河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

ドン・ジョバンニ バイエルン1988 -5-

2006-10-16 00:01:00 | 音楽

最初に訂正です。

記憶が飛んでいて、080 サヴァリッシュ バイエルン国立歌劇場1988 -1-に指揮はサヴァリッシュが一人で振った、と書いたが、テノールのペーター・シュライヤーが振った日もあった。ドン・ジョバンニはシュライヤーとサヴァリッシュが振り分けた。

この日はシュライヤー。

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1988125()18:00上野

モーツァルト作曲ドン・ジョバンニ

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ギュンター・レンネルト、プロダクション

ドン・ジョバンニ/トマス・アレン

騎士長/アルトゥール・コーン

ドンナ・アンナ/アンナ・トモワ=シントウ

ドン・オッターヴィオ/クラース・アーカン・アーシェ

ドンナ・エルヴィラ/マリーナ・ニコレスコ

レポレロ/ヤン=ヘンドリック・ロータリング

ツェルリーナ/アンジェラ・マリア・ブラッシ

マゼット/クリスチャン・ベッシュ

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ペーター・シュライヤー指揮

バイエルン国立歌劇場

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ドン・ジョバンニは観ながら聴くと劇的でエキサイトするオペラだが、音だけだとそれほどでもない。激情の空回りに聴こえたりする。フルトヴェングラーは音だけでも十分聴かせてくれるが、もともとウェイトがそっちにある。

シュライヤーの指揮はさておき、バイエルンの少しぎらついた重い音もこのモーツァルトには割とフィットする。コジの世界とは明確に異なることをサウンドで教えてくれる。

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数多あるドン・ジョバンニの音源。今一つすっきりこないものがあるが、お勧めとお勧めしない境界線にあるのがこれ。

ヨゼフ・クリップス指揮ウィーン・フィル。

あの粗雑ではあったが響きの良かったゾッフェンザールでの録音ながら1955年録音ということもあり、ステレオではあるが鈍重な響きで録音的にはお勧めではない。またウィーン・フィルもいま一つ粗末。しかし、歌い手たちの正確で丁寧な唱法にはうなるものがある。当時の歌がわかるとともに、仕事に立ち向かう姿勢も共感できる。

シエピ、ベーメ、ダンコ、カーザ、デルモータ、コレナ、ギューデン、ベリー。

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