メニューを考えろ

「今日からメニューを考えろ。」という父なんです。
心の準備ができてないのと、今まで出されたものは全部食べているので、好き嫌いはないから、特別メニューのことを考えることもしませんでした。
金額の安いくて、みんなが食べれるメニューを考えるのは、至難の業です。
私は、本当に好き嫌いがないため、全く料理のことは無頓着なんです。

本当は、結婚して家族のために料理を作ってあげないといけないことを放棄していました。
今になって、そのつけが回ってきました。
自分一人だと何を食べてもいいんだけど、好き嫌いの激しい家族を持つと大変なんです。
もっと、最後のほうで、その役を果たすことがよかったような。
これから両親も次々にいなくなります。
その時、私はどうしているだろうか。
安くておいしい食事を、どうやって作っていったらいいのだろうか。

結局、今日も父と買い物に行き、父が選んだ食材で母が料理を作ります。
私は、「あわわわ。」と、どうなるのか考えることになりました。
世の奥さんたちは、どんな思いで食事を作っているのか、いまさらになってつらさがわかるようになりました。
もっと、お安い食材を提供してくれるスーパーがあれば。と、思うようになります。