ブル-ベリーの水やりは1本づつ滲み出すホースを使用しています。ホースをカッチトで取り付けますが、隣の木との位置が狭すぎるものがあります。
通るときに蹴飛ばす可能性があります。そこで間隔の短いものの位置をずらしました。
パイプを掘り出します。
途中でカット。
約10cm伸ばしました。これで畑全部で狭いところは無くなりました。最小で間隔55cmです。
ブル-ベリーの水やりは1本づつ滲み出すホースを使用しています。ホースをカッチトで取り付けますが、隣の木との位置が狭すぎるものがあります。
通るときに蹴飛ばす可能性があります。そこで間隔の短いものの位置をずらしました。
パイプを掘り出します。
途中でカット。
約10cm伸ばしました。これで畑全部で狭いところは無くなりました。最小で間隔55cmです。
土壌のPH調整を測定するためホースから水を滲み出させて湿った状態で土壌のPHを測ろうとしていました。1本の木の配管部から水が噴き出しているのが見つかりました。
草刈りの刃で切断していました。
急遽パイプとストップバルブを付け替えました。
9月5日(火)~6日(水)
ブルーベリー1本づつ滲み出すホースを使用しましたが、夏の紫外線の影響でゴムホースが劣化しクラックの発生が見られました。対策としてホース外面に引張応力を発生させない方式ににし、さらにホース(黒い部分)をウッドチップで覆うようにします。
取り敢えず74本のホースを取り替えました。
右側の15本は、滲み出しホースで水をやっていますが、人手不足で草刈りもせ放ずりぱなしにしています。
今度はホースの取り出し口ごと土留で囲むため、木の中心から50cm以上のものは木の中心に近づけます。
●今後の予定
木の周りの草抜き、土留のやり直し、ウッドチップでホースを隠す。畑全体の草刈り。
PH確認とPH調整、礼肥など
9月7日(木)
昨夜の雨で地面が濡れていて草抜きは出来ません。
右隣に雨降り時と水道が凍結する温度になると水やりを中止する電気回路の設計と装置を取り付けました。これで雨降り時や凍結時の水やりが中止されます。水のやり過ぎによる根腐れ防止と電気代の節約になります。左側は従来の年間スケジュール制御装置、右側は今回製作した装置です。
雨センサーに雨が貯まれば回路がONになります。
室内の温度が2℃になれば凍結防止がONになります。いずれかがONになれば水やりは中止になります。
回路図
●水やりスケジュールの変更
ついに正確な流量確認方法が見つかりました。これで各ホースの滲み出す水量の調整が可能になります。
フロート式の流量計です。微小な流量、6 L/H~60 L/H(0.1 L/分~1L/分)が測定出来ます。
セットした状態。水量ゼロです。
バルブを開くとフロートが上昇します。
流量調整
ホースにより抵抗にバラツキがあり、ライン1とライン2ではバルブを全開にしても30L/Hが最大のホースがあります。
従って、ライン1、ライン2とライン3では大きいホースは30L/Hに、小さいホースは20L/Hに調整します。ライン4は全て小さいホースで30L/Hに調整しました。
●滲み量の設定により水やりスケジュールを見直しました。
ラインごとの給水時間(修正版)
年間スケジュール(修正版)
リング状に水が滲み出すホースで水やりしますが、滲み量の設定は難しいです。
最初はホースの手前の水の吹き上げ高さで設定していました。20数本のホースの吹き上げ高さを順番に調整しますが、一通り調整すると最初のに設置したところが変わってしまいます。2~3回調整して吹き上げた高さを揃えます。しかしながらホースの内部抵抗にバラツキがあり滲み量もバラツキます。この方法はホースを取り付けずに手前で調整しているので実際の滲み量ではありません。
一方ホースの手前に圧力計を取り付けて実際に滲み出ている状態で圧力を調整することを試して見ました。圧力調整も20数本を2~3回繰り返して圧力を揃えます。圧力が一定でもホースの内部抵抗の大きさで滲み量が変わります。
最終的にはホースからの滲み量を測定しながら調整するしかありません。間に流量計を挿入して調整すれば良いのですが、ホースからの滲み量は約0.6L/分程度でこのような微小流量は普通の流量計では測定出来ません。
フロート式の流量計なら使えそうです。
6~60L/H(0.1~1 L/分)のものを買いました。取り付け部はφ20の穴になっており水栓のカチットには取り付けられません。
ネジ接続のものは測定流量が大きすぎて使えないのですが、両端の部分は同じサイズだったので購入しました。
