あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

米中・ジャイアンVSジャイアン

2019年05月24日 00時14分23秒 | 国際
 昔、中国製品は劣悪で、いくら世界の工場とか言われようとも、アレにこだわる必要性は欠片もないと思っていた。
 しかし、今の中国製は違うように思う。玉石混交ではあるものの、単なる安物とも、決めつける事はできない。

 中国は、それなりの技術力を身に着けたと思う。だからこそ、思う。
 今のアメリカのやり方は、美しくないし、面白くない。アレは国際的ないじめであって、単なる脅しである。いわば、アメリカは中国と同じ土俵に立ち、同じ事をやっている。

 …いきなり身近な話になるけれど。職場にいる身近な中国人を見ていればわかる。
 昔から、彼らはご立派な「お題目」を唱えるが、結果を望んでいない。歴史を振り返ってみても、彼らのお題目は常に言いっぱなしなのである。
 真面目に相手をする方が、バカを見る。
 つぶさに観察すればわかる。彼らは周囲の日本人から忌避されている。なぜって、相手に「完璧なお題目」を求め、そして自分に対し、超甘いからである。
 ただ、敵に回すのは厄介なのである。彼らはある種の正論で戦うからだ。

 これは、中国人同士にも言えることだが、どう相手をすればいいのかというと、適当に流せばいいのである。要するに、彼らの言いっぱなしを肯定してやればいい。メンツを立ててやればいいのだ。別に、連中は執拗に結果を求めてこない。

 基本的に日本人は真面目だから、言った言葉に責任を持つし、結果を求める。
 だから、中国人が無茶を言えば、日本人は結果を出そうとし、それが無理難題であれば、無理だと言って怒るのである。で、日本人と同じように感じるのは、別に日本人だけではない。

 今のアメリカの、トランプ政権のやり方は、中国に対し、真摯に向き合おうとした真面目な国民の気持ちに寄り添い、ムカついた人々の代わりに報復措置を取るものだ。ここには、日本人の心情をも、含んでいるように思う。

 偉そうなお題目を唱えるくせに、執拗には結果を求めてこない中国人は、自分達に「ご立派なお題目」…お鉢がまわってくると、頭を抱える。まさに、中国の故事、天に唾するが如しである。

 ビジネス的には、中国人は決してお近づきにはならず、敵対しないように利用するのが最も有益である。

 ただ、中国の一部政策は、自分達のメンツを立てる為に日本のメンツを破壊するものだから、アメリカの方針には、日本人のメンツを修復する働きがある。
 アメリカの政策は、日本にとっては都合がいいものの、米中貿易摩擦は劇薬で、トランプ政権の博打であると、俺は思う。まあ、G20の前哨戦だよね。

 中国のメンツを守る行為は前述した通りだし、国際的に中国の扱いはみんなに知れているので、各国は当然、中国を深追いしない。なので、日本に味方してくれる人は少なく、日本のメンツはこれまで、いいように蹂躙されてきたわけだけど…。

 だからと言って、冒頭に言ったようにアメリカのようなやり方をするのは、あまり気持ちのいいものではないと思うのである。端的に言ってジャイアンである。そして、あまり褒められたものではない中国と、同じ土俵に立って対立しているのだ。

 しかし、俺は以前、このように主張した事もあったと思う。「国際社会ではキチガイが最強である」と。

 いずれ、誰かがやらねばならなかった、必要悪。キチガイのフリ。
 トランプは美しくない。見た目の話じゃないよ?そう言ってしまうのは、簡単だと思うのだ。
 でも、否定してはいけないんだと思っている。アメリカが汚れ役をやってくれて、日本は手を汚さずに中国にダメージを与える事ができるのだから。
 俺は、中国みたいなやりようがのさばる世界には、なってほしくはない。

 こーゆーの、見てて思うのである。
 政治ってのは、綺麗事じゃねぇよなぁと。9条命の共産党とか、確信犯的な連中の弁に乗っかって、信じて、性善説でもって日本は武力を放棄するべきだって主張するやつは、本当にアホだよなぁ…と。

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