“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―                 科学技術研究者   勝 未来

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★バイオニュース★フジタ、ミャンマーのエーヤワディ地域における もみ殻を燃料とした発電事業に着手

2017-11-07 07:27:55 | ★バイオニュース★

 大和ハウスグループのフジタは、ミャンマーにおいて各種農業関連事業を手掛けるMyanmar Agribusiness Public Corporation (MAPCO) Limited(MAPCO社)と合弁でMyaung Mya FM Biomass Power Co., Ltdを設立し、もみ殻を燃料とした発電施設を建設し、電力を販売する事業に着手した。

 エーヤワディ地域は、ミャンマーの主要産業である稲作が盛んな地域だが、電力系統の末端地域に位置し、慢性的な電力不足のため、精米工場の安定稼働と品質の確保が課題となっている。また、精米工場から発生するもみ殻の不法投棄や、もみ殻を燃料とした旧式の自家発電設備から発生する有害物質による環境問題も発生している。


 同事業の発電施設建設は、環境省の平成28年度から平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金(二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業)の交付を受け、実施される。

 現在有効な活用ができていない、精米工場から発生するもみ殻を燃料とした効率の良いバイオマス発電事業を実現することにより、エーヤワディ地域における低炭素コミュニティ形成に寄与する。

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★バイオニュース★エア・ウォーターと中国電力、福島県いわき市小名浜においてバイオマス発電事業実施

2017-11-02 09:12:14 | ★バイオニュース★

 エア・ウォーターと中国電力は、福島県いわき市小名浜におけるバイオマス発電所の建設、運転、保守および電力の販売を目的とした発電事業会社「エア・ウォーター&エネルギア・パワー小名浜株式会社」を、両社の共同出資により設立したうえで本発電事業を実施することに合意し、合弁契約書を締結した。

 今後は、エア・ウォーター&エネルギア・パワー小名浜において、平成30年11 月頃の建設工事開始、平成32 年12 月頃の営業運転開始を目指して取り組む。

 なお、エア・ウォーターと中国電力が共同で実施する発電事業は、山口県防府市におけるバイオマス・石炭混焼発電事業(平成31 年度営業運転開始予定)に次いで2 件目。

1.発電所の概要

設置場所:福島県いわき市小名浜字渚2 番地4(日本海水小名浜工場内)

発電出力:7 万5 千kW(発電端)

発電方式:循環流動層ボイラ(CFB)

使用燃料:木質バイオマス専焼(パーム椰子殻、木質ペレット)

工事開始時期:平成30 年11 月頃(予定)
運転開始時期:平成32 年12 月頃(予定)

2.設立会社の概要

会社名:エア・ウォーター&エネルギア・パワー小名浜株式会社

所在地:福島県いわき市小名浜字渚2 番地4(日本海水小名浜工場内)

設立日:平成29 年11 月下旬(予定)

設立時資本:4.9 億円(資本金:2.45 億円、資本準備金:2.45 億円)

出資比率:エア・ウォーター(51%)、中国電力(49%)

事業内容:バイオマス専焼発電所の建設、運転、保守および電力の販売

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★バイオニュース★エフオン、和歌山県新宮市で木質バイオマス発電所建設

2017-10-05 10:30:48 | ★バイオニュース★


 エフオンは、和歌山県新宮市で、新たに木質バイオマス発電事業として新宮発電所(仮)を稼働させる。

 同社は、既に木質バイオマス発電事業として、既に日田発電所(大分県日田市)、白河発電所(福島県白河市)、豊後大野発電所(大分県豊後大野市)を稼働させているが、平成31年度には壬生発電所(栃木県壬生市)を稼働させることにしている。

 新宮発電所は、豊後大野発電所と壬生発電所と同等規模の木質バイオマス発電所となる。

名称:新宮発電所(仮)

立地候補地:和歌山県新宮市新宮港第二期工業用地

敷地面積:約53,000㎡

ボイラー蒸発量:約77ton/時

定格出力:18,000kW

年間稼働日数:330日/年(24時間稼働)

年間発電量:約122,000MWh/年(送電端)

燃料使用量:約18万ton/年

総投資額:約100億円

事業開始期:平成33年(2021年)中を予定 

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★バイオニュース★伊藤忠商事、大阪ガス、三井造船、千葉県市原市におけるバイオマス発電所の事業化決定

2017-09-29 10:45:00 | ★バイオニュース★

 伊藤忠商事、大阪ガス、三井造船は、千葉県市原市の三井造船千葉事業所内の敷地において、バイオマス発電所を建設することを決定し、3社の共同出資による事業運営会社「市原バイオマス発電株式会社(伊藤忠商事 39%、大阪ガス 39%、三井造船 22%)」を設立した。