先に購入したものに両端部がうまく取り付けられました。これで水栓カチットが取り付けられます。28日にブルーベリー畑でテストしてみます。
結果は下記
ブルーベリー水やりのラインごとの時間を流量から決めました。
流量測定器でラインに流れる流量を測定し、ホース長さ1M当たり2Lを流すための必要時間を計算しました。
タイムスケジュールは以下にしました。
年間のスケジュールも見直しました。
赤字が変更部分です。
3月7日(火)~8日(水)
水やりホースを1本の方式から二股ホースへの変更作業をしています。
合計89本の木があります。
2日間でライン1を除き完了しました。懸案だったライン2は見たところ全てのホースから水が滲み出ています。
残りはライン1の22本になりました。
ライン4の二股ホース水やり
3月9日(木)
ライン1の残り22本の二股ホースの設置が完了しました。これで89本全てが二股ホースに変更されました。
ライン1水やり
ブルーベリーの水やりは自動で年間スケジュールに従って作動します。
自作の装置です。各ライン別に給水時間が設定出来ます。
これはサンプルです。4ラインで25分給水し7分中断し、また給水が開始されます。プログラムの時間を30分にすると1回分(25分)給水します。給水時間を2倍、3倍にするにはプログラム時間を60分、90分にします。
取り敢えず設定している年間スケジュールです。
●水やりの基本
「朝潅水した水分を使って、日中光合成をしてもらい、夜は余分な水が切れてる状態で迎える、というのが理想」という記事を見ました。これまではスプリンクラーで水やりしていたので、夏は早朝からベリー-ベリーを摘むので葉に水が残らないように夜間に水やりしていました。今回は樹下灌水なので葉が濡れることはありません。再度見直します。
11月から始めたブルーベリー畑の水やり工事が完了しました。
本日完了した部分(ライン4)。下はこれまでの完成した部分。
合計89本の木に対して1本づつの水やりホースが設置されました。KGさんが2回も溝掘りの応援に来ていただいたので2月中に完了することが出来ました。感謝。
自動水やり装置のスケジュールです。仮設定です、ホースが正式のものに決まれば滲み量を見て再設定します。30分の水やり時間で4ラインで各ライン6分づつ水やりします。
ホース全てを二股に変える作業が残っていますが、取り敢えず今のまま使えるので暇を見つけてやります。
89本のポーラスホースによるブルーベリー水やり
2月24日(金)
確定申告の書類を税理士のところに届けるため和歌山にきました。朝から雨です。
雨の中、ライン2のホース27本を二股ホースに変更する作業をしました。
注文していたティーズが24日発送が27日発送になり届かず、手持ち分で11本作成したところで中断となりました。残り16本は3月に繰り越しとなりました。
2月25日(土)
朝からライン4の配管作業を始めました。
4時に15本の配管が完了しました。明日土埋めをします。
レモンの木が伸びすぎて、全く実をつけませんでした。
思い切って剪定しました。
肥料もやりました。実を付けてくれるかな。
3ラインの配管が完成し、滲み出しホースの水の出方を確認したところライン2が水の出方が弱くなっている。配管抵抗が大きくなっており水圧と流量のバランスが取れていないのが原因と考えています。
ライン2で流量を変えてみたところ、流量を増やしても減らしても滲み量は低下します。流量を増やすと背圧が下がり滲み出す圧力不足になる。一方流量を絞ると背圧が上がるが、滲み出す水量が不足する。中間に最適条件が存在する。しかしながら、全体的な流量が他のラインの約半分以下になっている。
ホースの形状を変えてテストしてみた。片方から給水する1本のホースでは長すぎて抵抗が大きくなる。抵抗が少なくリング状と二股と比較してみた。
リング状も二股も滲み量が改善されている。
二股ホースの滲み量に吸水口からの距離の影響があるか調べました。
流量測定に使用した容器です。セリアで買いました。
結果には差が見られません。位置による滲み量の差はホース内部の仕切り位置などの特性によるものと思われます。
ライン2の27本のホースを二股に変更します。二股にした理由は「①リング状と滲み量の差がない②冬期や草刈り時に簡単に取り外せる③追加費用が少ない」
変更に伴う費用を極力少なくするための案です。追加するのはT型のコネクターとカチットまでのホースです。1本200円くらいでできます。
2月18日(土)
2週間前にも溝掘りの応援に来てくれたKGさん夫妻が、今日も来てくれました。午前中はお菓子を買いに高野山に行きました。
