あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

南スーダンPKO・雑感

2014年01月14日 22時54分24秒 | 政治(野田政権)
 南スーダンPKO派遣で、自民党が銃弾1万発を韓国軍に無償提供した問題は、俺がブログを休止している間の中でも、かなりホットなニュースだった。

 今もまだ、銃弾1万発問題については様々な報道で燻っているが、この問題はかなり興味深かった。

 国連を通じたとは言え、他国への武器供給という左翼があまりに喜びそうなネタなのに、報道はされるもののものすごい抑制されたトーンと言うか。テレビもあまり騒がない。違和感バキバキである。

 そもそも、この南スーダンPKO派遣、決めたのは民主党だ。

 派遣決定当時の現地スーダンの状況も、混迷を極めた状態で、日本の応仁の乱のような状態である。紛争開始当時の「北スーダンVS南スーダン」から、「南スーダン反政府軍VS南北スーダン軍」と、敵味方が流動している。日本のPKO参加5原則にも明確に違反しているのだ。

【外務省】PKO参加5原則
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/pko/pko_sanka.html

1.紛争当事者の間で停戦合意が成立していること。

 この通り、「原則その1」で破綻している。当事者すら曖昧なのである。
 なぜ、日本政府…いや民主党は、こんな状況に陥る事が明白だったPKO派遣をやっている?しかも、このPKO派遣参加国は、こんなラインナップなのだ。

 ケニア、中国、ルワンダ、カンボジア、バングラディシュ、モンゴル、日本、インド、ネパール、韓国

 アメリカとかイギリスとかはどうした。なぜか途上国多数。
 気のせいか、日本(民主党)も含め中国に親しい国ばかりが派遣されているように思う。そりゃー途上国ばっかなので、韓国軍と互換する銃弾持ってるのが日本だけって事態になるわな。

 ちなみに、南スーダンは中国が外国で油田を獲得した最初のケースであり、中国の主たる石油供給源の1つなのであった。

 そして…。
 南スーダンは一度派遣してしまうと、難民等の発生も容易に予想でき(PKO部隊がいるだけで抑止力になるから)、非武装の自衛隊は単独では離脱困難となってしまう上、人道的見地からも後戻りできなくなってしまう事が最初からわかっていた案件だったんだな。
 2011年11月、南スーダンPKOを民主党が「責任は我々がとる!」と強硬し。

南スーダン国際平和協力隊の設置等に関する政令
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H23/H23SE345.html

 その後の外交防衛委員会で自民党を代表してヒゲの元自衛官、佐藤議員が猛反発していたわけだけど。
 この南スーダンPKOを決めた民主党の連中の、外交防衛委員会での態度をどう思う?

【つべ】佐藤正久が南スーダンPKOに自衛隊を派遣した民主党をフルボッコ 2011/11/29


 俺には、中国の国益の為に、日本人の命を粗末にしているようにしか思えなかった。
 奴らが残した爪あとは、今もなお、日本人を苦しめている。

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