掛かるのが解る。Tに棚はどれくらい取っているかと聞くと、1尋半から2尋未満だと言う。それで私も棚を短くすると再びアタリ出した。常連はこの辺が違う。

引き潮に変わって2時間程度が一番良く釣れた。仕掛けを投げ入れる度に釣れるといった時間帯もあったが、日付が変わって干潮近くになると殆どアタリが無くなった。この頃には身体中が痛くて移動も困難な状況となった。流石にTは岩場に慣れているし体力もあるので、釣り場も移動しながら竿を出している。

釣行日:11月11日~12日通し釣り
旧暦:9月30日~10月1日
場所:片島岩場
時間:16:00~07:00
天候:晴れのち曇り
風  :西強風
月齢:11日29.1、12日0.4
潮  :大潮 大畠 11日:干潮14:44潮位98cm 満潮20:27潮位298cm
                      12日:干潮02:51潮位38cm 満潮09:18潮位318cm
狙い目:メバル
釣り方 :浮釣り
餌  :ゴカイ
釣果:メバル18・ベラ4
釣友:同僚T=メバル28・ホゴメバル2・カサゴ1

12日午前3時頃、2度目の食事。今回はお湯を沸かしてカップ麺を食す。私は筋肉痛と腰痛で30分程度仰向けになっていたので身体が冷えて来ていた。体温と体力を回復させるには丁度良いタイミングだった。仰向けになって星空を眺めていたら意外と流れ星が多いのに気付く。この間4つくらい見たか。

そう言えば、上陸した時に山頂にヤギの姿を見た。誰かが持ち込んだものだろうが、このヤギがあちこちに出没して石を蹴って落とすらしい。我々以外の釣り人が降りた辺りが特に危ないようだ。夜中に上の方から石が転がり落ちてきたら吃驚だろう。我々の釣り場も安全地帯では無く、私が寝転んでいる間、気が気ではなかった。

12日午前6時前、朝まずめを迎える。まずめを迎えると急速に明るくなる。まずめ頃からまた釣れだすだろうとの憶測から竿を出すが、全くアタリが無い。風も夜にはおさまるものだが、一昼夜吹き続けた。仕掛けも度々絡むので30分程度竿を出して納竿する。もしかするとこの後から釣れだすのかも知れないが、迎えの船が7時から8時の間に来ると言うので荷物の片付けもしなくてはならない。

7時過ぎに渡船が迎えに来る。我々が最後の釣り人だった。潮が満ちて来ているので、最初に上陸した場所からは乗れない。少し横の岩から荷物を降ろして乗船する。この時はあまり海も荒れていなかったので乗船は楽だった。

我々の釣り場を後にし港に向かう。島から離れると海は荒れていたが、行きが遠回りした分、真っ直ぐに帰ると意外と早く着いた。強風のため難しい釣行となり、みんな疲れ切った様子だったがこれも釣りの内だろう。時季的にベストな状況での釣りはなかなか出来ない。今回は強風に悩まされたが寒くはなかった。これからは海も荒れるだろうし、寒さにも耐えなければならない。夏が良いかも知れないが、夜は蚊に悩まされることになる。となると、梅雨入り前の若葉の頃が最も良いかな。

渡船に一緒に乗り合わせた人の内、徳山(現周南市)から来たと言うU氏が、今後この渡船で行く時には一緒に行きましょうと言われる。この方は青島専門の釣り人だが、青島への渡船料金が船一杯24,000円とのことで、1人で行けば24,000円、4人で行けば1人@6,000円、4人以上の料金は1人@6,000円であるから、最低4人集めないと割高になるそうだ。

同氏は定年退職後は釣り一筋らしく、青島のメバル釣行が生き甲斐となっているようで、何時も3人は集められるがあと一人が足らず何度も断念したとのこと(2,000円の割高なら私なら行くと思うが・・・)。私は、常連では無いのでとお断りして釣友Tを紹介したが、Tは年間4~5回この渡船を使うとのことなので、U氏もメンバー集めの候補が1人増えたということだろう。帰港後全員がそれぞれ帰って行ったが、2人が電話番号交換している内に私も帰り支度終了だ。

25cmクラスのメバルは我々の釣り場が一番良かったようだ。U氏のクーラーには20cm程度のものが4~5尾しか入っていなかった。尤も、20尾くらいはリリースしたとのことだ。

我々のは、私が持ち帰るというので20cm未満のものもリリースしなかったため、2人で46尾のメバルになった。釣友Tは持ち帰らないと言うので帰りに職場に寄って皆に配り、私もお返しをしなければならない人がいたので帰りに持って行った。帰宅後も3軒配り、結局我が家には数尾しか残らなかった。日頃の不義理をこういう時に挽回するのだ。

ホゴメバルもなかなか美味である。九州方面では高級食材とのことだ。

【11月14日過去の釣行記録】
・1998年奈切大気暴露試験場前、09:00~11:30、若潮、釣果=カレイ1
・2009年笠佐島周辺、06:30~14:00、中潮、船釣り、釣果=スズキ1

【この日の釣り情報】
・2004年新日鉄波止、05:30~12:30、中潮、釣果=カレイ2・キス3・アナゴ1・アジ36
・2005年柳井池の浦漁港、昼間、中潮、釣果=アオリイカ1・コウイカ1

【旧暦10月3日釣行記録】
・1993年11月16日、池の浦漁港、04:15~17:15、中潮、釣果=カレイ1・ヒラメ1・チヌ1・アジ多数
・2000年10月29日、萩沖、05:30~16:00、中潮、船釣り、釣果=マダイ7
・2004年11月14日、新日鉄波止、05:30~12:30、中潮、釣果=カレイ2・キス3・アナゴ1・アジ36
・2007年11月12日、櫛ヶ浜港防波堤、19:15~22:00、中潮、釣果=メバル2・アジ5・シマイサキ1・キビレ1

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