河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2705- シューマン、マンフレッド、ピアノ協奏曲、菊池洋子、チャイコフスキー、マンフレッド、スダーン、東響、2019.6.15

2019-06-15 23:28:42 | コンサート
2019年6月15日(土) 6:00-8:10pm サントリー

シューマン マンフレッド 序曲  12

シューマン ピアノ協奏曲イ短調Op.54  15-6+11
 ピアノ、菊池洋子

Int

チャイコフスキー マンフレッド交響曲Op.58  16-10-10-11

コンサート・マスター、郷古廉
ユベール・スダーン 指揮 東京交響楽団


作品名筋でつながりのあるプログラムビルディング。ピアノに菊池洋子さん、ゲストコンマスに郷古廉さん、揃えてきた定期。

とはいえ、一番食指が動いたのはチャイコフスキーのマンフレッドだった。のに、最後のコーダは無し、かつ、その終楽章中にもカットありで、シンフォニックなバランスとしてはいいのかもしれないが、お目当てがかなわずちょっと肩透かし。

下降ラインで特徴づけられるマンフレッド、引き締まったもので良い流れ。ハーモニー重視でものすごくよいバランス。スダーンの棒はむろん初めから最後が見えていたのだろう。こっちはそうでなかったので位相のねじれのようなものを感じてしまった。描写音楽だしね、型はフィックスさせたほうがいいと思うが、こればっかりはどうしようもない。作曲家もいないし。

サントリーホールは2017年の改修した頃はそこそこピアノが締まっていましたが、またもやもやとふやけてきました。ピアノが毎度もやもやのこのホール。菊池さんには合っているかどうか。
菊池さんの弾くシューマンは力強さを避けることはしないが表現したいことはやっぱり別の事、というか粒の動き、粒立ちの良さ、デリカシー満点なピアノ。シューマンの小刻みな動きを楽しむためには最前列がよいのかもしれない。シューマンの波立ちがよくわかると思う。
おわり



1 コメント

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どうもはじめまして (a24_ramantya)
2019-06-21 15:21:01
コメント欄から失礼します。先日は、「いいね」を頂戴しまして、どうもありがとうございました。では、また

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