あるウソつきのブログ

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慰安婦問題のターニングポイント

2017年05月25日 23時30分45秒 | 政治(安倍政権)
 昨日、ウチでは別に慰安婦問題を扱っていたわけではないのだけど。
 慰安婦問題の潮目が変わったのはいつだっただろうな?という趣旨のコメントがついてて、そう言えばいつだったかなあと、興味を持った。

 この名無しコメントさんである。

Unknown (Unknown) 2017-05-25 10:15:51
つい数年前まで、日本の保守派の歴史研究者やジャーナリストの多くは「慰安婦問題はもう日本の負け戦。出来るだけ触れずにやり過ごすが吉」と考えていた。秦郁彦氏ですらそうだった。2013年、橋下氏が慰安婦問題について発言し大きな話題になったが、発言の概略は「当時慰安婦は合法。適切に扱われていた。韓国を含む世界中に慰安婦制度は有った。日本だけが非難されるべきではない」
当時の自分は、「ああもうややこしくせんといて、また非難が蒸し返されるだけなのに」という気分と「いや、現職政治家のめちゃ率直な発言面白い!ひょっとしてなにかが動くかも」という期待の両方を感じた。4年後の今、慰安婦に対する認識は国内で大きく変わり、国外(主にアメリカ)でも変化しつつ有ると感じる。こんな風になるとは思わなかったけど、あの橋下発言が潮の変わり目だったような気もする。

 俺も確かに、橋下の発言は「いらんことを言いよって」的な感想ではあったのだけど。それは、これまでの腐った日本の外務省のような「慰安婦問題は負け戦だから、嵐が過ぎ去るのをおとなしく待つべき」とかいう想いからではなくて。
 あれは韓国人による日本人種差別だと、もっとはっきり主張すべきだという想いからであった。論点がずれてたんだよ。橋下のあのやりようでは、味方をしてくれる人が次々現れて、さらに橋下自身も日和らず、折れず、貫きとおす必要があって、それは当時ものすごくハードルが高かったと思うのである。正直かなりハラハラしていた。

 …話がそれちゃったな。話を戻すと。確かに橋下発言は一石投じた可能性はあるけれども、潮目を変えた出来事ではなかったように思う。

 やはり、慰安婦問題で決定的に潮目が切り替わったのは、2014年、朝日新聞が慰安婦報道を誤報と認めた事であろう。アレは間違いなく決定打だった。
 そして、朝日新聞が慰安婦報道を誤報と認め、大々的に訂正報道を行った理由は、2012年に始まった安倍政権が要因であった。なんせ安倍総理は、河野談話の検証を大々的に始めたのである。このままいけば、朝日新聞の悪行が、朝日新聞の仇敵、安倍晋三の手によって明るみに出てしまう。安倍叩きは社是だからやめるのは無理と言い放った論説がいる朝日新聞である。これは耐え難き事態であった為、そうなる前にいっそ自分から…という感じになったのだ。

 と、言うわけで俺は、慰安婦問題の潮目が変わったのは、安倍政権の河野談話検証からであろうと思う。

 無論、河野談話検証可能な世論状況になっていた事も要因に数える事はできるだろうが、それは勿論、この時誕生した第2次安倍内閣が強大な政権であったからで、では、なぜ第2次安倍内閣が強大な政権になれたかと言えば、その前の民主党政権が有り得ないほど愚かだったからで、ではなぜ民主党政権があんなに愚かだったのかと言えば…と、きりがなかったりする。

 歴史ってのは連綿と続いており、ターニングポイントにもなんらかの複雑な要因がする。

 そんな中、俺はやっぱり、強大な政権与党の総理の発言ってのは、歴史を形作る事のできる、重要なシロモノなんだろうと思うのであった。

 ちなみに。俺は今現在の日本の韓国嫌いについて。
 源流は何かなと問われれば、「嫌韓流」だったのではないかと思う。

 そう考えれば、慰安婦問題がここまで日本に有利に展開できている最初の源流は、嫌韓流の発売だったのかもしれない。

 いずれ何かのタイミングで、嫌韓流は教科書で紹介されるような書籍と…なるかもしれないな。

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