あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

民主党の末路

2009年08月11日 22時13分35秒 | 国際
【覚書】大統領の狂乱支持率 1
【覚書】大統領の狂乱支持率 2

 米オバマ大統領の支持率が下げ止まらない。
 原因は社会保険制度改革の停滞だ。
 オバマは日本と同じ、国民全員が社会保険に加入する為の改革を推し進めようとしていたのだが、当然ながら現在の既得権益層である医療業界からは猛烈なバッシングを受けている。

 そりゃそうだ。民間がやってた事を国営化しようというのだ。商売あがったりになってしまう連中は必死で抵抗する。
 そうならないようにするには、米自動車業界がそうであったように、崩壊寸前まで追い詰めておいて、国家が救済するという形で「事実上の国営化」としてしまうか、あるいは日本のビン・カンのリサイクル業のように、元々まったく発言権がない連中から職を盗りあげるしかない。

 民主党はどこも変わらないなぁ。リベラル志向というものは、まず理想が先に立つ。野党の間はそればっかり語るから、与党になった時の乖離が激しい。
 現実問題として、アメリカで「国民みな保険」の実現は難しいだろう。恐ろしく狡猾で遠大な計画が必要になる。

 オバマは、その超絶なる人気でもって自らの計画を強引に押し切って反対をねじ伏せる形で英雄となるか、ぐずぐずして機を逸してしまい、ピエロになるかのいずれかだとは思っていたのだが、どうやら後者だったようだ。

 そこまでちゃんと、オバマ大統領誕生時から想像がついていたのに、そのエントリを書いていなかったせいで、後だしジャンケンになってしまった。それがちょっと悔しい。


 ところで。現在の米民主党のオバマの体たらくを見ているうちに、思うところがあった。

 「チェンジ!チェンジ!」とばかり連呼する選挙手法…。今の日本の民主党の「政権交代!政権交代!」と一緒じゃないか。

 思えば、米民主党と日民主党の共通点は多い。リベラルだし、「チェンジ」だし、親中国だし。数え上げればきりがない。
 結局、何もできずに終わると思われる、米民主党。日本民主党も必ず同じ末路だろう。

 日本の民主党も、現在政権奪取後の予定の政策集(コメントで、俺がマニフェストだと勘違いしていたものは、政策集だよと教えてくださった方、ありがとうございます)を見て、反民主に鞍替えした団体は、実はかなり多い。
 地方と、心ある日本人を多数敵に回した。選挙前から、既に暗い影が落ち始めている。

 それゆえ、現在の米民主党の様子は、日本の民主党の行く末を見ているようなんだが…。もし、日本の民主党が政権奪取したら、まず間違いなく同じような道筋を辿って崩壊していくんだが…。
 村山政権がそうであったように、短期間で「ゆとり教育」の導入、ジェンダーフリー関連への過度な予算配分、村山談話と、現在に至るまで深い爪跡を残す事が、想像に難くない。

 これが嫌で、俺は「与党・民主党」が嫌なのだ。

 最早民主党の味方は、日本人以外と日本人以外の人達で牛耳られたマスコミだけのような気がしているんだが…。
 マスコミがやってる世論調査も、ネットの世論調査も既に両方にバイアスがかかっているような気がして、もう何も信じられない。

 本当のところの、現在の麻生内閣の支持率はいったいいくつなんだっ。

P.S.
 なかなか強烈な、民主党のチラシを貼っておく。
 独自に「うっかり活動」をされている方に、敬意を。