<新刊情報>
書名:デジタル写真論~イメージの本性~
著者:清水 穣
発行:東京大学出版会
SNSやスマートフォンによって全面化するデジタル写真とは何か? その本性と可能性を松江泰治やヴォルフガング・ティルマンスらの具体的な作品を詳細に解析することで考察する。水や空気のように遍在することで透明化してしまったデジタル写真を真に見るための必読書。著者幻のデビュー論考「不可視性としての写真」(改訂版)も所収。
<新刊情報>
書名:デジタル写真論~イメージの本性~
著者:清水 穣
発行:東京大学出版会
SNSやスマートフォンによって全面化するデジタル写真とは何か? その本性と可能性を松江泰治やヴォルフガング・ティルマンスらの具体的な作品を詳細に解析することで考察する。水や空気のように遍在することで透明化してしまったデジタル写真を真に見るための必読書。著者幻のデビュー論考「不可視性としての写真」(改訂版)も所収。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業に取り組んでいるが、その事業の中で、今回、情報処理推進機構(IPA)は、企業の競争力を維持・強化するデジタルトランスフォーメーション(DX)の促進に向けて、企業がDXを進める上での実態と課題を分析し、システム構築のあり方などをとりまとめた文書を公開した。
あらゆる産業において、新たなデジタル技術を使ってこれまでにないビジネスモデルを展開する新規参入者が登場し、ゲームチェンジが起ころうとしている。こうした中で、各企業は、競争力維持・強化のために、デジタルトランスフォーメーション(DX)をスピーディーに進めていくことが求められている。
国内の企業では、自らDXを進めるべく、デジタル部門を設置するなどの取り組みが見られるが、システムの試作開発や実証実験などのProof of Concept(PoC)を繰り返すなど、ある程度の投資は行われるものの実際のビジネス変革にはつながっていない。
このような背景のもと、NEDOは、データ利活用を推進するためのシステム構築促進に向けて「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に取り組んでおり、同事業の中で、情報処理推進機構(IPA)は、2019年度に大学の研究者や企業の関係者などの有識者、ITベンダー、行政(経済産業省)との連携による議論をもとに、DXを推進するための調査を進めて来た。
今回、その成果として、企業がDXを進める上での実態と課題を分析し、システム構築のあり方などをとりまとめた文書を公開した。具体的には、各企業から収集したDX推進指標の自己診断結果を分析した「DX推進指標自己診断結果分析レポート」と、ITシステムの技術的負債を明らかにする指標案として「プラットフォームデジタル化指標(PFデジタル化指標)」、システム構築の効果的な方法論や構築するシステムのあり方などをまとめた「プラットフォーム変革手引書案(PF変革手引書)」、これら一連の文書の活用イメージをまとめた「DXの実現に向けた取り組み」を作成した。
今回公開した「DX推進指標自己診断結果分析レポート」では、「多くの企業で、全社戦略に基づくDX推進の変革を実施する段階への移行がこれから始まるとみられる」などということが分かった。
この分析結果を踏まえて技術的課題とその対応策を検討し、DXの実現に向けて取りまとめたものが、今回公開された文書となる。(新エネルギー・産業技術総合開発機構<NEDO>)
<新刊情報>
書名:機器分析ハンドブック 1 有機・分光分析編
編者:長谷川 健、川﨑英也、中原佳夫
発行:化学同人社
はじめて機器を使う学生にもわかるよう、代表的な分析機器の使い方を平易に解説したハンドブック。【目次】1 赤外分光法 2 NMR分光法 3 質量分析法 4 可視・紫外分光法蛍光 5 近赤外分光法 6 ラマン分光法 7 ESR分光法 8 スペクトルによる化合物の構造決定法 (付録)スペクトルによる化合物の構造決定法