あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

あやしいクスリの話、ミナミの例の放火

2008年10月15日 23時00分15秒 | 国内の事件
 この間大阪のミナミであった、個室ビデオの放火、今日の産経新聞の社会面で記事になっていたが、どうも某宗教で使用される幻覚作用のあるお茶を事前に飲んでいた事がわかったそうだ。
 その記事によると、そのお茶の効き目は6時間(長っ)ぐらい。犯行は10時間後だし、心神喪失状態とはいえないだろう…。とか思っていたのだが、このお茶がすんごい強烈なものらしい。
 俺は学生の頃、実はあのテの脱法ドラッグをいくつか経験した事があったりする。経験しているがゆえに、そんな強力なシロモノがあるとは…と、大層驚いた。

 「サント・ダイミ教」というブラジル発祥の宗教で使われる「ダイミ茶」というもので、その体験談を、某掲示板のカキコで見つけた。



617 :名無しさんといっしょ :02/05/18 23:37 ID:???
障害の認定や出版の話をしているところに割り入ってすみません。
前スレでルナ君がパンタ笛吹氏に送ったメールっていうのがありましたが、そこにあった「サントダイミ」についてググルで調べてみた結果をちょっと報告させていただきます。
ココにあるメールのなかの「先日、サントダイミやるブラジルの人たちが来たヨ、遊びに。
とっても穏やかな人たちで、とっても楽しかった。」という部分です。

検索の結果サイトダイミとはキリスト教神秘主義のグループで、その儀式には強烈な幻覚作用のあるアヤワスカという植物が用いられることがわかりました。
アヤワスカやサントダイミで検索すると危ないドラッグのページがいっぱい出てきます。一々あげたらきりがないのですが、例えばココには
「アヤワスカは「完全なる知恵」の植物といわれる。最強のサイケデリックハーブ。
ウイリアム・バロウズのいう幻の薬物ヤヘ、サントダイミ教団のいうダイミと同じものだ。幻覚作用はLSDの数百倍といわれるDMT含有のたばこと一緒にもちいる。
アシッドが優しい風なら、アヤワスカは暴風雨にたとえられるハードコアなものだ。
それは何千年もの間、インディオの儀式のなかで慎重にあつかわれてきた。
おそらく日本に持ち込もうものならば
発狂するものが続出するだろう。シャーマンによって慎重に被験者はコントロールされ、ナビゲートされる。 」と書かれています。
ココには
「宗教儀礼の枠組みの中で使われるという範囲内では、信者たちのモラルも高く、アヤワスカの使用は合法であるということになった。たしかにアヤワスカにはヘロインやコカインのような、いわゆる麻薬のような依存性はない。しかし長年にわたって摂取しつづけることで心身に害がないのかどうかについては結論が出ておらず、現在も医学的な調査が続行中だ。」ともありますが。

他愛のないメールの中の意味不明のカタカナと思って見過ごしていたのですが、これはちょっと驚きました。まあ、そういうことをやる人と付き合いがあるからと言ってルナファミリーが同類などと短絡的なことを言おうとは思いませんが、「うちは強いて言えば浄土真宗ですが」というルナママの発言が信じられなくなってしまったことは確かです。
この教団が日本にも支部を作って、信者を勧誘しているらしい。宗教自体は聖母マリアを信仰するカトリック系の南米土着宗教であり、特に怪しいというわけじゃないらしいが、コレが日本のドラッグ愛好者に大人気w
飲んでから1時間半が過ぎたとき、突然来た。
ふと自分の手を見ると粘土細工の様に見えてしまう。じっと見てると粘土の指がグニャと伸びたりする。周囲を見るとエンボス加工した写真に後から色付けした絵画の様な不思議な世界になっている。周囲の人も動いているんだけど粘土の造物の様にも見える。目を閉じると極彩色のモザイクの様なサイケデリックな世界、後から後から色が溢れ出て来る。皆の歌声が模様になって見えている事に気がつき、「音だって目に見えるんじゃないか! なんで今までこんな事に気がつかなかったんだろう!」とか「音と目に見えている世界の区別っていったいなんなんだろう?」とかLALILA独特の奇妙な思考の世界に突入(苦笑)
目を開けて再び周囲を見渡すとトイレに行こうとしている人が目に入る。しばらくしてもう一度その人を見ると、またトイレに行こうとしている。というか時間が少し前に戻ってさっき見た光景をplaybackで見ている自分に気がつき、頭の中は「????」腕時計を見てみる。また見てみる。しばらくしてまた見てみる。何度も見てみる。殆ど時間が進んでいない! 1・2秒の間に何度も時計を見られる筈は無いのに、時間の世界が狂ってる!「時間とは・・・いったい・・・」再びLALILA独特の思考の世界へ(苦笑)
この辺でダイミ茶の2杯目が配布される。嫌だったら飲まなくてもいいみたいけど、不思議な世界への好奇心に勝てずに飲んでみる。座っているのが辛くなり横になってみると、身体が勝手に動きだす。自分の意志とは関係なく奇妙な単純運動を繰り返してしまう。止めようと思えば止められるけど、そうしている方が身体が楽なので、そのままかなり長時間?バタバタしてた。
こちらのサイトの人は、実際に体験してきたらしい。まぁ、こういう事件があったからには、もうすぐ規制されるだろう。



 出元:【ネットゲリラ】個室ビデオ放火事件と脱法ドラッグ
 http://shadow-city.blogzine.jp/net/2008/10/post_faca.html


 うーんこれは凄い。
 これだけ強烈な幻覚効果があれば、効果終了後も尾を引くし、冗談抜きで犯人は心神喪失状態かもしれない。脱法ドラッグでも強烈なのがあるんだなぁ。知らなかった。

 しかし、この犯人のせいで、このドラッグは今後確実に規制対象だな…。
 まあ、俺の知り合いの知り合いあたりの話を、風の噂レベルで聞いたところによれば、コカインやヘロインのような凄まじい習慣性がある麻薬でも、長年お付き合いして問題のない人もいる。
 ネットゲリラさんとこで紹介されている掲示板のカキコで、

「趣味のレベルで嗜んでいるだけなのに…こいつのせいで規制される。迷惑な話だ」

というものがあったが、普通、手を出すと、大半の人がハマってしまい、過剰投与してしまうものなのだ。超人的な自制心が要求される。
 しかも、周辺に迷惑はかけなくても、俺は老化速度が倍化したかのように変貌する姿を見た事がある。あれを見せ付けられるだけで迷惑だ。

 このアヤワスカという薬は、長い歴史もあり、用途を間違えなければ即座に完全禁止とまでするほどのものではないとは思うけれど…。
 気軽に誰でも使えてしまうのはやっぱり問題だろう。規制は当然だと個人的には思う。

 同時に、俺はこの個室ビデオ店放火事件の裁判に、今日初めて興味を持った。
 俺は、例え心身喪失状態であったとしても、罪は罪。死んで償うべきだと思うが、これでは本当にどうなるかわかったものではないな…。