 同事業では、三井造船が施工および運転・保守、伊藤忠商事がバイオマス燃料の供給を行い、大阪ガスの発電所運営の知見を組み合わせることで、各社の強みを活かした安定的な事業運営を行う。

 発電容量 :49.9MW

 使用燃料 :パーム椰子殻(PKS)、木質ペレット

 運転開始:2020年10月(予定) 

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★バイオニュース★伊藤忠商事、大阪ガス、三井造船、49.9MW のバイオマス発電所を千葉に建設

2017-09-19 09:40:56 | ★バイオニュース★

 伊藤忠商事、大阪ガス、三井造船は、千葉県市原市の三井造船千葉事業所内の敷地において、バイオマス発電所を建設することを決定し、3社の共同出資による事業運営会社「市原バイオマス発電株式会社」を設立した。

 同事業では、三井造船が施工および運転・保守、伊藤忠商事がバイオマス燃料の供給を行い、大阪ガスの発電所運営の知見を組み合わせることで、各社の強みを活かした安定的な事業運営を行っていく。

 ◇

会社名 (出資比率):市原バイオマス発電株式会社(伊藤忠商事 39%、大阪ガス 39%、三井造船 22%)

本社所在地 :千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目6番地1

事業内容:電気等供給事業

建設予定地:千葉県市原市 (三井造船 千葉事業所内)

発電容量:49.9MW

使用燃料:パーム椰子殻(PKS)、木質ペレット

運転開始:2020年10月(予定)

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★バイオニュース★NEDOとティービーエム、排水油脂で発電する国内最大級のバイオマス発電車を開発

2017-09-14 07:38:40 | ★バイオニュース★

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とティービーエムは、飲食店や食品工場における排水浄化の過程で分離回収される油脂を原料とした発電用燃料の製造に日本で初めて成功し、この燃料を利用し発電する100KVA規模の発電機を搭載した国内最大級のバイオマス発電車を開発した。

 9月10日、入間市主催の「第23回いるま太鼓セッション」において、松屋フーズの協力のもと、同社の入間店ほか埼玉県内98店舗から回収された動物性油脂を原料に発電用燃料を製造し、同イベントに電力供給を行う実証試験を行った。

 今後、ティービーエムは、2017年度中にさまざまな自治体イベントで実証試験を実施し、2020年までに排水浄化からグリーン電力を生み出す「フード・グリーン発電システム」を首都圏全域に普及させ、“新エネルギーの地産地消モデル”の確立を目指す。

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★バイオニュース★「ふじのくにCNF総合展示会」、10月19日に開催

2017-09-07 07:15:41 | ★バイオニュース★

 


 次世代のバイオマス素材として注目されているセルロースナノファイバー(CNF)の展示会「ふじのくにCNF総合展示会」(主催:ふじのくにCNFフォーラムなど)が、「ふじさんめっせ」大展示場(静岡県富士市)で10月19日に開催される。

【概要】

日時 : 平成29年10月19日(木)10:30~17:30(受付10:00~)
会場 : ふじさんめっせ 大展示場 (静岡県富士市柳島189-8)
主催 : ふじのくにCNFフォーラム、関東経済産業局、静岡県、富士市
 
【プログラム】
 
<基調講演>
  
 「セルロースナノファイバー利活用における応用展開の方向性について」
    地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 研究戦略フェロー 北川 和男 氏

【出展企業】 

 <CNFサンプル提供企業>
  
 王子ホールディングス(株)、草野作工(株)、(株)スギノマシン、
  スターライト工業(株)、星光PMC(株)、第一工業製薬(株)、
  大王製紙(株)、中越パルプ工業(株)、日本製紙(株)、
  (株)マリンナノファイバー、モリマシナリー(株)

<用途開発企業>
  
 オンキヨー(株)、(株)KRI、(株)コーヨー化成、
  三和化工(株)、(一社)静岡バラ振興会、シャープ化学工業(株)、
  神栄化工(株)、天間特殊製紙(株)、凸版印刷(株)、
  (株)服部商店、プラス産業(株)、北越紀州製紙(株)、
  北越東洋ファイバー(株)、(株)丸五、丸五ゴム工業(株)

 <機械製造企業>
  
 相川鉄工(株)、淺田鉄工(株)、(株)常光、
  (株)テクノベル、東芝機械(株)、日本スピンドル製造(株)、
  (株)日本製鋼所、増幸産業(株)、吉田機械興業(株)

<分析企業>
  
 JFEテクノリサーチ(株)、(株)東レリサーチセンター、
  マイクロトラック・ベル(株)、(株)三井化学分析センター、
  (株)山文電気

<大学、研究機関ほか>
  
 Alberta Innovates、(地独)京都市産業技術研究所、京都大学、
  (国研)産業技術総合研究所、四国CNFプラットフォーム、
  静岡大学、(国研)森林研究・整備機構 

