<テレビ番組情報>
NHK-BSプレミアム コズミックフロント☆NEXT 毎週木曜日 午後10時~11時00分
4月30日(木) 日本人の暦を作った男 渋川春海(選)
新天皇による一世一代の神事「大嘗祭」。実はこの日取り、江戸時代まで使われていた暦の決まりに従って定められている。その暦を作ったのが、渋川春海。本職は江戸幕府お抱えの囲碁棋士、天文暦学や算術にも通じていたまさに江戸の天文マニアだ。執念で「改暦」を成し遂げ、日本天文学の先駆けとなった。渋川春海の半生と史上初めて「日本の暦」を作り上げた秘密に時代劇ドラマで迫る。
NHK‐Eテレ 地球ドラマチック 毎週土曜日 午後7時~7時44分
5月2日(土) レッサーパンダ 子育ての物語~ヒマラヤの森の中で~
愛くるしい表情で人々を魅了するレッサーパンダ。しかし現在、野生のレッサーパンダは絶滅の危機に瀕(ひん)している。番組では、出産間近のレッサーパンダ“タシ”に密着。巣穴に小型カメラを仕込んで定点観測し、出産から子育てまでの貴重な姿を撮影することに成功した。ヒマラヤの森、大自然の中で命を育むタシの姿を通して、レッサーパンダの知られざる生態に迫る。(ドイツ2018年)
BSフジ ガリレオX 毎週日曜日 午前11:30~12:00分(隔週新作)
5月3日(日) 死後の世界を考えるを、考える(再放送)
ヒトが他の生き物と異なるのは、死についてあれこれ考えられるという点だ。歴史上初めての葬儀の痕跡とされているものは、約6万年前のネアンデルタール人の骨の周辺に見つかった花粉で、死者に花が手向けられたと推測されているが、これには諸説ある。では現生人類のホモ・サピエンスの死の認識はいつから始まり、葬儀はいつから発生したのだろうか? 近代に入っても、死者の霊を自身の身体に憑依させて生者に伝える、青森県のイタコで有名な「口寄せ」巫女の活動などが身近にあった。一方、先端研究のひとつに、人間の意識を機械に移植し、脳が活動の終わりを迎えた後も、機械の中で生き続けるという「意識のアップロード」というものがある。脳に宿る意識の謎を解明し、いわば肉体の死後も意識だけ生き続けさせるというものだ。死後の世界を考え続けてきたヒトについて考える。
主な取材先:渡辺 正峰(東京大学)
大道 晴香(國學院大學)
内堀 基光(放送大学・一橋大学)
NHK‐Eテレ サイエンスZERO 毎週日曜日 午後11時30分~0時00分
5月3日(日) サイエンススタジアム2019 探検! 火山島“西之島”(アンコール放送)
2013年に海底火山が噴火して以来、拡大を続ける小笠原諸島の「西之島」。新しい大地に上陸調査が行われた。溶岩だらけの島に生き物たちはどう進出するのか?生態系の発展を最初から観察できる“天然の科学実験室”だ。調査は発見の連続!専門家にも予想外の変化を見せた海鳥や昆虫たち。調査隊は謎を解く手がかりを探し、仮説を立てる。まさに科学のだいご味をリアルタイムで味わえる。世紀の冒険調査に密着!
ゲスト:森林総合研究所 主任研究員…川上和人
司会:小島瑠璃子、森田洋平