あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

都知事選中盤、見所

2016年07月22日 22時32分50秒 | 政治(安倍政権)
 産経新聞が、なかなか面白い情報を出してくれている。

【産経】【東京都知事選】フォロワー数、「いいね!」とも小池百合子氏がトップ SNSで有権者のハートをつかめ!
http://www.sankei.com/politics/news/160721/plt1607210041-n1.html

 今回の都知事選での、ツイッターのフォロワー数と、フェイスブックの「いいね」の数である。

 鳥越氏、フォロワー15万7200人。「いいね」が6900件。
 増田氏、フォロワー1100人。「いいね」が4500件。
 小池氏、フォロワー20万3600人。「いいね」が2万5600件。

 圧倒的に小池氏だな。まあそれは、判っていた事だ。

 これを、比率で考えると。増田氏を1とするならば。
 フォロワーベースであれば。増田:鳥越:小池=1:143倍:185倍
 いいねベースであれば。増田:鳥越:小池=1:1.5倍:5.5倍

 「いいね」というのは、記事に対する評価である。つまり「説得力×知名度」
 フォロワーというのは、対象者のツイッターをチェックしている人の数だ。つまり「知名度」である。

 ネットでは、知名度で小池氏と鳥越氏が競っており、増田氏はまったく無名。
 で、知名度が小池氏と鳥越氏では競っているのに、「いいね」がついた数は小池氏が圧倒。記事の評価では、その知名度のわりに増田氏と鳥越氏が競っているという事は、鳥越氏はまったく評価されていないということだ。

 それで、昨日までの記事で判明した、だいたいの組織票。つまり「基礎票」は。ここでは鳥越氏が圧倒的で。
 鳥越氏150万、増田氏100万、小池氏100万である。

 ここから、何がわかるのか。ようするにネット票は小池氏に集中する。
 「握手の数が無党派層の上乗せ分」という、従来の選挙手法での上乗せが、組織力の増田氏。
 そして鳥越氏に投票するのが、人気と知名度だけで投票するアホである。

 つまり、それぞれ全員、得意分野が異なるのだ。そして、ある程度の基礎票もわかっている。

 前回の、田母神氏が参加した選挙でも、ある程度の「ネトウヨ」票が顕在化したが、今回、あれからネットがどれぐらい強くなったかを、分析する事ができると思われる。

 いやあ。東京都知事選、いつも東京都民は気の毒だと思ってたけどさ。
 それだけ、売国奴にとって狙い目のお手軽の美味しい選挙なんだなぁ。なんてわかりやすい、分析しやすい選挙だろう。

 現状の勢力図が、前回の選挙と同じく、またある程度判明する選挙だと思う。

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都知事選中盤、安物買いの銭失い

2016年07月22日 00時37分34秒 | 政治(安倍政権)
 インドネシアが困っている。
 何って、あの高速鉄道の案件である。

 日本と中国とで相見積をとって、先行していた日本が2年近くかけて調査して設計したのに対し、なぜかほぼ同じ内容の見積資料を後発の中国が突如3ヶ月で作成し、ほとんどタダ同然で提示したのであった。

 受注後の中国の手のひら返しについては、もはや語る必要もないかと思うが…。IZAのまとめが秀逸だったので、それでも貼っておこう。

【IZA】案の定か…日本退け、中国受注の「インドネシア高速鉄道」に暗雲
http://www.iza.ne.jp/topics/world/world-9186-m.html

 彼らは、インドネシアは、中国に騙されたのである。
 タダより高いものはなし。安物買の銭失い。いい話には裏がある。

 日本には、このような仕打ちに対する格言が山のように存在する。それ故に、供給側の方が「損はさせませんぜ!」とばかりに、誠実たれとあるケースが、他国に比べれば比較的多いように思う。消費者の警戒心をほぐすには、真面目に仕事をするのが一番だと思っているフシがあるからであろう。

 安易な、一番安そうなルートが、実は結果的に見れば一番お金がかかったりするのである。それが、日本の民主党政権であった。とてつもなく、高い授業料である。

 そしてまた、現在も鳥越が選択されようとしているのである。これも、もし鳥越が選択されてしまったならば。高い授業料となるであろう。

 ちなみに。東京都知事選は、だいたい自公で200万票、野党統一で150万票、浮動票150万票ぐらいだ。
 自民党が分裂選挙なので、表向き自民党の支援を小池百合子氏が受けれなかったのだけど、かなり盛り返している。半分ぐらいが小池百合子につくとすると、増田、小池で100万票ずつ。鳥越には50万票ものアドバンテージがあるのだ。

 浮動票のうち、仮に2割が鳥越氏、および増田氏につき、残りの6割を小池がとったとして。
 これでやっと、小池氏の薄氷の勝利なのだ。逆に言えば、鳥越は投票者のうち、たった2割以上が支持するだけで勝利する。

 彼は、インタビューで、「浮動票?そんなの別に考えなくても大丈夫でしょ」と言っている。固定の150万票が本当に大きいのだ。

 

 都民が鳥越に投票するのは、それは上記インドネシアと同じ過ち。すなわち「安物買いの銭失い」である。莫大な経済的損失を産むであろう。
 そして鳥越。無党派層と向き合うのは辛く厳しい。組織票の150万票にあぐらをかき、無党派層と向き合わなかった事は、後で彼の不利益となって跳ね返る公算が高い。つまりこれも、鳥越にとっての「安物買いの銭失い」なのである。

 そして。安倍政権もね。
 TPP推進を決定したり、消費税増税したりってのは、言わば官僚の要望であって、それを快く受け入れるのは、ラクチンなんだよね。「安物買い」なのだ。

 前の東京都知事選もそう。ネット民にとっては、田母神氏に投票するのは最も精神的に楽な選択なんだけど。あの時は舛添に投票しないと、もっと大変な事になった可能性もあったのだ。

 それで、たまたまうまくいくケースがあるのは事実かもしれないけれど。
 でも、後から考えて致命的に失敗したケースでは、圧倒的に安易に流されたケースが多いように思う。

 俺としては、今回の都知事選で、汗をかくことなく、実は薄氷のデッドヒートなのに、全候補一の組織票にあぐらをかき、安易に流れている鳥越を、勝たせたはならないと思っている。

 こいつは、鳩山由紀夫に勝るとも劣らない「安物」である。
 まず間違いなく、東京はめちゃくちゃにされるだろう。都民は「銭を失う」のだ。
 別に、東京が壊滅する事はなかろう。

 それでも、今回の東京都知事選の各候補者に、因果応報を期待している。

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