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★バイオニュース★NEDO、微生物から工業材料を生産するバイオ技術開発に4テーマを追加採択

2017-09-05 10:45:39 | ★バイオニュース★

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、植物や微生物の細胞から工業材料を生産する「スマートセルインダストリー」の実現を目指すプロジェクトで、微生物テーマについて、物質生産技術、高速DNA合成・評価技術、非破壊・低侵襲細胞評価技術、AIを用いた知識データベースの4テーマの追加採択を行った。

 国際競争が厳しいバイオ分野で速やかに実用化を進めるために、現行のプロジェクトを強化する。植物や微生物の細胞が持つ物質生産能力を人工的に最大限引き出した「スマートセル」を活用することで、持続可能な社会の構築を目指す。

【1】 物質生産技術(Design)微生物の細胞から有用物質を排出させるための、物質生産技術を開発。既にゲノム解明された多数の生物種のゲノム配列データを参考に、実験的な網羅的探索を行う。

<件名>

排出ボトルネック解消に向けた化合物排出輸送体探索プラットフォームの構築

<期間>

2017年度~2018年度

<委託予定先>

東北大学、産業技術総合研究所

【2】 高速DNA合成・評価技術(Build)微生物の細胞から有用物質を合成するためには、適切なDNA配列を構築する必要がある。ゲノム編集技術等を活用して、必要なDNA配列を高速で合成し、結果を評価するための技術を開発する。

<件名>

長鎖DNA、ゲノム合成技術と自動化システムの開発

<期間>

2017年度~2018年度

<委託予定先>

東京大学、Spiber

【3】 非破壊・低侵襲細胞評価技術(Test)微生物の細胞が有用物質を生成したかどうかを、細胞を破壊せずに計測、評価するための技術を開発する。

<件名>

細胞の反射光・自家蛍光を用いたハイスループット評価技術の研究開発

<期間>

2017年度~2018年度

<委託予定先>

筑波大学、ニコンインステック

【4】 AIを用いた知識データベース(Learn)研究開発の期間短縮のために、微生物の細胞に関する特許や論文などの公開データから知識データベースを構築する。また、このデータベース構築を進めるためのAI基盤技術を開発する。これにより、現行プロジェクトで開発している情報解析システムの高度化を図る。

<件名>

文献情報等の公開データからの知識整理を補完するためのデータ処理・AI基盤技術の研究開発

<期間>

2017年度~2020年度

<委託予定先>

京都大学、九州大学、神戸大学、日立製作所

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★バイオニュース★ユーグレナと小橋工業、世界初・大規模あぜ型微細藻類培養プールの稼働を開始

2017-08-04 11:21:28 | ★バイオニュース★

 ユーグレナ(東京都港区)と小橋工業(岡山市)は、日本の水田造成のあぜ(土を盛り上げて固めた田と田の間の仕切りのこと)塗り技術を応用した世界初のあぜ型微細藻類培養プールを建設し、7月31日より三重県多気町にあるユーグレナ社の藻類エネルギー研究所にて稼働を開始した。

 今回稼働を開始するあぜ型微細藻類培養プールは、小橋工業が持つ水田造成技術を応用し、世界で初めてコンクリートではなくあぜ型に固めた土壌で建設された微細藻類の培養プール。コンクリートで建設された培養プールに比べて建設コストが10分の1程度となるほか、建設工期も4分の1程度となり、大量に必要となる燃料用微細藻類の生産コスト削減や生産量拡大への迅速な対応が可能となる。
 
 あぜ型微細藻類培養プールの規模は、1基で約1,000㎡となり、培養規模の拡大に合わせて約3,000㎡まで増設を進める予定。

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★バイオニュース★JXTGエネルギー、北海道でわが国最大級のバイオマス発電所を2020年春に稼働

2017-08-01 12:35:42 | ★バイオニュース★

 JXTGエネルギーの子会社の室蘭バイオマス発電は、8月1日からバイオマス発電所の建設工事を着工する。

 室蘭バイオマス発電所は、木質バイオマス専焼としては国内最大級であり、環境保全に十分配慮した高効率の発電所を建設し、安全かつ安定的な発電事業を通じて地域社会の発展・活性化に貢献する。

<室蘭バイオマス発電の概要>

本店所在地:東京都港区(2017年8月1日より建設用地の室蘭市に移転)
社長:榎田 真之 (えのきだ まさゆき)
資本金:1億円
設立日:2016年10月11日
出資比率:JXTGエネルギー 90%、日揮 10%

<室蘭バイオマス発電所の概要>

所在地:北海道室蘭市港北町1-3-1
総敷地面積:約4万㎡
発電規模:7.49万kW
燃料:木質バイオマス専焼(パームヤシ殻)
発電設備:循環流動層ボイラー、再熱式復水タービン
着工開始時期:2017年8月1日
運転開始時期:2020年春(予定)

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