千一夜第3章第151夜 釣り場は狭かったけど

2019-02-23 21:12:42 | サーフ

2019.2.23(土)

今朝は完全に寝坊してしまった。当てにならない目覚ましで目が覚めたのが6時7分、セブン、釣具店経由で急いで釣り場に向かい、着いたのが6時40分だった。釣具店で6時20分頃だったが、この時間には既にまずめは終わっていた。陽が出るのが随分早くなった。釣り場に着くと右側に台船が突き出ていた。通常、私は突き出た台船方向に投げるのだが、今日はポイントを変えなければならない。場所替えしようかとも思ったが、良く釣れる時間帯なので仕方なく対岸の灯台を目指して投げる。

旧暦:1月19日
場所:徳山築港
時間:06:50~10:40
天候:晴れ
風 :北東弱風のち無風
月齢:18.2
潮   :中潮 満潮11:21潮位301cm 干潮05:08潮位14cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:カレイ2・メゴチ多数R

天気晴朗で風も弱風、釣りには持って来いの日和である。春の柔らかい陽が海面に反射し眩い。台船には8時から10時過ぎの間、この釣り場の左手の資材置き場に置いてあるセメントを流す装置を積み込む作業があった。積み込み作業が終わっても台船が出て行くのは13時頃だというので、今日は右方向のポイントに投げることは適わない。今日は餌のアオムシやホンムシを何時もの三分の二程度しか用意しなかったので、餌切れまでやってとっとと帰ることにする。

サーフ開始後、20分で最初のアタリを見る。良く釣れると言われる干潮時から満ちに掛けての潮三分である。まだかなり潮が低いせいか、竿を引くともろにカレイが翻る感触が手に伝わって来た。サイズは25cmと今一だったが、ボウズ逃れの1枚であるから満足。この後は陽気が良いせいかヒトデの山を築き、合間にはメゴチばかりが釣れた。メゴチは白身なので美味というが私は持って帰らない。

台船の作業も終盤に近付いた10時ジャスト、ただ重いだけの仕掛けを巻き戻し、またヒトデかと思っていたが、手前まで巻き戻しても仕掛けが浮き上がらない。ひょっとするとカレイか?と思い、更に巻き戻すと果たして立派なカレイだった。とは言え、最初に揚がったものと大して違わず、それでも1cm大きい26cmあった。揚げた途端、後ろで拍手喝采、台船の作業員7~8人が寄って来る。サイズ的にはちょっと恥ずかしかったが、実際に釣り揚げる場面をあまり見たことがない連中ばかりだったようで、結構感激していた。

2枚目のカレイの後もヒトデやメゴチばかりが釣れるので、10時40分には納竿した。カレイ2枚、今日は煮つけで一杯だ。これは個人的な私の感想だが(昔から思っていたのだが)、大潮の後、2日目の中潮は釣果が良い。今夜辺りメバルも良いかも。

【2月23日過去の釣行記録】
・2008年第2埠頭南端、07:00~18:30、大潮、釣果=カレイ4

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦1月19日釣行記録】
・2008年02月25日、櫛ヶ浜港防波堤、19:00~21:30、中潮、釣果=メバル2

 

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千一夜第3章第150夜 最近の読書17

2019-02-20 20:26:42 | 読書

2019.02.20(水)

