<新刊情報>
書名:新説 宇宙生命学
監修:田村元秀
著者:日下部展彦
発行:カンゼン
宇宙がどういったものかを知る術がない時代から、宇宙には地上と異なる世界があるのではないかと考えられてきた。私たち人類はそこに存在するかもしれない「異なる世界の住人」である神さまを思い描き、神さまにおける世界のはじまりなどを想像し、人類はおのおのの場所で宇宙に対しての思いを巡らせてきた。それでは、現代ではどうか?目覚ましい科学の発展により系外惑星を含む多くの発見がなされ、古代における想像から私たち人類は天文学と宇宙に対する考え方が徐々に変わっていきた。新しいことがわかるにつれ、地球以外にも本当に生命の存在はあるのではないか、そうした疑問と期待が入り交じる中で科学的な見地から宇宙における生物を研究している専門家がいる。同書では「宇宙における生命」をテーマに、アストロバイオロジー「宇宙生物学」を研究している専門家が、天文学や地球外生命研究における変遷や未来をわかりやすく解説。