あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

勤勉の定義が違うよ。誤解しないように

2016年03月24日 19時51分07秒 | その他
 日本人にとって、勤勉である事は義務である。

 …この記事を読んで、そのように思った。

【産経】「どうしてそんなに辛抱強いのですか?」 気鋭のジャーナリストがこの国のナゼに迫る「新『ニッポン社会』入門」
http://www.sankei.com/premium/news/160319/prm1603190030-n1.html

国民の祝日をいちばん近い月曜日に動かして週末を三連休にするという案について国民的な議論が巻き起こった。ぼくは議論が起こること自体、信じられなかった。休みをきちんととることに反対すべき理由が、いったいどこにあるというのだろう。それでもぼくは、地方のあるサラリーマンがその案に反対だと言ったのを覚えている。『(略)三日も休むと仕事の勘が鈍ります』

もっと驚いたのは、週末を三連休にする案を支持する理由が『まとまった休みがとれるから』ではなく、『(略)みんなが今よりお金を使うようになって経済が刺激されるかもしれないから』というものだったことだ。つまり三連休にする案は、人々が少しでもリラックスするために推進されたわけではなかったのだ

 しかし、この本の著者が少し誤解をしているとも思った。
 日本人は別に、同じ日本人から見れば勤勉だというわけではないと思う。だいたい、俺を筆頭にこんなクソ真面目な事を考えている奴ばかりではない。
 俺も、ハッピーマンデーには反対だったクチだが、3日も会社を休むと仕事勘が鈍る?そんなんで反対したのではない。

 例えば。体育の日は10月10日で、由来は東京五輪の開会式の日である。
 祝日にはそれぞれ意義がある。特に11月3日を月曜に移動させてシルバーウィークにしようという話があがった時、俺はハッピーマンデー関連の話に悪意を感じた。文化の日は元々明治天皇の誕生日だったからだ。
 特に重要な意義がなかった成人の日や、現在のハッピーマンデーの定義と同じ、たまたま10月の第2月曜日が10月10日だったという東京五輪の開会式の日である体育の日とはわけが違う。

 でも、著者が日本人に対し「勤勉すぎて変」と思っているところは理解できた。で、俺は冒頭のように思ったのである。「勤勉である事は日本人にとって義務である」と。正確に言えば、著者の勤勉の定義が俺らと異なっている。勤勉=誠実なのである。日本人は、誠実すぎて変なのだ。これが多分正解。

 他者に対し、誠実でありたいと思う故、日本人は勤勉なのだ。

みんなが『がんばらなきゃ』『我慢しなきゃ』って。なんか変でしょ?

 それは、日本人だから変だとは思わないよ。

ぼくは満員電車に毎日乗るなんて耐えられないけど、日本人はよく『これは仕方ない』って言う。どうかなと思うんだよね

 むしろそんな事すら耐えられないの?と言いたい。

日本に住みはじめた最初の年に、勤務先の社長のアシスタント兼秘書になるという『名誉』を手にした若い男性と知り合った。しかし彼の婚約者は、ほとんど彼と会えなくなったために婚約を解消した。どうやら男性は、仕事から帰るのがいつも真夜中で、週末にも会社に行くことが多いようだった

 それはホントに極端な例。日本人全部がこんなのではない。
 というかホント極端だな!過労死レベルで働くのか、フランス人レベルで休むのか、どっちかの選択肢しか許さんつもりかと言いたい。

人生を楽しむ人が見つからない



 キャスター付きの事務椅子による2時間耐久レースとかをガチでやる日本人の動画とか、結構世界的に大人気だったりする、「和む日本人動画」を見せてやりたい。
 日本人は他人に迷惑をかけない範囲内で生を全力で楽しむ民族なのだ。他人に迷惑をかけて自分が楽する事を「苦」とする。俺はそれがまさに日本人のデフォルトだと思う。

 上記記事の著者はイギリス人である。雑用を奴隷に任せていた歴史を持つ、白人らしい意識だと思ったよ。上記記事を読んでから、この記事(↓)を読んでみると、日本人がいい意味で世界的に特殊である事がよくわかる。

【産経】ソウルでは日本人に家を貸したがる 「引っ越すなら、ぜひ日本人を紹介してちょうだい」
http://www.sankei.com/world/news/160324/wor1603240010-n1.html

 我が国での生活ってのは、外国人、特に白人にとって堅苦しいものなのかもしれない。 みつをの詩で、最近ACのCMで流れてるやつあるやん。

【AC-JAPAN】やわらかいこころをもちましょう
https://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/self_all_01.html

セトモノとセトモノと
ぶつかりっこするとすぐこわれちゃう

どっちかやわらかければだいじょうぶ

やわらかいこころをもちましょう

そういうわたしはいつもセトモノ

 俺は日本人みんながお互いに誠実で「どっちも柔らかい」社会が好きなのである。そりゃー日本人にもセトモノはいる。でも、諸外国に比べて、日本人は確実に柔らかい人の比率が大きいと思っているのである。

 やわらかくありたい。
 そう思わないか。で、前述のイギリス人の思った「良き生き様」「我慢しない生き様」ってどう思う。俺は、あれが柔らかいとは思えないのである。

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