あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

親日左派が生まれるその日まで

2015年01月29日 23時27分27秒 | その他
 なかなか面白いエントリを見つけた。

【倉本圭造】そろそろ安倍政権を倒したいあなたに授ける戦略
http://keizokuramoto.blogspot.jp/2015/01/blog-post_28.html

 もともと、陳胡痒氏のところで紹介されていたもので、クッソ長いエントリなので、陳氏が抜粋している部分だけ紹介してみようと思う。

(引用)日本ていうのは現状維持で「ナアナアにとりあえずマアマアなところに落としこむ力」は凄くあるので、「理屈で考えて啓蒙主義的に動かしたい」人にとっては非常に難しい環境です。普通に生きているだけで「世間さま」の重みに耐えて耐えて生きている感じがする人にとっては、安倍政権的なものに憤懣やるかたない気持ちを持つのは当然のことかもしれません。(了)

これには頭がアカな左翼のインテリも池田信夫みたいなネオリベの小さな政府主義者も揃ってうんうんでしょうね。

 あと。上のエントリで紹介されている、倉本氏絶賛の「朝日新聞をも上回る左翼の」東京新聞が投下した、彼曰く「どう読んでも中道」という社説も紹介しておく。

倉本氏「東京新聞でもこれぐらいの社説が出るんだなぁと感無量」

 との由。

【東京新聞】「反日と嫌韓」止めねば 年のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015011302000089.html

 この倉本氏、ツイッターのタイムラインを流れるツイートを見る限り、いわゆる「売国左翼」のお仲間である。
 が、まあ陳氏が褒めるだけあって、比較的理知的なエントリだと言える。確かに、昨今の左翼とは気色が違う。

 でも。陳氏って、なんでこのエントリを「アカでもネオリベでも納得できるだろう」って思えるんだろう。俺はぜんぜん納得できそうにないんだけど。

 確かに、日本人ってのはなあなあにもっていくのは天才的だと言えるのだけどさ。それは相手もなあなあにしてくれるからなんだよ。日本人同士なら話は戦後70年までもつれたりしない。
 今、韓国って猛り狂っとるやん。あれとなあなあは無理だよ。
 それは、日本人がどうこうできるレベルの話ではない。

 そもそも、あの国と仲良くして日本にいったいなんのメリットがあるのよ。そこんとこちゃんと考えているのだろうか。

 読者ターゲットが左翼で、目的が安倍政権の打倒だから、話の方向性として「今後の正しい左翼のあり方」というのは共感できる部分もあるのだけど。要するにこの主題で韓国を絡めて考える事が間違っている。例示が不適切なんだよ。

 そう。このあたりで勘のいい人は気がついたかもしれないけど。
 そもそも、日本の左翼がなんで売国的なのかと言えば、中韓の代弁者という立場がサブではなくメインだからなのである。

 アカだろうとネオリベだろうと、日本人はちゃんとなあなあで折り合いがつけれるのよ。んなこたぁわかっている。それができないのは、アカの連中は日本国内で中韓の擁護ばっかに終始しとるからなのだ。

 そもそも、日本の政治環境ってのは、東西諸国のパワーゲームの場なんだって。俺の昔からの持論なんだけどさ。日本の政治家に、中韓やアメリカの代弁をするなってのは、現時点では無理なんだよ。

 俺の予想では、日本は今後もどんどん中韓から離れていくと思う。もはやこの流れは止まらないだろう。
 この流れを変えるには、劇的な中韓の心境の変化が必要なんだけど…無理だろ?

 すると、日本の政治環境は近い将来アメリカ勢力一強になるんだよ。ここで、アメリカの代弁ばかりする親米保守が今度は叩かれるようになっていく。そうなって初めて、おそらくそこそこの規模の親日左翼が生まれると思うんだよね。

 そこまでくれば、恐らく日本でも二大政党制に移行できるようになる。

 日本は、まず何より政治の世界から中韓を排除するところから始めなければならない。上の東京新聞の社説にせよ、冒頭の倉本氏の超長いエントリにしてもそうだけど、反日を実現させるのが第一目標の連中と、その第一目標を日本側だけみないようにしてロジックを組み立てて、うまく回るわけがない。

 そこさえなくなってしまえば、倉本氏の言うような流れに自然になるんだよ。

 だからこそ、日本の2ちゃんねらー達は、まあ俺もそうだけど、あの連中と関わらない事を目標にしているのである。

 あーゆー連中は、遠くから眺めて愛でるくらいが丁度いいと思う。

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インパクション 195 特集:ネオリベとサブカル