最近読んだ本。記載するのは今回で17回目、評価を付けるのも気が引けるが、最も面白く読んだものは☆5つである。


1月25日の光市の冠梅園、広大な公園だがとても綺麗に整備されている。もう直ぐ梅も満開だ(2月16日から梅まつり開始)。

『面白いけど笑えない中国の話』 竹田恒泰著 ビジネス社 評価☆☆☆☆☆ ’19年1月7日読了
寸評:本書は著者が毎週木曜日の20時から放送のニコニコ動画の無料番組「竹田恒泰チャンネル」をもとに書き下ろしたもの。先ず中国の一般的負のイメージ、中国製品はすぐ壊れる(原発など「冥途・イン・チャイナ」)、中国人は手癖が悪い(ホテルのTVを持ち帰るのは当たり前・泥棒猫のような偉大な中華民族)、人の迷惑は顧みない(自分さえ良ければ良い)、環境汚染(公害、PM2.5、川に豚の死骸18千匹)、GDP世界2位だが貧富の格差大(共産党大富豪資産950億円以上83人、爆買い)、言論の自由・報道の自由なし(ネットの閲覧制限あり)、少数民族の弾圧(チベット、新彊ウイグル)、中国戸籍制度(都市・農民)などなど揚げればきりがない。しかも中華人民も8割が共産党に否定的である。対外的には反日の政治利用(鬱積した体制への批判をかわそうとして)、人権抑圧国家のイメージが広がり国際社会から孤立、アジアの海に中華圏を築こうとする(領海・領空侵犯)、日本では尖閣問題、日本は領土問題はないとする(民王朝も1671年に日本領土と認めているし、1895年には日本も正式に領土として編入、公文書により明らか)、射撃レーダー照射など各国とも中国と付き合おうとは思っていない。中国4千年の歴史と自国の伝統・文化を誇るが、中国の歴史は王朝交代の歴史であり現中国は未だ半世紀程度のものでありチャンチャラ可笑しい。日本は1万年である。日本は近所付き合い程度の付き合いで十分と著者は結ぶ。

『5万両の茶器 新九郎外道剣(1)』 小杉健治著 光文社時代小説文庫 評価☆☆☆☆ ’19年1月8日読了
寸評:小普請組(200~3000石の無役の旗本が所属するが、失態等で降格してきた者も多い)の独身柴新九郎は、役に付こうともせず気ままな生活を送る。御蔵前の札差平戸屋の美人娘おきよが攫われたが、偶然におきよを救った新九郎は、茶器を巡る壮絶な争いに巻き込まれていく。人を斬るに躊躇なく、女を抱くに見境ない。まさに外道の剣客新九郎だが、痛快な物語である。一気読みした。シリーズ化されているようで、見かけたら続編を読みたい。

『日本がもっと好きになる神道と仏教の話』 竹田恒泰・塩沼亮潤著 PHP文庫 評価☆☆☆☆ ’19年1月10日読了
寸評:神道、仏教の第一人者による対談である。古事記を中心に語られていくが、神道と仏教を抜きに日本の伝統精神を語ることはできない。本書はその本質に迫るべく垣根を越えて語らったものである。「戦いによらず統一王権を築いた天皇の独特さ」「統治を考える欧米人、調和を考える日本人」「日本人の心や生活を育んだ四季の変化」「豊かな山、豊かな海に恵まれるありがたさ」「日本人の生活の方が欧米人より宗教的」「八百万の神と様々な仏様」「仏教と神道の死後の世界」「神棚と仏壇が同居している日本の家庭」「子どもの人権というとんでもない話」「東日本大震災で若者が目覚めた」「日本が幸せになることが世界の幸せに繋がる」などなど61のエピソードでこの国の見方が変わる。神道と仏教を知ることは日本を知ることに繋がる。


1月25日は蝋梅が満開である。梅はバラ科で蝋梅は蝋梅科であるそうな。蝋梅はあまり綺麗だとは思わないが香りが良い。

『異類婚姻譚』 本谷有希子著 講談社文庫 評価☆☆☆☆ ’19年1月11日読了
寸評:表題作は芥川賞受賞作、歴代受賞作からすれば「異類」かなと思った。嘗て専業主婦の孤独が浮上した時期があった。誰もが経験しうる夫婦の平凡な風景を、虚実の境界をいく物語に落とし込んでいる。表題作はある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いたという印象的な書き出しで始まる。夫婦はよく似て来ると言われるが、ここでは夫婦の在り方について、家族が他人に見える瞬間の恐怖、不穏な雰囲気を描く。そもそも「異類婚姻」とは、人間と人間以外の存在(動物など)が結婚するという昔話の類型を指す民俗学の用語である。「鶴女房」や「猿婿入り」などがそれにあたり、コントローラーは妻の手にあり、妻の賢さと夫のまぬけさが際立つ。本書に同時収録されている短篇、「トモ子のバウムクーヘン」「犬たち」「藁の夫」も類似しており、姥捨て伝説であったり、女房はこじらせ女であり、夫は身勝手な半面花や藁だったりどこか哀れで危ない。家族の末路を描いた作品かも知れないが、現代の民話という概念で読めば良いかも。

