勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

トランセンデンス / Transcendence

2014年06月28日 | 洋画(アメリカ系)
人の意識をコンピュータにアップロード。コンピュータは意思を持ち、独自に進化を始める。SFと言うか、スリラーと言うか、サスペンスと言うか・・・。そう言う内容です。

人の神経伝達系の信号は、電気信号だと言われているので、その電気信号を解析できれば、もしかしたら、人の意識のデータ化が出来て、コンピュータにアップロード出来るようになるかもしれませんね。でもそれって、データがアップロード出来るだけであって、アップロードされたコンピュータが人と同じ意思を持つという事ではないと思うんですが、どうでしょう?そんなことを言うとこの物語は成立しないので、言わないことにします(苦笑)。

でも、コンピュータが独自に進化すると、やっぱり邪悪な物になっていくんですね。スカイネットもそうでした。ただ、その理由はスカイネットとこの物語ではちょっと違っていて、スカイネットの場合は自己保存と言う観点で人類が邪魔になってくるんですが、この物語の場合はそうではなく『愛』と言うのが、その理由でしょうか。この映画は、『愛』を描いた映画なんだと、最後にわかりました。

ちょっとネタバレ的ですが、ナノテクノロジーのナノロボットが気になりました。ナノロボットで、人々が治っていくというのは良いんですが、それが、リアルウイルスであるかのように蔓延していくとか、あるいは、軍隊アリの如く動くとかね。ちょっとなぁ。何だかなぁと思ってしまう設定ですね。

悪くはないんですが、良くもないです。何ともイマイチ感を覚えてしまう作品でした。

タイトル トランセンデンス / 原題 Transcendence
日本公開年 2014年
製作年/製作国 2014年/アメリカ
監督 ウォーリー・フィスター
出演 ジョニー・デップ(ウィル・キャスター)、レベッカ・ホール(エヴリン・キャスター)、モーガン・フリーマン(ジョセフ・タガー)、ポール・ベタニー(マックス・ウォーターズ)、キリアン・マーフィ(ブキャナン捜査官)、ケイト・マーラ(ブリー)

[2014/06/28]鑑賞・投稿


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