IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2010.09.09 『日本酒の季節』(枻出版社)で三重県ネタ

2010年09月09日 22時40分19秒 | 三重県ネタ



『日本酒の季節』というのを本屋で見つけて即、購入(笑)。
“夏から秋に飲みたい123本をイッキに紹介!” ということで、全国各地の日本酒を紹介しています。ちなみにワタシが住む三重県の日本酒は次の10本が紹介されていました。
●『作』(清水醸造)
●『而今』(木屋正酒造)
●『夢窓』(新良酒造)
●『若戎』(若戎酒造)
●『参宮』(澤佐酒造)
●『俳聖芭蕉』(橋本酒造場)
●『伊賀の酒・三重錦』(中井仁平酒造場)
●『酒屋八兵衛』(元坂酒造)
●『妙の華』(森喜酒造場)
●『天遊琳』(タカハシ酒造)
県別に見ると、鹿児島は焼酎が有名なせいか0本、沖縄は泡盛が有名ですが日本酒1本、『黎明』(泰石酒造)が紹介されていました。多いところでは米どころ新潟県が18本、山形県17本、広島県16本。広島が多いのがちょっと意外でしたが。


「今や夏の風物詩!? 発泡性清酒は「夏こそ旨い」!」
ワタシの好きな発泡性清酒をトップで取り扱い。厳選10銘柄が紹介されていましたが、いずれもワタシが知らないモノばかり。それぞれ機会があれば飲んでみたいと思いました。
特に面白そうだったのが、『MIZUBASHO PURE』(群馬県・永井酒造)。シャンパンと見間違うようなボトル、ラベルなどでパッケージングされています。
また、『いづみ橋 夏ヤゴ にごり酒』(神奈川県・泉橋酒造)はラベルの芋版風のヤゴの絵がかわいい(笑)。なぜ清酒にヤゴなのかわかりませんが(笑)。


「今が旬! 編集部が選ぶ 夏吟・夏酒 今、飲みたい47本」
グリーンやブルーの瓶のお酒が並び、涼しげ。
ここで三重の酒『伊賀の酒・三重錦 涼純』『天遊琳 手作り純米酒 夏純』が紹介されています。


「“食” と“酒” を合わせるということ」
いま、吟醸酒や生酒に人気が集まっているらしく、それらは単独で飲んで美味しいのであって、どの料理に合う・合わないというチョイスを楽しむ性格が弱まっているとのこと。そんななか、改めて「食中酒」としての日本酒を改めて見直してはどうか、という内容。
ワタシは冷やのままで飲む方が好きですが、今度 “燗” にして飲んでみるかなぁ。


「キリリと冷えた夏の冷酒を楽しむ 今宵の肴(アテ)」
●「10分でできるカンタンつまみ4品」
●「夏バテの時は! スタミナつまみ3品」
●「休日にゆっくり飲みたい時の3品」
と10品の料理を紹介。


「秋の風物詩 ひやおろしがやって来る!」
ここでは “ひやおろし” と “秋上がり” という用語の説明があり、その後76本の “ひやおろし” を一挙紹介。
三重県の酒としては、『作 ひやおろし 純米原酒』『三重錦 二号須弥酒』が紹介されています。


「温度帯で異なる 味の変化を愉しむ」
“本醸造” ・“純米酒”・ “吟醸酒”でそれぞれ5度、10度、常温(18~22度)、40度、50度での味の傾向を解説していて興味深いです。


「年に一度の 日本選手権」
ここでは次のような内容が。
●「全国新酒鑑評会」ってなに?
●「全国日本酒フェア2010」リポート
●『愛乃澤』杜氏インタビュー
● 平成21酒造年度 全国新酒鑑評会 金賞受賞酒一覧
ちなみに三重県の金賞受賞酒は『鈴鹿川』(清水醸造)『おかげさま』(伊勢萬)『俳聖芭蕉』(橋本勝誠)の3本。


「酒販店が注目する 蔵元&ブランドがコレだ!」
東京から広島、香川あたりまでの18の酒販店がセレクトした日本酒を紹介。
三重県の酒としては、『三重錦 涼純』『酒屋八兵衛 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町』『天遊琳 手作り純米酒 夏純』の3本が紹介されていました。


「日本酒が旨い居酒屋が薦める 自慢の逸品」
22店舗を紹介しているのですが、いきなり『荻窪いちべえ』が紹介されていました。
ワタシは荻窪に20年以上住んでいましたが、ここには一度も行かず終い。今度東京に行くときは、行ってみたいです。
ちなみに22店舗のうち13店は東京で、ほかは愛知2店、京都4店、大阪1店、和歌山1店、兵庫1店と、かなり偏っています(笑)。

「全国蔵元・酒販店リスト」
巻末のこのリストは、それぞれの住所、電話番号の他、HPの有無、発送の有無が一覧表示されており、この本に紹介されているお酒を取り寄せたいと思ったときに便利。


こんな感じの内容でございます。日本酒好きにオススメの一冊です。


日本酒の季節 (エイムック 2009)

エイ出版社

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4 コメント

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冷or燗? (sae)
2010-09-10 10:47:45
私は昔、燗の酒が飲めなかったのですが、今は燗も好きです(夏以外で)

冷たくして飲むと、味オンチなので、よほどの日本酒でないとワインの方が好きです。
でも、冷でも常温なら、ワインよりはいいかな?

うまいと云われている酒(こしの寒梅とか)は皆冷で飲むようにいわれますね(笑)

冬寒い時に熱燗、丁度良い季節にぬる燗とか、飲みたくなる時があります。

そして、たしかにつまみによって、酒がまずくなる?時はありますよ。反対につまみがまずくなる時も…(笑)
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ワタシは「冷や」ですが・・・。 (ikeda_hiroya)
2010-09-10 11:52:42
saeさん、こんにちは。

この本は最近の日本酒の傾向について語っているページがあり、10年前に新潟の淡麗辛口ブーム、その後生酒ブームが起きたとしていますが、そもそも日本人の日本酒離れが進んでいる中、消費者の嗜好の変化に合わせて日本酒を変えざるを得ないのかもしれません。

ワタシ自身も普段はビール(発泡酒)にチューハイなので、今どきの日本人なのかもしれませんが、それでも『酒蔵見てある記』に参加以来、日本酒をずいぶん飲むようになりました。

でも、ブームは波のようなものですから、そのうち「燗」のブームが来るかもしれませんね。
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Unknown (foma)
2010-09-10 18:59:58
こ、この本はさっそく買わなくては・・・。

因みにIKEDAさんは発泡性清酒もお好きだそうですので、我が地元高知の『美丈夫 舞 純米吟醸うすにごり』(http://marumiya.ocnk.net/product/203)なんかいかがでしょうか?
オススメです。
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RE: Unknown (ikeda_hiroya)
2010-09-10 19:36:45
fomaさんの地元は高知県でしたか。

『美丈夫』というお酒はこの本でも巻末リストに載っていましたが、『美丈夫 舞 純米吟醸うすにごり』は残念ながらけいさいされていないようでした。とはいえ、せっかくのオススメなので、早速2本注文しましたよ(笑)。ご紹介ありがとうございました。届いたら、またレボートしたいと思います。
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