医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

想定内

2016-12-16 06:14:07 | 薬局
そうなんだぁ!

こちらもHSEセミナーからの報告である。
あのライオンで最も売れている製品カテゴリーはオーラルケアだそうだ。
てっきり洗剤関係かと思っていた。
販売チャネルはドラッグストアが65%、CVSが10%だそうだ。
もっと薬局に売ってもらったらどうかと言ったところ、薬局のチャネルはまったく考えていなかった言う。
これで良いのだろか。
オーラルケアにはケアが付いている。
ケアがあるって事はある程度の専門知識があった方がよさそうに思う。
でもどこの薬局も取り組まない。
取り残されたチャネルとなっている。
実は、オーラルケアは長生きの秘訣でもあるそうだ。
肺炎予防に効果がある。

「商い」とは、どんな店にしたいかの追求にあるらしい。
思い描いた店にするにはどんな人を育てられるかにかかっている。
いつまでも薬剤師に気を使ってばかりじゃいい店など出来ない。
経営者の能力とは一人一人にどの様な動機付けが出来るかにかかっているそうだ。
強いハードだけでは生き残れない。
大事な事はソフトにかかっている。

CVSには4原則がある。
・フレンドリーサービス
・クリンリネス
・品揃え
・品質管理
何と言っても接客態度は顧客を呼ぶ大きな要因になる。
「あの事務職員の笑顔が素敵!」なんて言うのは褒賞ものだ。
もちろん薬剤師も親身な対応が「かかりつけ薬剤師指導料」に結びつく。
同意書がもらえないのはあなたの笑顔のせいかもしれない。

CVSの場合、店舗の床がピッカピッカであるばあるほどお客が来るそうだ。
最近ではLEDを使った店があるが、これはちょっとケチると暗くなる。
暗い店にはお客は来ない。

品揃えと品質はもちろん大事だ。
CVSではPOSレジを使って売れない商品を洗い出している。
売れない商品が棚にあるだけで「機会損失」につながる。
だから売れない商品は早く引っ込めて、売れる商品を陳列することが大事になる。

北海道にある有名なお菓子屋に「六花亭」がある。
馴染みの菓子は”マルセイバターサンド”がある。
ここの店ではお客様が店を出る後ろ姿にもお辞儀をしているそうだ。
なんでも”お客様の満足は、帰る時の背中に現れる”との考えだとか。

商売は常に仮説の検証に尽きる。
何が、どうしたら売れるのかの仮説を立てる。
その仮説を実践していくのが大事になる。
精度の高い仮説を生み出すには「情報」が欠かせない。
情報がなければ過去の経験や知識の範囲でしか仮説を組み立てられない。
まさに、経営とは「仮説の検証」そのものである。
KKD(感と度胸と経験)の時代は過ぎ去った。
これからは現場を確認し目指す姿を求める。
スピード感のあるPDCサイクルを回す。
そして失敗から学ぶことが大切なんだそうだ。

大事な事!
仮説には情報が必須で、薬局経営に関わる情報はKaeにあり。





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