あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

マスコミとブーメラン

2010年01月19日 23時04分42秒 | 国内の事件
 最早、どこの新聞社も第1報が信用できない…。

 俺は大手マスコミっつーのは、裏取りとかきっちりやってて、背景にある思想は置いておいて、それなりに信用があると思っていた。

 ぶっちゃけ、

「嘘は言ってない。本当の事を話していないだけだ」

 だと思っていたのだ。だからこそ、複数の媒体から同じ取材対象の記事を確認し、より真実に近いものを独自で分析する事ができる。

 これが出来るのは、

 「マスコミが嘘を言っていない」

 という大前提があればこそだ。
 しかし…。例えば俺が愛読する産経新聞では、インド洋給油撤退の後釜は中国としつこく繰り返したり、赤字国債の大量発行は日本崩壊の序章とか、特に軍事&経済に面白くもないジョークが多い。
 要するに正確なウラ取りがないトバし記事が多いのだ。それでも新聞か。
 人民解放軍の海上給油法は他国と規格が異なるから無理があるとは、複数の評論家が指摘しているし、当の中国当局関係者も既に否定している。
 また、赤字国債発行で日本崩壊とか、GDPの計算方法を本当にわかっているのかとか、真剣に疑いたくなる。

 だから、産経社会面に掲載中の小澤問題シリーズ企画「剛腕の威光」とか、実に生々しい、登場人物の息遣いが聞こえてきそうな記事も、

「うーん…。これ全部本当の事なのか…?」

 と、どうしても一歩引いて考えてしまう。まあこれはこれでいい事なんだけど。よくネットでチラ裏が放流された後、新聞記事になったりした場合に、

「ソースがついた」

 なんて言うけど、最早新聞自体、ソースになっていないレベルに達している。
 先日の日曜日なんざ、大学入試センター試験の○×問題で、

「外国人参政権は、最高裁で違憲認定されていない (解答=○)」

 なんてものまで存在し、

「だってセンター試験で○やったで。外国人参政権は憲法違反とか言ってる奴はアホだぜイエー。ソースがついたわ」

 とか言えてしまうのである。ふざけんな。

 今日も今日とて朝日新聞が

 【マスコミ】朝日新聞の世論調査、%はそのまま母集団が「名護市の有権者」から「全国の有権者」に差し替えられる

 なんて記事を書いていたりする。
 ちなみに、この世論調査、「外国人参政権に賛成か?」という問であり、賛成者が60%だったのだそうだ。
 FNNの世論調査では逆に反対が80%オーバーなんだけどな。

 もう全国紙すべてが、満遍なく捏造しており(朝日・毎日左派系の方が酷いと思うけど)、最早ウンコ混じりのカレー状態だ。

 未だかつて、ここまで情報がカオスになった時期があっただろうか。
 …いや、多分昔からカオスだったんだろうけど。現在はネチネチと検証する輩がワラワラと存在するのが問題なんだろうな。

 ああ。かつて政府をネチネチとチェック検証する機関だったマスコミよ。今は一般人にネチネチと検証されて、立場が逆転しておるな。

 まるでどこかの党のようではないか。
 自由のない党は、以前、自由のある党をネチネチ検証してたのにな。