勝手に映画評

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相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ

2014年04月29日 | 邦画
う~ん、どうでしょう~。期待したからなのか、ちょっと釈然としないものを感じます。

これまで、相棒の映画は、スピンオフを含めると本作含め5作品。その中で、一番完成度が低いと言わざるを得ません。何が悪いのか?脚本の作りこみが足りないのではないでしょうか?相棒といえば、時事問題と絡んだ話で有る事が、そのドラマの面白さに一層の魅力を与えているのですが、日本で民兵ですが・・・。まぁ、アメリカでは問題になっていますし、日本でも今度は出て来るでしょう。でもねぇ。【今】ですか?と言う感じです。

それでも、民兵達、そして、物語の行き掛かり上でてくる自衛隊員の所作が、それなりになっているのであれば、まだ無理矢理なテーマ設定に目を瞑ったんですが、ちょっと酷い。突っ込みどころ満載と言うか、日本は、ミリタリオペレーションを経験している人材が圧倒的に少ないので、抱腹絶倒の所作もOKなんですかねぇ。

それと、これも物語の行き掛かり上でて来るんですが、警視庁航空隊のヘリ、何ですか?あれは。車は、劇用車と言う事で、実際のパトカー同様のカラーリングが施されていますが、赤を基調としたカラーリングのヘリに無理やり“警視庁”とそして警察の星のマークを書いただけですか。あの、警察カラーのヘリは、認められないということなんですかね?

ヘリつながりで言うと、チヌークが出て来るんですよねぇ。でも、エンドロールを見ても、協力に自衛隊の文字は出てこないので、あのチヌークは何?CGですかね?あるいは、資料映像?

TVのレギュラー放送も、視聴率が落ちてきているらしいですが、ちょっと本腰を入れて立て直さないと、今後の相棒は大変なことになりそうです。

タイトル 相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ
日本公開年 2014年
製作年/製作国 2014年/日本
監督 和泉聖治
出演 水谷豊(杉下右京)、成宮寛貴(甲斐享)、伊原剛志(神室司)、釈由美子(高野志摩子)、風間トオル(綿貫孝雄/防衛省防衛政策局次長補)、吉田鋼太郎(栗山朔太郎/参議院議員、防衛大臣政務官)、渡辺大(多賀周治)、宅麻伸(若狭道彦)、川原和久(伊丹憲一)、大谷亮介(三浦信輔)、山中崇史(芹沢慶二)、山西惇(角田六郎)、六角精児(米沢守)、神保悟志(大河内春樹)、小野了(中園照生)、片桐竜次(内村完爾)、及川光博(神戸尊)、石坂浩二(甲斐峯秋)、鈴木杏樹(月本幸子)、真飛聖(笛吹悦子)

[2014/04/29]鑑賞・投稿


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