昼食に持参されたおでんをご馳走になりました。
午後から溝掘りをして頂き全て完了しました。
土の中から大きな石が出てきました。4人がかりで掘り起こしました。
これで全ての溝掘りが完了し、残りは15本のホースへの配管工事が残っています。私1人で1日で出来る仕事になりました。KGさん感謝です。
11月から始めたブルーベリーの根元に滲み出しホースを設置する工事のうち3ラインが条件設定まで無事完了しました。
無事各ホースの滲み出し条件が設定できました。3ラインは初期の目標を達成でき安堵しています。
残りは15本の木の工事が残っています。
溝掘りは半分終わりました。残りの部分もは掘る場所の紐張りも終わっています。3日分の仕事が残っています。
●感想
スプリンクラーの水やりが出来なくなり、代わりの方法を模索して行き着いたところがリング状にポーラスチューブを配置する方法でした。
合計90本の木に設置することになるのですが、ゼロからの出発で始めた時点ではゴールが見えていません。ポーラスホースの基本特性から調べることから始めました。できるだけ数値データを残し、進むかどうかは数値データで判断します。この方法が水やりの理想と考え、何が何でも実現するという覚悟で進めました。1本のリングで確認できると次は1本の供給配管から同時に何本つなげるか課題でした。供給する水の流量と圧力、配管のサイズなど検討事項が多々あります。パイロットプラント(14本)で確認したところOKでしたが、さらに本数が増やせるかどうかを検討するときに基本的なデータが役立ちました。14本から23本へと増やした結果OKだった。これでいよいよ本番の工事にかかれる決心が付きました。本番用の水の供給をどうするかを決めなければなりません。新たにポンプから配管を引き回せば業者に頼む必要があり結構な工事費用になります。現在のスプリンクラーへの配管が利用出来ないか試しにテストしたところ十分使用可能であることが判明しました。あとは配管のレイアウトを考え工事するのみとなりました.設計も、溝掘りも、塩ビパイプの工作も全て一人でやることにしました。頭も体も使う作業が延延と続きます。途中で投げ出さなかったのは、理想の水やりシステムを作ってやろうという心意気です。すでに動いている自作の制御装置につなげば、ラインごとの時間配分、年間スケジュールに従った給水ができます。例えば冬期は1週間に1回、夏期は1日2回といったスケジューリングができます。高機能の制御装置との組み合わせにより理想の水やり装置が完成します。
●ブルーベリー滲みホースでの水やり
●圧力と流量確認治具の製作
滲み出しホースから均一に滲み出すには各ホースへの供給流量を揃えかつ供給圧力を0.02mpa以上に調整する必要があると考えています。1本のノズルの長さによる滲み量のバラツキには流量よりも圧力が影響します。調整方法としては、先ず各ホースへの流量を揃えるためバルブの調整をします。全ホースの調整が終わった後に圧力を確認します。目標圧力に鳴っていなければ再調整をします。このための治具を作りました。
圧力計と流量測定治具です。流量はカチットを填めて上に吹き出す水の高さで測定します。
●流量調整
Line1のホース23本の吹き上げる高さを30cmに設定しました。
水圧は0.021MPaでした。
ホースの長さ方向の滲み出し量のバラツキは問題ないレベルです。
1回で流量と圧力の調整が終わりました。
ホース1本の総滲み量は8分間で5.9Lでした。
Line2の結果
流量設定は水柱高さ20cmに設定。ホース本数24本。圧力は0.019MPでした。総滲み量は3Lでした。
●まとめ
3ラインの滲み量の調整と確認テストが終わりました。
ライン1とライン3は流量設定を水柱換算で30cmにすればホース長さのバラツキも総滲み量も同じレベルで実用上問題なしです。
一方ライン2は流量を水柱換算で20cmと少なくしたことで圧力低下させずに滲み量が少なくなっている。長手方向のバラツキが他の2本のラインに比べ大きいが実用上の問題はなさそうである。
ライン2については本数✕総滲み量がライン1の半分の約10L/分になっている。ポンプの性能では27L/分に比べ少ない。供給される流量が少ない可能性がある。スプリンクラーを使用していたときもライン2は飛び方が少なかった気がしていた。
●滲み出しホースの設定と確認
流量調整の最新情報は下記
滲み出しホースの流量確認方法が実現出来ました - リタイヤ親父の暇つぶし (goo.ne.jp)