『コンビニ人間』 村田沙耶著 文春文庫 評価☆☆☆☆ ’19年1月21日読了
寸評:芥川賞受賞作。この作品も嘗て読んだことがない「異類」作である。近年の芥川賞は確かに変わってきている。が、著者は新人賞総なめの感さえある。実力派新人である。主人公は「普通の人生」を生きられない、もっと言えばマニュアル化して生きてゆくことができない。コンビニにおける無機質で完全にマニュアル化された、シンプル且つ合理的な世界の中でのみ働き生きて行けるのだ。コンビニという世界の中では圧倒的に輝いている主人公だが、普通に生きることを要求される社会ではカタワモノでしかない。社会は多様性に向かっていると言われるが、この小説では完全に内向きである。インフル罹患後の1冊である。

『管理職の本分』 高杉良著 講談社文庫 評価☆☆☆☆☆ ’19年1月23日読了
寸評:高杉作品に外れは無い。それは自身をアルチザン、職人作家と称し徹底した取材と情報収集に基づいて書かれ、ドキュメンタリーとなっているからだ。実在の経営者から訴えられたり、時には元ヤクザのことを書いたらピアノ線を送りつけられ、マル暴から守る対象の「マルタイ」になったこともある。著者は「僕は反体制ではないけれど、反権力なんです。権力を笠に着る人は許せない」と言っている。さて、本作は、名門生保の「東都生命」の経営危機に、企画部副参事の友部陽平が苦闘する物語である。役員を無能呼ばわりするワンマン会長が会社を支配していたが、自主再建はもうできないと解るや、友部はそのワンマンの首を担保に主力銀行から3千億円の資金支援を引き出そうと画策したりする。しかし会社破綻は免れ無くなり、外資系生保との提携を前提とした更生計画が作られると、友部は保全管理人の下で働く管財人室長に任ぜられる。もう30年近く前になろうか、私はこの実話版を身近に体験し良く覚えているが、改めてその真相に迫れた訳だ。


1月25日現在、紅梅も満開に近い。梅まつりは2月中旬から。

『獅子の座』 平岩弓枝著 文春文庫 評価☆☆☆☆☆ ’19年1月29日読了
寸評:著者はS34年に直木賞を受賞して以来、半世紀以にも及び創作を続けている。私の年代だと「平岩弓枝」というと、TVドラマや芝居の脚本家というイメージが強い。特にS40年代には「旅路」「女と味噌汁」「肝っ玉かあさん」「ありがとう」「新平家物語」などのTVドラマがヒットした。小説でも現代物、時代物、歴史物、推理物など多種多様に何でもこなす万能作家である。本書は著者の円熟期の作品で、室町幕府の全盛期を築いた将軍足利義満の生涯を描いた作品である。著者は生家が神社ということも影響していると思うが、日舞、揺、仕舞、長唄、三味線、鼓、短歌など和風趣味で一貫しており、本作もやはり室町時代に観阿弥・世阿弥により大成された能に接したということもあり書いたものと思われる。この小説を読んでみて、膨大な資料を読みこなしたということは直ぐに解かる。歴史小説は創作し易いと柴練氏が言っていたが、この作品も断片的な史実を基に壮大な大河ドラマに仕上がっている。読み応えのある作品である。

『ようこそ、我が家へ』 池井戸潤著 小学館文庫 評価☆☆☆☆☆ ’19年1月31日読了
寸評:「半沢直樹シリーズ」や「下町ロケット」 がTVドラマ化もされ、著名な著者である。江戸川乱歩賞、直木賞、吉川英治文学新人賞など受賞している。本作は企業小説、金融小説、家族小説、更にサスペンス小説でもある贅沢な物語である。真面目なだけが取り柄の会社員・倉田は、ある夏の日、駅のホームで割込み男を注意した。するとその日から倉田家に対する嫌がらせが始まる。花壇は踏み荒らされ、瀕死の猫がポストに投げ込まれ、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかる。執拗に続く攻撃から一家はストーカーとの対決を決意する。一方、銀行から出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれる。身辺に潜む恐怖を描いた長編である。何にしても表題が奮っている。

