<新刊情報>
書名:いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン
著者:大塚雄介
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
世界中で通用する仮想通貨として、また投資対象としても注目されるビットコイン。それを支えるブロックチェーンの技術の仕組みとあわせて、平易な言葉で解説。
<新刊情報>
書名:いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン
著者:大塚雄介
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
世界中で通用する仮想通貨として、また投資対象としても注目されるビットコイン。それを支えるブロックチェーンの技術の仕組みとあわせて、平易な言葉で解説。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業において、東北大学と前川製作所は、水素貯蔵システムと電力貯蔵装置を組み合わせて、通常時の再生可能エネルギーの有効利用と非常用電源としての機能を併せ持つ「電力・水素複合エネルギー貯蔵システム」を新たに考案・開発し、仙台市茂庭浄水場にて実証運転を開始した。
茂庭浄水場においては、再生可能エネルギーとして太陽光発電を利用している。浄水場において、通常時の再生可能エネルギーの有効利用や非常時のエネルギーの長時間安定供給を実現するには、即応性、大容量性、耐久性、コンパクト性、高効率性を兼ね備えたエネルギー貯蔵装置が不可欠だが、これまで、この様な条件を満たす単体のエネルギー貯蔵装置はなかった。そこで「電力・水素エネルギー貯蔵システム」においては、大容量性やコンパクト性に優れている水素貯蔵システムと、即応性、耐久性、高効率性に優れている電力貯蔵装置を組み合わせて、これを実現しましたもの。
再生可能エネルギーから得た電力を用いて水素を製造、利用するPower to Gasの一形態である同システムの実用化により、災害時に停電が発生しても安定して継続運転が可能な次世代の浄水場の実現を目指す。
内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)タフ・ロボティクス・チャレンジにおける研究開発課題「タフな索状ロボットおよび極限ヒューマンインタフェースのための極限制御システムの開発」において、京都大学、早稲田大学、岡山大学、金沢大学は、プラント設備の配管内の日常点検や緊急時の点検を目的としたヘビ型ロボットを開発し、複雑な配管内を走破し、配管内の状況を正確に提供することに成功した。
ロボットは配管内の点検に広く使用されているが、曲管、異形管、バルブなどの狭窄部、鉛直や急勾配での移動は困難であった。また、移動しながらの3次元マッピングは、配管が複雑な場合には十分な精度が得られないことが大きな問題であった。
同研究は、新しい索状(ヘビ型)ロボットを開発し、全身の圧力センサーを使ったつっぱり動作や捻転動作によって複雑な場所での移動を可能にするとともに、音響センサー、関節センサー、ロボットの多関節モデルを併用することによって精度良く配管内の3次元マップを作成することを可能としたもので、ImPACT-TRCが目指している大きな非連続イノベーションを実現するコア技術になると期待される。
今後、プラントの配管、ダクトなど、さまざまな環境での適用試験を進め、厳しい現場での実用性を高め、災害予防に貢献していく方針。
<新刊情報>
書名:元素111の新知識<第2版増補版>
編者:桜井 弘
発行:講談社(ブルーバックス)
月刊「文藝春秋」21世紀図書館“立花隆選の100冊”に選出された定番ロングセラーに「112~118番元素」と「新元素の展望」を加えた増補版。
「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2017(ABUロボコン2017)」が8月27日(日)に東京で行われ、ラクホン大学(ベトナム)が優勝し、併せてABUロボコン大賞も受賞した。
◇
優勝 ベトナム・ラクホン大学(ABUロボコン大賞)
準優勝 マレーシア・マレーシア工科大学
敢闘賞 日本・東京工業大学
敢闘賞 タイ・タートゥーム社会教育産業カレッジ
アイディア賞 カンボジア・カンボジア国立ポリテク大学
技術賞 中国・東北大学
デザイン賞 香港・香港科技大学
特別賞 タイ・タートゥーム社会教育産業カレッジ
モンゴル・モンゴル国立大学
香港・香港科技大学
インド・プネ工科大学
インドネシア・アカプリンド科学技術大学
カンボジア・カンボジア国立ポリテク大学
<新刊情報>
書名:仕事消滅~AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること~
著者:鈴木貴博
発行:講談社(講談社+α新書)
2025年、まずドライバーの仕事が消滅。金融ではAIファンドマネジャーが人間を駆逐。2030年、銀行員、裁判官、弁護士助手など専門的頭脳労働者がAIに換わる。2035年、経営者、中間管理職、研究者、クリエイターもAIに。サラリーマンは逆年功序列化する。生存率51%!あなたは生き残る側?どうすれば仕事が消滅しても人間は幸福か?いま最も必須の知識。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、NHKと共同で、フルデプスミニランダーに搭載した4Kカメラにより、マリアナ海溝の水深8,178mで遊泳する魚類(マリアナスネイルフィッシュと思われるシンカイクサウオの仲間)の映像を撮影することに成功した。
