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カルリの子守唄

先日「今度弾きます」とツイッターで予告した新曲、「カルリの子守唄」の譜面が九割がた出来上がりました。
これから何度か、コンサートに出すのを前提に弾きこみ、「ここを変更すると、もっと良くなるなあ」というところが見つかれば、それが残りの1割です。
カルリのよく知られたアルペジオの練習曲の和音進行から出発して、メロディーを自分で作ってどんどん膨らませ、結局、和音自体をいくつもさしかえました。
ですから、「編曲」でなく「作曲」と言ってしまって問題ないでしょう。
先月でしょうか、自宅教室でNさんをお相手に、「モーツァルトの子守唄」のレッスンをやっていた最中に「カルリのあの曲を素材に、よく似た雰囲気の曲をひとつ作れそうだな」と気づいたものの、まさか、その場で五線紙に書きつけるわけにもいきません。あとは、三郷山を歩きながら主旋律を考えました。
先週から今週にかけて、メロディーと和音進行、全体の構成がまとまってきたので、「よし! 今度の例会に間に合わせるぞ」ということで、そのつもりで練習を始め、メモするように五線に音を残してきました。
A4の用紙でちょうど1頁におさまりました。技術的にはやさしく、ヘンツェの「ノクターン」程度だと思います。これなら「書いた本人しか弾けない」と言われることはないでしょう。
大手楽譜出版社の目にとまるといいんですがねえ(笑)。
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