『東京奇譚集』 村上春樹著 新潮文庫 評価☆☆☆☆ ’19年2月4日読了
寸評:世にも奇妙な物語というTVドラマがあったが、不思議な出来事、奇妙奇天烈摩訶不思議な出来事、偶然の一致などという話は時々聞くが、そういった種類の出来事が著者の身辺で度々起こった。あるものは人生の在り方に多少なりとも変更をもたらす。またあるものは取るに足らない些細な出来事である。本編は、恐らく他人には信じてもらえないだろうが、取るに足らない些細な出来事の方だけを取り上げる5編の短編集である。偶然の旅人、ハナレイ・ベイ、どこであれそれが見つかりそうな場所で、日々移動する腎臓のかたちをした石、の見慣れた世界の一瞬の盲点に掻き消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語である。


1月25日現在、白梅も一部満開。

『江戸学講座』 講師山本博文・聞き手逢坂剛・宮部みゆき 新潮文庫 評価☆☆☆☆☆ ’19年2月5日読了
寸評:TVドラマで時代物が制作されなくなって久しいが、私は時代劇で育った世代である。特に今は亡き祖父が時代劇が好きだったので、映画やTVを私と二人一緒に観ていたということが大きい。しかし今や再放送で昔の時代劇が僅かに観られる程度で寂しいものである。そんな環境も影響してか、今でも時代物の小説はよく読む。そして本書のような時代考証的な著書も好きである。本書は東大史料編纂所教授の山本博文氏を講師に、直木賞作家の逢坂剛氏と山本周五郎賞・吉川英治賞作家の宮部みゆき氏が聞き手となる対談集のようなもの。武士と奥女中のサバイバル・ゲーム、治安維持と災害対策、旅と海外貿易をテーマとして語られる。知らないことが多く発見も多くあった。

『日本の覚悟』 櫻井よしこ著 新潮文庫 評価☆☆☆☆☆ ’19年2月12日読了
寸評:権威におもねることも、大勢に身を任せることも、よしとしない。この国の在り方について、言うべきことは穏やかに、しかしピシャリと言う。櫻井よしこさんの「覚悟」はいつも決まっている。と安倍晋三首相が解説してる。昨年、私も光市で著者の講演を聞きに行ったが、全く同感である。第1章が大戦略で日米同盟を建て直せ、第2章が横暴国家・中国に迎合するな、第3章が民主党よ、現実を直視せよ、第4章が確かな言葉で「価値観」を語れ、第5章が国益を守り、国力を維持せよ、第6章が攻めの外交で進路を切り拓けの構成であるが、8年前の本であり民主党政権について語っている部分を除き、現在もなお色褪せていない。特に中韓の国是としての反日、国家戦略については詳しく解説されている。櫻井氏、竹田氏、百田氏のような論客がもっと育って欲しい。H31年2月10日の第86回自民党大会で安倍首相が演説した通り、「悪夢のような旧民主党政権に戻すわけにはいかない」のだ。石破氏のような生ぬるいことを言っているようでは次は無い。私なんぞは安倍首相の終身宰相を望む。亥年の参院選、負のジンクスを打ち破り、与党87議席獲得を目指して欲しい。

【2月20日過去の釣行記録】
・2011年第2埠頭東側、07:40~11:50、中潮、釣果=カレイ1・32cmアイナメ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません

・【旧暦1月16日釣行記録】
・2008年02月22日、柳井港防波堤、19:00~22:20、大潮、釣果=メバル14
・1993年02月07日、末武川河口、昼間、大潮、釣果=アサリバケツ一杯

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千一夜第3章第149夜 カレイは大きいのから

2019-02-17 19:29:01 | サーフ

2019.02.17(日)

先週に続き2週連続の今津川河口での釣行。先週はフグのみで、釣友Sと2人で10尾程度揚げたが、今週は如何に!