この水深は、映像とセンサに基づく正確な水深の両方が記録された魚類の出現記録としては世界最深になる。
現在、最も深い海から採取された魚類とされるのは、1970年にデンマークのガラテア号によって大西洋・プエルトリコ海溝の水深8,370mから得られたヨミノアシロ。このときの採取は網を用いて行われたが、センサによる精密な深度や現場の映像は撮られてない。
2014年、イギリスとアメリカの共同研究グループが、マリアナ海溝の水深6,198~8,145mの海底において二種類のシンカイクサウオを撮影し、動画サイトと論文上に発表しました。また、2017年4月には、中国科学院がマリアナ海溝の水8,152mの海底で魚類の撮影に成功したと発表した。
今後、水深8,000m以深における食物連鎖網の解明や生物群集の生息密度の推定を進めるべく、現場観測、サンプル採取や分析などを進めていく予定。
<新刊情報>
書名:物理の基礎的13の法則
著者:細谷暁夫
発行:丸善出版
同書は、物理学における13の基礎法則を、標準的な教科書のようなスタイルではなく、香織と春樹という2人の架空の学生が先生に質問するといった対話形式で再構成。この3人の対話が、物理のどこが重要なのか、何が問題なのか、をはっきりさせ、現代物理学の全体像を照らし出す。
<新刊情報>
書名:超拡大で虫と植物と鉱物を撮る~超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック~
監修:日本自然科学写真協会(SSP)
スペシャリスト:新井文彦、石黒久美、伊知地国夫、海野和男、奥山清市、尾園 暁、工藤誠也、
小檜山賢二、小松 貴、坂本昇久、高嶋清明、田中陵二、湊 和雄、吉田 譲
発行:文一総合出版(自然写真の教科書1)
自然科学写真で注目を浴びている深度合成をはじめとした、超拡大撮影のテクニックを紹介する撮影ガイド本。拡大撮影のスペシャリストが、超拡大撮影のための機材や撮影方法を昆虫、植物、鉱物などの作例写真を多数使って紹介。
<テレビ番組情報>
NHK-BSプレミアム コズミックフロントNEXT 毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
再放送 翌週水曜日 午後11時45分~0時44分
NHK-BSプレミアム フランケンシュタインの誘惑~科学史 闇の事件簿~
毎月最終木曜日 午後10時00分~ 午後11時00分
再放送 翌月放送日の前日の水曜午後11時45分~12時45分
科学史に埋もれた“闇の事件”にスポットを当て、科学の真の姿に迫る知的エンターテインメント。
8月31日(木) 消された指紋
今回は、科学捜査の先駆け「指紋鑑定」の誕生にまつわる知られざる物語。個人識別のための指紋鑑定を世界で初めて提唱したのはイギリスの医師ヘンリー・フォールズ。だが一介の貧しい医師だったために、その研究成果は学会の権威や警察に奪われ、実用化され、彼自身の功績は無視された。いまや生体認証技術の根幹をなす、究極の個人情報「指紋」。その鑑定技術の誕生と発展をめぐる、科学の闇に迫る。
BS朝日 WILD NATURE 地球大紀行 毎週金曜日 午後9時~9時54分
9月1日(金) ATLANTIC 大西洋 神秘の生態系に迫る!
神秘に満ちた大西洋の全てを探る、英国BBC「ATLANTIC」シリーズ。漆黒の深海、海岸線や島々、そしてそこに息づく動物や人々の生態を、最先端の技術を駆使して探っていく。海の外から知ることができるのはほんのわずかな部分。圧倒的な映像美と壮絶な生き物たちのドラマでつづる渾身のシリーズ企画。いま、大西洋の知られざる海中世界への旅が始まる。
NHKテレビ Eテレ 地球ドラマチック 毎週土曜日 午後7時00分~7時44分
再放送 毎週月曜日 午前0時00分~0時44分
9月2日(土) 巨大空港の舞台裏 到着編~ロンドン・ヒースロー空港~
一日25万人が訪れる巨大空港、ヒースロー。安全でスムーズな運営のために多種多様なスタッフが働いている。手荷物の上げ下ろしはスピードが命。猛獣を預かることも少なくない。また、空港内にソーシャルワーカーが常駐し、強制送還された人のために奔走する。さらに、ネットで知り合った恋人との初対面をドキドキしながら待つ青年も。到着を巡ってさまざまな物語が渦巻く空港の舞台裏に密着する。(2015年イギリス)
BSフジ ガリレオX 毎週日曜日 午前11:30~12:00 (隔週新作)
8月27日(日) 空気の正体を巡る旅~科学者達が探求したその姿~(午後1時30分、再放送)
私達が生きる上で欠かせない存在である「空気」。 遥か昔、空気は、目には見えずともその存在を感じることから、魂などと同一の存在だと考えられていた。ではいつから空気は科学的な存在として認識され、その正体が明らかになっていったのだろうか? ガリレオから近代まで偉人達の実験エピソードを振り返りつつ、変化してきた空気の概念と、それらが行き着いた、現代の空気を巡る研究成果を紐解いていく。
主な取材先:廣瀬勝己(地球化学研究協会)
平松正顕(国立天文台)
NHKテレビ Eテレ サイエンスZERO 毎週日曜日 午後11時30分~0時00
再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分
9月3日(日) ミニチュアオーシャン! 小さな大洋 日本海からの警告
水深の浅い海峡に囲まれた日本海は、地球温暖化に伴う海の変化の最前線。水深3500mから採水した海水を調べると、近年、大きな変化が起きていることが発覚。
キャスター:南沢奈央、竹内薫