してもいい失敗、ダメな失敗

今日は、片マヒの方の誘導をすることになりました。
私も怖いけど、誘導される方も「こわい。こわい。」と、言っているのです。
怖い者同士で、にっちもさっちもいかなくなります。
いったん、その方を座らせて、先輩に助けを求めに生きます。

先輩はいともあっさり誘導できるのです。
力はいらないのです。
言葉で誘導することができるのを初めて知りました。

私は、失敗をしないと身につかないこともある。ということを知っています。
でも、何でもかんでも首を突っ込んで、利用者さんを怖がらすことはダメな失敗です。
ある人は、「私のすることを見ていてください。」と、手を触れさせないのです。
なんとなくわかるけど、怖い思いをしないといけないこともあります。

今日は、10のうち6ぐらいのことをいっぺんに理解した気分です。
あとは、慣れです。
今は、私も人が怖いのです。
人を触ることが怖いのではなく、人自身が怖いから、余計に力が入りすぎることがあるんです。
なんで、人が怖いのに、介護の世界に入ってしまったんだろう。と、思うけど、今更、あとへは引けません。
前進あるのみです。

人は怖いけど、優しい時もあるのです。
私は優しい人になりたい。と、心から思います。
今は見習いだけど、いずれ一人前になって、人を誘導できるようになりたいなぁ。