今回は6時に現地集合で2人別々に出発、Sは光市から、私は下松市からだが、釣り場には集合時間内に2人とも着いた。私は早朝でも釣り場までほぼ1時間程度掛かる。今回はSの方が10分程度早く着いたようだった。こんなに早くから釣り人は来ないだろうと予測しての集合時間だったが、我々が着いた後、少しくらい経って釣り人らしき車が2台入って来たので、決して早過ぎるということは無かった。

私が到着した時はまだ暗かったが、河口なのでアナゴは居ないだろうと6時に2人して竿を出した。ところがどっこい、下手な考え休むに似たりでアナゴの集中攻撃に会った。まずSが6時18分、良型のアナゴを揚げる。続いて私が3尾連荘でアナゴを揚げる。今回は釣れてから早く揚げたので、仕掛けがぐちゃぐちゃになることは無かった。何時もの築港で釣れるアナゴはサイズが小さいが、ここのものは立派なのには驚きだ。私が釣った3尾は、家人が長くヌルヌルした魚は嫌うので全部Sに全部進呈した。Sは自分で魚を捌くので、アナゴも大して苦にならないらしい。今夜のS家の晩餐はアナゴの天婦羅のようだ。

6時25分、私の最初のアナゴ。これも型は良かった。しかし暗い内に竿を出すのは考えものである。

ところがまだ薄暗い6時32分、竿を引くがかなり重く、それに抵抗が激しい。決してフグの引きではない。これは間違いなくカレイだろうと引き揚げるが、果たして35cmのマコガレイだった。しかもカレイが喰った餌はコウジだった。コウジ単独で釣ったのは初めてである。コウジはそれ自体が放つ臭いでカレイを引き寄せるもの程度にしか思っていなかったのだが吃驚である。以前はこのクラスなら結構釣れていたのだが、最近ではあまり釣れない。久し振りに尺ガレイを揚げた次第である。最早、私はこの時点で帰っても良かったのだが・・・。この後、8時26分に28cmマコガレイ、10時27分に20cmマコガレイと段々小さくなった。時系列に見ても、私の35cm、Sの30cm、私の28cm、20cmといった塩梅で、次に釣れれば10cm台ということだが、これ以上は釣れなかった。

7時16分にSにもマコガレイ、30cmでちょっと小さいがまずまずである。ボウズ逃れの1枚である。2週連続カレイ・ボウズはいただけない。それにしても、1週間違いで随分釣果が変わるものだ。先週はフグ以外何も釣れなかったのに、今回は2人でカレイ4枚である。それに、ハゼやアナゴ、フグも釣れている。

8時50分、Sが海水が詰まったビニール袋を釣る。重くて揚がらないので波返しの下に外しに行く。そう言えば今日のSは、カレイを揚げれば良いのに海藻の束や木の枝など異なるものを良く揚げていたなあ。河口の掃除をしに来たかのようだった。

10時頃だったか、地元のKGが様子を見に来た。我々の釣果を見て、明日からでもカレイ釣行を始めるという勢いだった。元々この釣り場は彼の紹介によるもので、昨年から本格的にここに来出した。河口掃除屋Sの名誉回復のために一応記しておくが、昨年彼はここで40cmオーバーのカレイを3枚揚げている。昨年の初回が今年と同日(2月17日)だったようで、この時、生まれて初めて41cmのカレイを揚げたと感激していたのを思い出す。それまでの記録が38cmだったというので、40cmの大台をゲットしたときの彼の喜びようは想像を絶するものがある。釣りをやる人でなければ解らないだろうが・・・。

旧暦:1月13日
場所:今津川河口東側
時間:06:00~12:00
天候:晴れ
風 :北西弱風
月齢:12.2
潮   :中潮 岩国港 満潮08:16潮位318cm 干潮14:21潮位120cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ・コウジ
釣果:35cm、28cm、20cmカレイ3・アナゴ3・ハゼ1
釣友S=30cmカレイ1・アナゴ1・ハゼ6

今日の私のカレイ釣果。

今日は8時16分が満潮だったが、満潮を過ぎると潮が早くなる。満潮後は2時間程度の釣行が限界のようである。10時27分に木っ端ガレイを釣ったが、これがカレイが釣れる最終時間のように思われる。それ以降、12時頃まで竿を出したが、何の音沙汰も無い状況だった。

【2月17日過去の釣行記録】
・2013年櫛ヶ浜港防波堤、18:45~20:10、小潮、釣果=メバル9・ハゼ1
・2018年今津川河口東側、09:00~13:10、大潮、釣果=31cmカレイ1、釣友S=41cmカレイ1

【この日の釣り情報】
・2007年華西防波堤、18:30~21:00、大潮、釣果=メバル10

【旧暦1月13日釣行記録】
・1998年02月09日、小踏日新製鋼波止場、1日中、中潮、釣果=3人でカレイ50
・2007年03月02日、櫛ヶ浜港防波堤、20:10~01:15、中潮、釣果=メバル15・ハゼ2
・2009年02月07日、大島大原、18:30~20:00、中潮、釣果=アジ6
・2009年02月07日、大島大原、20:20~22:40、中潮、釣果=メバル3

    

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千一夜第3章第148夜 カレイ・シーズンの予感

2019-02-11 19:42:26 | サーフ

2019.02.11(月) 建国記念の日(神武天皇即位の日とされる・今年は皇紀2679年)

9日の餌の残り(釣友Sの分もありかなりの量)を持って徳山築港に来た。9時過ぎには止んだが、朝方は小雨模様、ぽつぽつといった具合で濡れるほどのことはない。関東方面(千葉、茨木)は雪だったようだが、こちらは低気圧が停滞していて、大寒気団は大して影響は無かった。

旧暦:1月7日
場所:徳山築港
時間:06:30~10:30
天候:小雨のち曇り
風   :弱風
月齢:6.2
潮   :小潮 満潮12:21潮位258cm 干潮06:05潮位68cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:カレイ1・ハゼ2R

ほぼ干潮時から始めたが、小雨模様でも船釣り船は結構出て行った。風が弱く海上は凪いでいたので船釣りには良いのだろう。今朝は風も弱く大して寒くも無く防寒着は要らなかった。三寒四温である。恐らく今月下旬頃よりカレイシーズンに入るはずだ。この釣り場も昔ほどは釣れなくなったので、2~3年は来ない方が良いかも知れないが、私一人がそうしたところで影響は少ない。嘗てここでは30cm前後のカレイがレギュラー・サイズだったが、近年では30cmクラスが少なくなった。木っ端ガレイ・オン・パレードでも面白く無いのだが。こんな天気では流石に今朝は釣り人は居ない。

7時台に小さいハゼが2尾釣れたが、後はヒトデばかり。これは帰りにリリースした。餌取も少なく、1時間前に投げた仕掛けにまだ餌が残る。こんな日はカレイは期待できない。9時頃釣り人が1人来たが、私の惨めな釣果を見て他へ移動して行った。

9時までに釣れなければ急速にカレイ・ボウズの不安感が高まるが、納竿時の10時頃、27cmのカレイを辛うじてゲット。どうだ、どうだ!これで心置きなく納竿できるというものである。餌はまだまだ残っていたが、1人釣行は飽きが早い。加齢と共に次第に持久力、忍耐力がなくなってきたように思う。「朝まずめから夕まずめまで」はもう過去の話である。早い内に釣れれば結構後が続くものだが、気が萎えた頃に釣れても再起は難しい。そのまま納竿した。

【2月11日過去の釣行記録】
・1998年小踏日新製鋼波止場、12:00~15:00、大潮、釣果=カレイ6・アイナメ1・ハゼ10
・2007年第2埠頭東側、06:30~17:30、小潮、釣果=カレイ3・ハゼ1・マダコ2
・2009年華西防波堤、19:20~22:20、大潮、釣果=メバル6(3人で15)
・2012年新川港浮桟橋、07:30~13:00、中潮、釣果=カレイ2・アイナメ1
・2014年小深浦・落港、07:10~10:00、中潮、釣果=落港キス3
・2016年第2埠頭東側、07:00~14:30、中潮、釣果=カレイ2・メゴチ1R
・2017年櫛ヶ浜港防波堤、18:20~21:20、大潮、釣果=メバル5

【この日の釣り情報】
・2005年小踏日新製鋼波止場、昼間、中潮、釣果=42cmチヌ2
・2016年新日鉄波止、06:30~16:30、中潮、釣果=2人でキス3・アナゴ1・ボラ1

【旧暦1月7日釣行記録】
・2006年02月04日、大島大原、19:30~22:30、小潮、釣果=ボウズ
・2007年02月24日、櫛ヶ浜港防波堤、10:30~18:10、小潮、釣果=カレイ5・アイナメ2・ハゼ3・キス1
・2007年02月24日、櫛ヶ浜港防波堤、18:30~01:00、小潮、釣果=メバル7・アイナメ1・セイゴ1・キス1
・2009年02月01日、徳山築港、06:50~12:40、小潮、釣果=カレイ1・アイナメ3・キス2・ハゼ4・マダコ1
・2013年02月16日、笠戸本浦港堤防、07:30~11:50、小潮、釣果=ボウズ

    

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千一夜第3章第147夜 今津川河口はフグで一杯

2019-02-09 20:32:00 | サーフ

2019.02.09(土)

昨年の5月12日以来、久しぶりに今津川河口に来た。昨夜、Sとの電話で急遽決まった次第。この時季頃から今津川では40cmオーバーのマコガレイが揚がり始めるのだ。まだ1週間くらい早いかと思ったが、納竿頃にやって来たKGは、昨年は今頃40cmを釣ったのだから早過ぎるということは無いという。そのKGも2日前に門前川河口に行ってボウズだったらしい。

今朝は小雨がポツポツ落ちていたので中止にしようかと思ったが、天気予報では小雨のち晴れとなっていたようで、Sは行く気満々のようだったので決行した。満潮時が12時18分なので、時間を逆算していって7時30分に釣具店集合とした。釣り場に着くまで1時間掛かるのだが、途中で雨脚も強くなったりで後悔の念も起こったが、釣り場に着くと風も弱く雨も小降りだった。折角来たのだからやろうということで、9時から竿出しとなった。小雨も間もなく止み、風が出る前までは防寒着を着ていたが暑いくらいだった。

旧暦:1月5日
場所:今津川河口(広島側)
時間:09:00~14:30
天候:小雨のち曇り
風 :弱風のち風
月齢:4.2
潮   :中潮 岩国港 満潮12:18潮位320cm 干潮05:58潮位33cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ・コウジ
釣果:フグ4R
釣友S釣果:フグ5R

9時35分、アタリは見ていないが私の竿が重い。今日最初のカレイが来たかと期待したが大きなフグだった。2本針の下針が岩に掛ったので、Sに外しに行ってもらい、そのままリリースした。

11時48分にも3尾目のフグ、あまり大きくは無かったが、ここで釣れるフグは全部この種類である。それにしてもこの時季のフグは丸々とよく肥えている。3尾居ればフグちりも刺身も十分に出来そうだ。しかし調理出来ないのでリリースしか無い。

対岸には岩国米軍基地と海上自衛隊と錦帯橋空港(右端に写っているのがレーダー)があり、3者が1つの滑走路を使っている。今日は色んな飛行機が飛んだ。ANAの旅客機や米軍の巨大な真っ白な飛行機(非常に珍しい物らしい)、戦闘機1機(凄まじい轟音)、輸送機、それにオスプレイも4機離発着した。写真に写っている(12時29分)のだが、遠目ながらも実物のオスプレイを初めて見た。私は飛行機オタクでは無いが、オタクのKGは巨大な白い飛行機(14時過ぎ)をカメラに収めるべく、わざわざ対岸にやって来た。その後で我々の釣り場に顔を出したが、来るのなら前日に連絡せよと喧しい。

私が満潮前に立て続けに3尾のフグを釣ったが、「お前も何か釣ったら?」とSをおびいてやると、12時47分から怒涛の如くフグを立て続けに4尾揚げた。やれば出来る。内1尾は30cmもある巨大なフグだった。この時は防波堤に立て掛けた竿の竿尻が上がったくらいだ。残念ながら我々はフグの調理が出来ないので全てリリースした。満潮が12時18分だったが、潮が引き始めると川の如く(良く考えてみると川だった)潮が流れ始める。バチャバチャと音を立てて潮が流れるのだ。しかしこの時が時合だったのかも知れない。潮が音を立てて引き始めてからSがフグを釣ったのだから。それにしてもその後私は1尾しか釣っていない。

今日はフグ以外何も釣れなかったので、釣りよりも飛行機を見る方がメインになったかのようだった。久し振りのカレイボウズ。天気次第だが、来週も行くかも知れない。

【2月9日過去の釣行記録】
・1997年粭島、14:00~18:00、大潮、釣果=カレイ1
・1998年小踏日新製鋼波止場、昼間、中潮、釣果=3人でカレイ50
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、22:30~23:00、小潮、釣果=メバル5
・2008年櫛ヶ浜港防波堤、19:20~21:50、中潮、釣果=メバル3
・2013年第2埠頭東側、06:30~10:20、大潮、釣果=ボウズ
・2014年第1埠頭西側、13:40~16:10、長潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・1993年池の浦港防波堤、08:00~18:15、中潮、釣果=カレイ5・アイナメ1・ハゼ1・メバル10

【旧暦1月5日釣行記録】
・この日の釣行記録はありません。

    

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千一夜第3章第146夜 釣り場百景12第2埠頭西側中央

2019-02-03 20:27:45 | 釣り場百景

2019.02.03(日) 節分

1月もあっという間に過ぎ、早、2月である。1年の12分の1が終わったことになる。今年の1月は6日まで正月休みで年末から9連休、その後インフルエンザに罹患し、12日から土日を含めて20日まで休みまた9連休、それでも1月は14日は出勤している。2月1日は日帰りドックだったが、バリウムを飲んだので1日中腹具合が悪かった。大寒も過ぎ節分となったが今日は生憎の雨である。なかなか釣行にはならない。

さて、今夜は私が良く行く釣り場百景の第77弾、エントリーナンバー12の第2埠頭西側中央を紹介します。第2埠頭は嘗て私のホームグランドだったが、近年ではあまり釣行していない。主に埠頭に入ったばかりの左手の船溜まりの先端から遠投していたが、平成8年頃だったか、対岸(第一埠頭側)の護岸工事をやってからというものあまり釣れなくなったため足が遠退いた。第2埠頭の釣り場紹介は本件を含めて4か所ある。埠頭東側(第2章648夜)、西側(第2章741夜)、南側(第2章745夜)と本件である。メインの釣り場だった東側は殆ど釣れないので、近い内に埠頭先端の南側にでも行ってみようと思う。

釣り場百景も昔の写真を探すのが結構大変な作業である。PCを3回くらい変えているので、昔の写真が上手く再現できないものもある。再生するのに何か良い方法があるのだろうが私には操作方法が解らない。

公共埠頭であるから改めての紹介も不要だろうが、進入路および埠頭の全体像を紹介しておこう。
県道366号線(旧国道188号線)から入るのだが、光市方面から言えば下松郵便局を過ぎて下松病院前に差し掛かる。この交差点を左折すると下松公共第1埠頭や新川港方面に出るが、病院前を曲がらず直進し2つ目の信号(市民グランドの所)を左折すると第2埠頭へ出る。埠頭に出るまで少し距離があるが、一本道なので迷うことはない。埠頭の中央辺りの西側がこの釣り場である。

ここではちょい投げが良い。割合手前でカレイやカサゴも揚がる。但しサイズは今一で、30cmオーバーは釣ったことがない。埠頭の真下に仕掛けを降ろすと小ギスが良く釣れる。何時だったか甥が釣っている時に真下で釣れと教えてやると、それまで全く釣れなかったのだが、しっかりお土産になるくらい小ギスを釣ったことがある。

【2月3日過去の釣行記録】
・2001年第2埠頭東側、午前中、中潮、釣果=ボウズ
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、06:40~12:50、大潮、釣果=カレイ7・アイナメ2・クジメ1・タナゴ1
・2008年今津川河口、06:30~09:00、中潮、釣果=ボウズ
・2008年水尻南海岸、11:00~15:00、中潮、釣果=ボウズ
・2013年第2埠頭東側、07:00~09:20、小潮、釣果=ボウズ
・2013年櫛ヶ浜港防波堤、18:00~20:40、小潮、釣果=メバル8

【この日の釣り情報】
・2007年大島大原、21:30~23:00、大潮、釣果=メバル20

【旧暦12月29日釣行記録】
・2002年02月10日、奈切大気暴露試験場前、11:00~14:00、大潮、釣果=カレイ1・メゴチ1(次女が釣る)
・2006年01月28日、中電西側岸壁、06:50~15:30、大潮、釣果=ボウズ
・2006年01月28日、大島大原、21:00~23:40、大潮、釣果=2人でメバル12
・2007年02月16日、櫛ヶ浜漁港防波堤、20:00~23:30、大潮、釣果=2人でメバル5
・2012年01月22日、洲鼻港防波堤、06:50~12:20、大潮、釣果=カレイ1・キス1
・2013年02月09日、第2埠頭東側、06:30~10:20、大潮、釣果=ボウズ

 

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